金魚が4匹

2010年7月にボストンから日本へ帰国。でも、相変わらずな日々です。

アメリカ食材で晩御飯11

2009年01月30日 | ボストン(アメリカ食材)
今日は1週間に1度の買い物の日。
節約のために、食材の買出しは1週間に1度と決めてるのです。
金曜日は、買い物できて嬉しいけれど、1週間分の内容を考えつつ、
かつ節約も頭に入れなきゃいけないので、ちょっと大変。


今日は、「Catfish」というお魚を購入しました。

白身のお魚ですが、身がかなり肉厚で、プリっとしてて、しかも新鮮な色。
1ポンド(約500g)で5㌦。迷わず購入しました。
でも、Catfishって、日本語ではなんていう魚だろう??
電子辞書はいつも持ち歩いてるのですが、そのときは調べず、家に帰って調べてみたら…
ナマズ!!
しかも検索して見つけたCatfishそのものの姿は、結構衝撃的。
でかい・・・。
気になる方は、画像検索してみてください。

ナマズって淡水魚だったっけ?泥臭いのかな??
買ったものの、どう調理したらいいか、おろおろ。
そこで、「Food Network」のサイトで調べました。
「Food Network」とは、ケーブルテレビのチャンネルのひとつで、
一日中料理番組があってます。
料理の鉄人アメリカ版とかあってるんですよ。
ちなみに、料理の鉄人は「Iron Chef」です。
鉄人の一人に日本人の方がいます。


さて、調べてみたら、メニューが多いのに驚き。
結構メジャーな魚なんですね。
フライにしてフィッシュバーガーにすることもできるようですし、
なかなか使い勝手がいい魚のようです。
私は、レモン果汁ベースのマリネ液につけて、コーンミールでフライするというものにしてみました。


マリネ液は手作りです。
本当はいろんな香辛料やハーブを入れるようですが、家にないので、とりあえず、
レモン果汁に刻んだニンニクと乾燥タイムと塩コショウ。


コーンミールとは、コーンの粉末です。(この画像では小麦粉を入れた後なのでちょっと白っぽい)
つまり、コーンフレークの材料。
使い方は小麦粉に似てて、
コーンブレッドというミニパウンドケーキに、小麦粉の代わりに使ったり、
魚をフライするときの衣にしたりします。
もともとが黄色いので、揚げたときの彩りもいいし、
細かい粒子なので、パン粉よりは、あっさりしてるもののサクサクするので、私は好きです。



完成。
粒子が細かいので、衣としては非常に薄いので、気をつけないと揚げてる途中に、
衣がはがれてしまいます。


味はあっさり淡白。とくに泥臭くありませんでした。
肉厚で、もっちりした食感です。

レタスとマッシュルームと蒸しポテトのサラダ、お味噌汁にご飯をつけて、
今日も楽しい晩御飯。

メイン州ヨーク

2009年01月24日 | メイン州
ストームの週末が多かったこのごろですが、今日はまずまずの晴天。
どこかに行きたいな~、ちょっとドライブに~、と思っても、
冬季閉鎖の施設の多いこと!!
開くのも5月というのが多くて、5ヶ月も待てるかっっ!!
ということで、冬季閉鎖のない屋外の観光名所に行くことにしました。
つまり、極寒の中にさらされるわけですが、
遊びに行きたい~っの気持ちが今は優先。


マサチューセッツ州ボストンから車で1時間ちょっとの、メイン州ヨークにいきました。
マサチューセッツ州のすぐ上はニューハンプシャー州で、その上がメイン州。
メイン州の上はもうカナダです。
つまり、マサチューセッツ州より寒い…。
メイン州には、灯台(ライトハウス)がいくつもあって、ヨークにも有名な灯台があるので、
それを見たかったのです。
灯台なら冬季閉鎖はないですもんね。
でもつまり、冬の極寒の岸辺…。


高速道路を北へ北へ走りました。
アメリカの高速道路には日本のようなサービスエリアやパーキングエリアはありません。
ガソリンスタンドやマクドナルドなどの飲食店の案内の看板が、高速道路の出口前にあります。
高速道路の料金は無料、つまり出入り自由なので、気軽に高速道路から降りることが可能です。
ニューハンプシャー州に入ったところと、メイン州に入ったところに、ビジターセンター(州の観光案内所)が、
高速道路に直接面してるので、休憩するならそこがベストです。


冬の大西洋。

 <夫とほーちゃん>
風も強く、むっちゃくちゃ寒かったです。
体感温度はおそらく氷点下20度以下。
写真を撮るために手袋を取ったのですが、5分も持たない。
ピントとかそういう問題じゃなく、シャッターを切るのが精一杯。
引き潮だったのか、砂浜が100メートルくらいありました。
そこで岸辺で犬の散歩をしてたり、凧揚げしてる子供たちがいて、
慣れってすごいなあ…と変に感心しました。
砂浜の砂が、日本の浜辺の砂と違うんですよ。
砂というより、泥にちかい。
しかも凍ってるし!!


