妹が泊まりに来ました。
妹は主婦です。
子どもふたりと遊びにきました。
雑談にて。
先日、テレビのバラエティ番組である男性タレントが
女性タレントの家を訪問して、
シャンプーの下のぬめりとか
部屋のきれいさとかをチェックして
「いい女度」を判定する。
という番組を見たとして、
その男性タレントを
「大嫌い」
と斬り捨ててました。
彼はたしかお昼の主婦層がターゲットの番組司会もやっていたはずです。
見たくもない。
と、妹。
ま、嫌いな理由はあのテレビをみたからだとは言い難いですが。
わかる。
あの番組の企画主旨が若い独身女性にどう響いたか分かりません。
ただ、
毎日、家事を司り、必死で子どもを育てている
主婦業の
女性には
カチンコチンきた。
そりゃあ完璧に越したことはない。
でもそれで優劣つけるんじゃねー。
いちばん、(私が)腹が立ったのは
あれだけしてもらって
当然のような顔(たぶん生まれつき)をしていたことです。
こっちの私情だけどね。
どんなに杜撰なおもてなしだとしても、
「ありがとう」の感謝の気持ちが伝われば
全然こっちは生きていられるってのに
分かってないねー。
要点はこれ。
彼が主婦に受け入れられるには
まだまだ。
道は程遠い。
たぶん、マザコンなんだろうね。
と、私は悪口を言いました。
マザコン推奨派だけど。
こっちにそれを押しつけるマザコンなんて
さいてー。
と。
別所哲也さんが、朝のFMの帯番組をやっていたときに、
「今日も朝から出勤している皆様、お仕事、お疲れ様です。
それから、家で仕事をしている皆様、主婦の皆様も、いつもお疲れ様です。」
と、天気予報のあとかなんかに、言ったのです。
わたし、
それまでその番組で
彼がいい間違いや見当違いなコメントを多々していたことに
腹が立っていたのですが、
それで一掃されました。
もう大好き。
です。
私は出勤する側でしたけども。
でも、
無償で働いている主婦の労働にも価値を認めてくれている!
と感激したのです。
主婦を喜ばせるなんて簡単です。
感謝の意を述べれば
泣いて喜びます。
それが分からないかなー。
してもらって、当然。
これが正解。
と、男性が言うのは、まだまだ配慮が足りません。
ちなみにOLを喜ばせるのも簡単です。
でも、これはまた別の話。
今夜は子どもが三人も我が家で寝息を立てている。
おやすみなさーい。