行く予定の灯台が見えてました。
右端っこの、わかります?
海岸沿いの家並みが、白かグレーで統一されていて、とても外国っぽい。



ノーブル灯台です。
陸から20メートルくらい?離れた岩の小島に建ってるので、いくことはできません。
これまた寒い。陸の突端なので、10分外にいたらすべての知覚が麻痺しそうでした。
夏場にはとても気持ちいい人気の観光名所のようですが、
この極寒の中でも、結構観光客が多く、三脚で撮影してる人たちもいて、
ある意味、今だからゆっくり見れたんじゃないかと思います。
駐車場のギフトショップが冬季閉鎖だったのが、残念でしたが。


駐車場にあった望遠鏡の上にカモメ。
観光客に撮られまくってたカモメさんたちです。
カモメの足はしもやけにならないんだろうか。



外にいたのは30分もなくって、ほとんど車での移動でしたが、
初めての脱マサチューセッツ州だったので、それはそれで楽しかったです。
ちなみにお昼ご飯は私が作っていったフィッシュバーガー。
一部有料道路があったので、今日の出費はたった3ドル。(ガソリン代抜きで)
冬だからこその、安上がりの旅でした。
(きっと夏なら、いろいろ買ってる)

はじめてのプレイデート

2009年01月22日 | ボストン(学校)
プレイデートという言葉は、こちらに来てはじめて知りました。
日本人的感覚からすると、プレイデートってなんだかとってもラブ~のような感じですが、
単なる「お友達と放課後約束して遊ぶこと」です。
日本人のお友達とプレイデートするとことはしょっちゅうですが、
なんと今回は、ほーちゃんの一番のお友達のアメリカ人の男の子が、
「プレイデートしようよ」と誘ってくれたのです。
そして今日、彼が我が家にやってきました。


彼は3人きょうだいの末っ子で、なんというか、大物素質があります。
マイペースなのですが、誰にも迷惑かけることもなく、かつ気配りもできて、人を楽しませます。
だけどひとはひと、自分は自分、という適度な距離感ももってるので、
一緒にいて苦にならないのです。
先週、ほーちゃんのクラスの女の子の誕生会があって、
みんなで劇をするというイベントを計画してあったのですが、
知らない子もいて、ほーちゃんは泣いて、夫の後ろから出てこれなかったのです。
ところが彼が来て、ほーちゃんを連れ出して、おどけて笑わせて、ようやくほーちゃんはニコニコ、劇に参加できました。
ほーちゃんの学校生活は彼なしには考えられないくらい、お世話になってるのです。
そして、私たち家族も彼が大好き。


うちは日本式なので、玄関で靴を脱ぎます。
それもちゃんとできて、家に入ったら、ほーちゃんのレゴに目の色が変わりました。
そんで、ひとりでもう夢中。
ほーちゃんは、ほーちゃんで、ひとりで別のおもちゃで夢中。
別に一緒にいる意味ないじゃん…と思うくらい、それぞれの世界に入っちゃってました。
おもしろかったのが、遊んでる真っ最中の擬態音。
男の子がいる家庭は分かると思いますが、
男の子って、戦いの擬態音が上手なんですよ。
ほーちゃんも「ドガーン」「ガシャ、キシ、キシ、ドゴホーン」とよくひとりで、ぶつぶつ言ってます。
戦いは突然始まります。
朝食の目玉焼きの隅っこが突然怪獣になって、戦いになります。
そしてやっぱり彼も擬態音上手。
しかも、ほーちゃんが日ごろ言ってるのとおんなじ。
男の子の戦い好きに国境はないんだ…と苦笑。
確かに、言葉なんか要らないですね。
「ガシャーン」「ゴオオーー」「ドカッ、シャコーン」で充分。


おやつに日本の湖池屋のポテチとかっぱえびせんを食べて、お母さんが迎えに来て帰りました。
お母さんが玄関で待ってる間、彼はトイレに。
そのときほーちゃんが一人で遊んでて、やっぱりあの擬態音が。
すると、彼のお母さんが、
「ドゴーン、カシャ、カシャって、どこでも一緒ね」と大笑いして言ってました。
うちではよく、ほーちゃんのおもしろ擬態音の話が話題になるのですが、
きっと彼の家でもそうなんでしょうね。
国境も言葉も超えて、同じ男の子をもつ親として、ちょっと心が通じた瞬間でした。
男の子っていいなあ。

ウィンター コンサート

2009年01月21日 | ボストン(学校)
学校で「ウィンター コンサート」がありました。
コンサートとつくとなんだかものすごいようですが、
早い話が学年別の歌の発表会です。

カフェテリアでありました。
舞台のある講堂兼食堂兼室内イベントスペースです。
いつも星条旗が掲げられています。
画面右の壁には各国の国旗がずらっと並んでます。
写真を撮ってる私の背中側にいわゆる給食室があり、
給食を頼んでいる子は、そこで給食をもらって、
いつもは今親が座っている場所に椅子とテーブルがあるので、そこに座って食べます。
お弁当の子は、そのまま直接テーブルに座って食べます。
朝食プログラムも実施されてるので、
親の都合で朝早く登校して、朝食を食べてきてない子は、
このカフェテリアに朝食があるので、食べていいのです。
うちは経験がないので、どんなメニューかは知らないのですが、ちょっと気になる。


ひと学年が大体3クラスあるので、
3段のひな壇があって、クラスごとに1列に並びます。
歌は、学校の音楽の授業で練習したもので、ひと学年2曲ずつです。
手の振りがはいったり、3年生になると、リコーダーも組み合わさってました。
今回の注目は、きくちゃん2年生が歌う「Moon」です。
これは、あの「で~た、で~た、つきが~。まあるい、まあるい、まんまるい~」の「月」で、
みんなで日本語で歌うのです!
ほかの学年も他国の歌を歌ってたので、たぶんその一環なんだと思います。


まず日本語で1番を歌って、英訳の1番を歌って、最後に日本語の2番と3番をうたってました。
ちゃんと日本語でした。


んが、全体的に、はっきりいって下手です。
日本の小学校の合唱とは比べものになりません。
やる気もないし、楽しそうでもない。
ただ、女の子たちはロングドレスの盛装、男の子もスーツを着てきてた子がいたので、
見た目には華やかですし、親も熱心です。
こちらでは、子供のビデオ撮影をしているひとって、あまりいなくて、
先日のこども博物館でさえ、ビデオ撮影の親は少数派。
だけど今日は、ビデオにカメラに、と大忙しの親が多かったです。
仕事を休んできたという親御さんもいましたし。
せっかくなんだから、もっとちゃんと練習して、楽しく元気にしたらいいのになあ、とかなり残念。
まあ、「やった」ということに意味があるから、それでいいんでしょうね、アメリカって。
うちは夫が仕事でこれなかったので、
ビデオにカメラに大忙しの親の一人でした。

オバマ氏就任

2009年01月20日 | ボストン(日常生活)
今日はアメリカの新大統領オバマ氏の就任式がありました。
テレビでは朝のニュースの後は、
一日中、就任式中継の特番でした。


子供たちは学校でもオバマ氏のことについて学んできます。
選挙中は、マケイン氏とオバマ氏の比較
(と言っても、好きな本とか食べ物とか、そういう嗜好の比較)を学んで、
じゃあ、自分たちのことも書こうといった授業が行われてました。



学校で配られたオバマ氏のブックレット全8ページ。
彼の生い立ちや家族について、紹介されています。
おかげできくちゃんはオバマ氏がどこ生まれか知ってます。
でも麻生総理の生い立ちなんか、私だってあまりしらない…。
(かろうじて福岡出身なので、少しは知ってますが)
今日は学校では、授業を中断して、オバマ氏の就任と演説をテレビで見たようです。


アメリカは若い国です。
若い国なので、お城というものがありません。
古い習慣や慣例、土地の歴史に縛られることなく、のびのび育ってきた国なんだなあと、
この大統領選挙を見ても思います。
自分たちでリーダーを選ぶというのは、本当にうらやましいです。
政治に対して希望を持ってる、変化すると信じてる。
そういうパワーを強く感じます。
日本もそうすればいいのに。


テレビでは歴代大統領とその夫人が入場しました。
クリントン元大統領とヒラリーー夫人が入場してきたときは、
ひときわ大きい歓声が。



もしヒラリーさんが大統領になってたら、この入場はどうなってたんでしょうね。
クリントン元大統領ひとりで入場したのかな?


さて、ブッシュ元大統領のほうもニュースになってました。



ブッシュ元大統領が就任式に入場したときには、ブーイングが、
ホワイトハウスを去るためにヘリコプターに乗り、飛び去り行くときにも、
悪い意味での歓声が。
不人気だったとはいえ、2期も選んだのはアメリカ国民ですし、
8年もアメリカ大統領を務めるというのは、日本の総理大臣なんかよりも、
ずっとずっと大変なことだったのに…とおもいます。
9.11テロがなければ、もっと違った形で、去っていけたでしょうに。
私はアメリカ人のこういう無神経で非常なところが大嫌いです。
自分たちのことは棚に上げて、奥ゆかしさも道徳もあったもんじゃない。
日本の総理大臣のように途中で投げ出すことなく(たぶんできないんでしょうね)、
ある意味、一番むちゃくちゃで大変な時期の舵取りをしなければならなかった
ブッシュ元大統領に、私は同情します。


オバマ氏の演説は、希望をたくさん語ってました。
確かに彼なら、何かを変えられるという、そういう期待がもてます。
だけど、アメリカ人の素質は変わるわけはないので、
世界に向けた変化はあっても、アメリカ国内はそんなに変わらないんじゃないかと思います。
日本は、古い体質のため変化できませんが、
アメリカは、自由気ままのため変化させにくい、そう思います。


こども博物館

2009年01月18日 | ボストン(お出かけ)
きくちゃんの学校のお友達(イタリア人)から、こども博物館へ行かないかと誘われました。
今年はボストンと京都が姉妹都市となって50年で、こども博物館内にある日本家屋が作られて30周年という記念の年で、
「日本のお正月」というイベントが今日一日通して行われるとのこと。
しかもこのイタリア人のお友達のお父さんが、大手日系企業に勤めてて、
なんとこの企業の写真の家族とお友達は入場料が無料になるとのことなのです!
これはもう、行くしかないでしょう!!


ところが、今日はストーム…。
1時間に2センチぐらい積もります。
でも、私たちは行く!無料だから!!
朝から夫婦でせっせこ雪かきして、車には念のためシャベルと箒をつんで、
ストームの中、車で行きました。もちろん運転は私…。


駐車場は幸いにも立体駐車場だったので、帰りの雪かきの心配はありません。
こんな大雪なので、少ないかと思いきや、けっこうお客さんが多く、びっくりしました。
今日は日本スペシャルデーなので、受付には浴衣姿の日本人のお姉さん。
そのほかあちこちに、浴衣のお姉さんたちがいましたし、
日系企業関係の人もたくさん来てたので、なんだか日本人だらけ。


受付を済ませたら、手にはんこ。
子供はちょろちょろするし、
外との出入りは、ミュージアムショップを介して、結構自由なので、分かりやすくていいですね。



博物館の中から、外を撮りました。
外にはこちらでは有名な牛乳メーカーの名前が書いてある、巨大な牛乳瓶。
夏にはショップになるのかな?
この牛乳瓶がこの博物館入り口の目印です。


広い会場では、和太鼓の演舞、獅子舞、餅つき。
 <太鼓演舞>

 <獅子舞>

 <餅つき>
全員日本人かと思ってたら、純粋な外国人もいましたし、
どうやら日系2世の方もいました。
(外見が日本人で日本語も普通に話せますが、英語はぺらぺらで、名前が外国の名前だったので)

各階の廊下にも、日本のもの作成のミニスペースが設けられてました。
ミニスペースでは、巨大折り紙で鶴を折ったり(私はかぶとを折ってほーちゃんにかぶせた)、
ポチ袋を自分で作ったり(作った後は5円玉を入れてくれました)
おみくじを引いたり(カシャカシャ振って棒が出るタイプ。日本語と英語が選べました)
鉢巻を作ったり(自分の名前をカタカナやひらがなで書き入れる)
絵馬を描いたり(自分の干支の判子を押します)しました。

絵馬は紙製でしたが、ちゃんと壁にはりました。


日本家屋は、博物館のビルの一室の中に建ててあります。
30年前、京都の大工さんが来て建てたものなので本物です。
上がり口は土間で、和室が3部屋。
台所に縁側、小さなお庭。
そして、トイレが和式!しかもちゃんと使用できます。
和室では福笑いが体験できました。
こたつがあって、敷布団がひいてあります。
仏壇もあって、和箪笥には反物が飾られてありました。


今の日本ではあまり見ないぐらい、とっても日本らしい家屋でした。


こども博物館そのものの内容は、ちょっと低年齢層向けかなって感じです。
ハーバード大学博物館に行った後では、なんかちょっと物足りない。
科学、生物、お仕事紹介、アスレチック、とちょっとずついろんなものがあるので、
逆にどれも中途半端のように感じました。
日本のイベントはとても素晴らしく、アメリカ人も熱心に参加してました。
アメリカ人から見て日本ってどういうふうに見えてるんでしょうね。
子供の学校のお友達で、日本が好きな子もいますし、片言の日本語を知ってる子もいます。
仕事で日本に行ったことがある親御さんも結構いますし。
私たちが思ってる以上に、日本のことを知りたいと思ってる人が多いようです。

ナッツを食す

2009年01月17日 | ボストン(アメリカ食材)
去年のクリスマス、我が家の2階の方から、雪かきのお礼もかねて、とクリスマスギフトをいただきました。
それが、これ。



フレッシュナッツの詰め合わせ。
この国では、ナッツを殻ごと購入して各家庭で割って食べるというのが普通のようですね。
ナットクラッカー(くるみ割り人形)はクリスマスに飾る人形のようで、
クリスマスごろには、いろんな姿をしたナットクラッカーが売ってありましたし、
くるみ割り人形のバレエの公演も行われてました。
なんとなく食べるのを躊躇してましたが、せっかくなのでトライしてみました。
いわゆる有名な「くるみ割り人形」は、口でナッツを割りますが、
はっきりいって、あんな甘っちょろい顎では、ナッツの殻は割れません。
本物のナッツクラッカーがどういうものかはしりませんが、
とりあえず私が見つけたのは、シーフード&ナットクラッカーというもの。
つまり、カニなどの殻も割るのと兼用でした。


このナッツはなんでしょう。


ペカンナッツ(ピーカンナッツ)です。
中身は、胡桃のような脳みそ型で、ほんのり苦く、胡桃によく似てにてます。



これはなんでしょう。

ブラジルナッツです。
殻はざらざらとしてますが、ナッツはつるんとスベスベです。


これはなんでしょう。

みたまま、アーモンドです。
殻の表面は、梅干の種のように、あなぽこがあいてます。
殻が乾燥してきたら、割るのがとても簡単でした。


最後。これはなんでしょう。

ヘーゼルナッツです。
どんぐりでも、小さな栗でもありません。
丸っこいし、ちょっと小さいので、割るのは結構大変でした。
マカダミアナッツのような実でした。


割って、実を乾煎りして、軽く塩で味付けて…と思ってたのですが、
そんなのは、無理!
だって、結構実が粉々に砕けるんです。
ダンボールの箱の中で割ってたくらいですもん。



ちなみにお返ししたクリスマスギフトはこれ。
 (画像処理が面倒で横のままです。すみません)
大きめのプレッツェルにチョコレートコーティングしたものは、普通にスーパーで売ってますが、
これは更に、クリスマスカラーにデコレーションされてます。
2階の方と、大家さんにプレゼントしました。
ちなみに大家さんからは、手作り赤ワインと、アンチョビの揚げパン(手作り)でした。

大家さんはイタリア人なので、たぶんイタリアの食べ物なんでしょうね。
こちらでは自家酒造は違法ではないので、家でビールを作ることも可能です。


アメリカの食文化をアメリカの人にはじめて教えてもらいました。
日本ではなかなかできない経験ですね。

アメリカ食材で晩御飯10

2009年01月16日 | ボストン(アメリカ食材)
ご飯は毎日作ってますが、気合が入らないと、普通の定番食材に定番メニューです。
今日は気合を入れて(?)初めての食材にチャレンジ!




ダンデライオン…つまりタンポポです。
見たまんま、タンポポの葉っぱです。
日本の野草のタンポポと比べたら、葉は柔らかく、色は緑鮮やかで、
葉の長さは長く、一見、ちょっと品種の違った水菜のようです。



さて、どうやって食べようかと思い、水菜のようでいいか~と、
ハムといためました。



ちなみにハムは七面鳥のハムです。
豚のハムは、超ドでかサイズだと、1ポンド(約500グラム)1ドル前後と安いのですが、
豚の足1本ぐらいのサイズなので、とても食べ切れません。
小さいサイズだと逆にとても割高。
この七面鳥のハムは、1ポンド2ドルなので、1キロ買っても400円ぐらいってことです。
味はちゃんとスモークされてるので、あっさりしたハムです。
で、問題のタンポポですが、これが、なんとまあ、苦い!
大人にはいい苦さなんですが、子供には大不評。
苦い上に、繊維質なので、飲み込めず子供たちは四苦八苦。
まだ後、半分残ってるんだけれどなあ…。
みじん切りにしてハンバーグに混ぜてしまえ作戦で、消費の予定です。



スーパーで、サバを見つけました!



こちらのスーパーでは、青さかなをほとんど見ることはありません。
アジもサンマも見たことありません。
そんななか発見したサバ!
1尾は小さいのですが、3尾入ってて、5~6ドルぐらい。
これはもう、買いでしょう。
ちなみにマグロはこっちでも高いです。
500グラムで800円から1000円します。



サバは味噌煮に~。
実家の母の知り合いの方の手作り味噌で、味噌煮~。
でも、なんかちょっとサバの味が違う…。
ほーちゃんいわく、「水の味がする」
確かにちょっと水っぽい気が。
やっぱり日本のものとは微妙に違うなあ。
そんな違いが分かってくれて、母としては嬉しいよ。



お味噌汁とご飯もつけたら、今日もおいしい晩御飯。

スケート教室

2009年01月14日 | ボストン(日常生活)
ウィンタースポーツが続きますが、次はスケートです。


こちらでは、市や町が主催の運動教室や習い事があります。
いろんな年齢層を対象としてますし、種類も豊富ですので、
案内書はちょっとした雑誌程度に厚みがあります。
市民でも市民じゃない人でも申し込みができます。
もちろん、普通に習うよりはずっと安いのです。
こちらの習い事は、日本と違って、はじめからいつからいつまでと期間が決まってます。
日本では、申し込んだら退会するまでエンドレスですよね?
でもこっちでは、1ヶ月単位とかで習い事を選べるので、試しにやってみるにはとても助かります。
こちらに引っ越してきて半年近くがたちますが、子供たちは、学校と家の往復のみ。
さすがに何か始めたいなと思ってたところ、ちょうどアーリントンの冬季習い事申し込みが始まるところでしたので、
思い切ってやってみることにしました。
はじめはスイミングにしようかと思いましたが、
佐賀ではできないものでもいいのではと思って、スケート教室に行くことにしました。
ビギナーコースで、週1回の全5回で60ドル。
スケート靴はリンクで有料で貸してもらえます。
ただ、ヘルメットが必要だったので、サイクリング用のヘルメットを購入しました。


今日はその初日。
スケートはテレビで見たことはあっても、生で見るのもするのも始めて。
しかも、私はリンク内には入れないので、一番の心配はほーちゃんが泣いてレッスンにならないこと…。
ビギナーのクラスでしたが、その中でもちょっとはしたことある子と、そうでない子の差は大きく、
ビギナークラスは3レベルに分けられました。
試しに滑らされて(というより、うちの子はたってるか、ちょっと歩いてるか、転げてる)
超ビギナークラスに入りました。


ところが、この途中、ほーちゃんのスケート靴のトラブルがあって(スタッフのミスなのですが)
ほーちゃんは一度リンクから上がって、靴を交換して、リンクに戻りました。
リンクはアイスホッケーも行われているため、
ぐるっと高い壁で覆われており、入れるのは中央の1箇所。
そして、超ビギナークラスは、なんと一番端。
レッスンはスタートしてて、先生は誰もほーちゃんのことなんか気に留めません。
1歩進んでは転んで、立ち上がって、またちょっと進んでは転んで、
半べそかいて、それでもレッスンに参加しようと、ほーちゃんは壁づたいにすすんでました。
私も壁越しにほーちゃんに合わせて進んでました。
レッスンの場所に近づいてきたので、壁から少し離れてほーちゃんは進みだしたのですが、
「ママ、ママ」と言って、ほーちゃんが手を差し伸べながら、転び転びこちらにやってきます。
「どうしたの?」と聞くと、
「とれちゃったの、はい。」と差し出したのは、手袋の小さなフック。
無くても使用に差し支えはありません。
「はい、あずかってて」
でも、壁が邪魔で受け取ることはできません。
転びながら進んだ距離を、この小さなフックを私に預けるため、躊躇せずに戻ってきたのです。
本当にピュアな子なので、自分が苦労して進んだ距離よりも「ママに渡さなきゃ」という思いが大切だったのです。
私はもう、その時点で泣きそうでした。
でも本当に受け取るためには、またほーちゃんにリンク中央の出入り口まで戻ってもらわなければいけません。
(ポケットに入れるということは思いつかなかった…)
ちょうどリンクの壁に段差があったので、
「ここに、置いてね」というと
「はい、どうぞ」と言って、スケート靴で背伸びしながら置いてくれました。
そして振り返って、再びレッスンのところまで、転び転び進みだしました。
この間、レッスンの先生は、目もくれません。
アメリカは基本的に、ついていけない子のために待つということはしません。
その場においていかれます。(学校の教室移動も当然のように置いていかれます)
だから、わかってたことなのですが、私の気持ちはおさまりません。


私の目の前には、私には決して取ることができない小さなフックがひとつ。


次の瞬間、私はリンクの壁をガンガン叩いて「Hey!!!」と叫んでました。(ちょっとドスもきいていた)
そうするとようやく先生が振り向いて、ほーちゃんのもとへ。
そして連れて行ってくれました。
そのとき、「この子は日本人で、英語があまり分かりません。
簡単な英語でゼスチャーを使ってください。公立小学校には通ってます」と言いました。
怒ると頭も舌もよく回りますなあ。


手袋で涙目をこすりながらスタートしてましたが、
そのあとは、あれ?っと思うぐらい楽しいそう!
にこにこしながら、私に手を振る余裕も。
レッスンが始まったら、あれほど転んでたのに、ぐっと転ぶ回数も減って、
小さいながらも、ちょこちょこ楽しくやってました。



50分のレッスンが終了したときは、
「楽しかったぁ!またしたい!」と2人とも口をそろえて言ってくれて、
大体「もう、したくない」筆頭のほーちゃんまでがそう言ってくれたので、
本当にうれしかったです。
2人ともぎゅっと抱きしめました。
涙涙で見てたときは、「終わったらスケート場待合室の自販機でお菓子を買ってあげよう!」と思ったのですが、
ご褒美なんかいらないぐらい、スケートそのものが楽しかったようで、
お菓子は私の心の中で、ひっそり却下。



たとえ親が遠くから見てても、知ってる人たちばかりでも、
知らない場所だったり、知らないことをしたりするときは、
必ず泣いて、親のそばから離れきれないほーちゃんが、
ちょっとでもステップアップしてくれたらな、という思いもあったので、
本当に嬉しかったです。
少しは成長できたかな?

そりあそび

2009年01月12日 | ボストン(日常生活)
1週間に1~2度のペースで積雪してます。
前の雪は溶けきれず、雪の上にまた雪…。


さて、ようやくソリを購入しました。
ソリの種類も、九州では知らなかった形や種類があって、なかなか興味深いです。
一番目を引くのが、Tubeと呼ばれるもの。
私は最初はてっきり、海水浴用浮き輪を流用してたのかと思いましたが、
雪用の浮き輪があるんですよ。
やわらかいし、ごつごつしたところでは跳ねるでしょうから、きっと面白いでしょうね。
でも、破けたらおしまい…。
日本でもみるプラスチックのボート状のものもあるし、
小さなシャベル型で、シャベルの部分にお尻を乗せて、取っ手をまたいで持って座ってすべるものもあります。
我が家はこういうものを購入しました。



縦1メートルぐらいで、分厚くやわらかいビニール状のものです。
先の左右の穴のところを握って滑ります。(真ん中の穴は家につるしたり、紐をかけたりするためのもの)

  <モデル:くまちゃん>
座ってもよし、うつぶせでもよし。
そして1枚8ドルと安いのです。
取っ手のところが破れるかもしれませんが、安いし収納に困らないので、うちはかまいません。



(土手上から撮影してます。画面の左外には子供がうじゃうじゃ)

学校のすぐ横には滑り台やブランコがある公園があって、
その隣がグラウンドになってます。
グラウンドは、低床になってるため、素敵な雪の坂がグラウンド端から端まであるわけで、
放課後、子供たちはそこで、遊びます。
親の忍耐が切れるまで。
だって、外は、氷点下8度とかですよ。
子供たちは、滑って登って転んで笑って、と忙しいのですが、
親は立って眺めてせいぜいお喋り…。
氷点下5度以下では1時間が限度。
氷点下5度以上だと、1時間半から2時間は耐えれるのですが。


でも九州では絶対にできない(しようと思ったら高額)ソリ遊びなので、
この冬は思いっきり楽しませてあげたいです。
私が耐えられる限り…。
ちなみにこういう日の私の服装は、
耳まですっぽり帽子、マフラー、ダウンのハーフコート(中は3枚重ねに着てる)、手袋、
フリースのレギンス、ジーパン、厚手の靴下、スノーブーツです。

鏡開き

2009年01月11日 | ボストン(食)
1月11日は鏡開きですね。
実家からの救援物資の餅を、食べることにしました。
普通に食べてもいいけれど、せっかくだからちょっと変わった感じで、
かつ簡単に~~と思ってたら、
私が時々利用している料理のサイトでこんなのを見つけました。
「おもちで和風ピザ 砂糖醤油味」

フライパンにお餅を並べて焼いて、つぶして広げて、
砂糖醤油と海苔とチーズでトッピング。
早速今日の昼食にしてみました。

わたしがあまり砂糖醤油が好きではないので、(砂糖味の醤油が苦手)
ちょっと少なめにしちゃったので、物足りなくなってしまいました。
ちゃんと塗ったほうがいいようです。
私はスプーンでたらしたのですが、ちゃんと刷毛で塗ったほうがいいかも。


あ、もちろん夫子供たちには大好評でしたよ。

LEGO

2009年01月06日 | ボストン(日常生活)
アーリントンの隣の隣にBurlington(バーリントン)という町があります。
そこには、この近辺ではおそらく最大のショッピングモールがあります。
170の専門店があり、デパートも数件つながってます。
見てるだけでも楽しいし、フードコートも充実してるので、1日いてもあきません。
去年、サンクスギビングに招待されたとき、手土産でゴディバのチョコを、
このモールで購入したのですが、日本よりも安いし、
しかもなんと、ひとり1個トリュフが試食できて、さらにキャンペーンで10ドルの無料券までもらって、
私たち家族にはとてもイメージのいいモールなのです。ははは。


今年の正月に、ほーちゃんがお年玉を持って、このモールにあるLEGOショップに行きました。
そこにあったLEGOショップカレンダーを何気なくもらって、自宅に帰ってじっくり見てみたら、
「1月6日午後5時から7時、ペンギンのミニフィギュアを作って家にもって帰ろう!(無料)」
これはいかねば!!
昨日、今日の分の勉強まで済ませて、日本人の友達を誘って行ってみました。



机の真ん中に、プロックが入ったかごがドンと置かれて、説明書を見ながら、まずパーツを集めます。

説明書はカード状です。
<表>ペンギンの完成写真
<裏>必要なパーツ
説明書を見て分かるとおり、組み立て方はのってません。
つまり、パーツを集めて、写真を見ながら、自分で考えて組み立てるのです。
写真では見えない部分も想像してつくる、とてもレゴらしいイベントだなと思いました。


完成ペンギン。
羽は可動式パーツで体の部分と繋がってるので、動くんですよ。
それも自分で気づかなければいけません。


どうやら毎月行われているイベントのようなので、来月も行きたいと思います。

冬休み最後の日

2009年01月04日 | ボストン(日常生活)
私も夫もお寝坊です。
休日は9時ぐらいまでは寝てます。
しかもこう連日休日となると、体内時計も狂ってきて、明日から学校も始まるというのに、まずいなあ。
用が無かったら、一歩も外に出ないことも多いし。
(外に出ると、ついお金を使っちゃうので、もう外に出ない)


今日は、雲ひとつ無い晴天でした。
ボストンの空は極端で、晴れる日は、雲ひとつ無いのです。
つまり、雲がちらほらある晴れというのは余りありません。
夫の実家から、「小学1年生1月号」が届きました。
付録にポケモンの凧があったので、お正月だし、天気もいいので学校のグラウンドに凧揚げに行きました。



数日前に降った雪がまだ残ってました。
茶色の建物が校舎です。
ボストンは佐賀に比べたら風が強く、
「Windy(風の日)」という天気予報が出てたら、台風並みの風になります。
今日は風がないなあと思ってたのですが、凧揚げには充分な風が吹いてました。
特に走らなくても凧を風に乗せるだけでしたので、
ほーちゃんでも充分に楽しめました。


飛躍の年?
いえいえ、墜落しない年にしたいのです。


そういえば、ボストンに来て4ヶ月が経ち、5ヶ月目に突入です。
私は不満です。
レジャーが足りない!!
1年で日本に帰るとしたら、もう折り返しも目の前!
ボストン美術館、ジョン・F・ケネディ記念館&生家、MIT見学、ハーバード大学散策、フリーダムトレイル、子供博物館、行きたい!
欲を出せば、ニューヨークに行ったり、遠いけどディズニーランドにも行きたい!
冬場は一部閉鎖の施設も多いし、寒いので、いまいち行く気になれず、こんな事態に…。
(ボストン美術館は日本の浮世絵が日本に里帰りしてたので、行く気になれないのですが)
こんなの我が家じゃない!
今月からは計画を立てて、お財布と相談しつつ、楽しみます。
寒いのでとりあえず、箱物(博物館や美術館)から攻めようかなあ。

あけましておめでとうございます

2009年01月01日 | ボストン(日常生活)
あけましておめでとうございます

ボストンは雲ひとつ無い晴天です。
去年のお正月は、本当に外国でお正月を迎えるとは思っていませんんでした。


神社やお寺は無いので、初詣もないのですが、
それなりに我が家でお正月。


お年玉のポチ袋を手作りしてみました。
千代紙に手書きのイラストをぺたっと貼っただけですが、
夫から子供たちに手渡ししてもらいました。


ボストンでも、日本料理店のおせち料理というのが手に入るようですが、
我が家では、できる範囲でお正月料理。
日本食材店や韓国食材店に行けば、日本の食材も手に入るでしょうが、
ちょっと金銭的にも手が出ないので、
普通のスーパーで手に入るものでつくりました。


ちらし寿司。
すし太郎(←実家からの救援物資)に、スモークサーモンとベビーリーフをちらしました。



がめ煮。
鶏もも肉と、にんじんと、干し椎茸(救援物資)。



お雑煮。
私の家はおすましです。
もちは救援物資。
がめ煮の具を少し入れて、さやえんどうを松葉に見立てて、飾ってみました。


午後からは子供たちはお年玉を持って、おもちゃやさんへ。
今年はどんな1年になるのでしょう。
大きな問題が無く、平々凡々な1年がいいなあと思います。