区の本年度最初で最後の定期総会があった。
この会には今まで夫が出席し私は参加したことがなかった。
しかし夫、かなり耳が遠くなり、こういう会に出席しても
状況把握が難しいのではなかろうかと気になる状態になってきた。
それで夫に代わって私が今日はじめて出席した。
参加人数５０数人（？）
知ってる人はその中の２０人程度。
区長の任期は２年のようだが、毎回、区長など役員選びにとても苦労している様子。
今回も次期区長を引き受けてくれる人がいなくて役員さん達は、かなり大変だったようだ。
そこで役員選出に関わった方から提案があった。
「年齢的にふさわしそうな方のお宅に頼みに行っても断られ、役員（区長）の引き受け手がいない。
役員選出に関わる人間はとても苦労する。年齢順に引き受けて欲しい。
今後はこの総会の場で、区長を決めるようにしましょう」と言った。
誰か何か発言するかなと周囲をうかがったが、誰も言いそうになかった。
このままではこの案が決まってしまう。
「あのー、質問ですが、事前交渉もなく、いきなりこの場で、
今度は年齢的に区長はあなたの番ですと指名されるということなんでしょうか？」
と、こういう場で話すのが苦手な私が思わず発言してしまった。
提案した方は「そうです。女性はパソコンができなくても、他の役員に頼めば
誰かしてくれると思います」と言った。
私は、「この場で今度はあなたが区長の順番ですから引き受けて下さいと言われても、
人に言えない事情を抱えている人もいると思います。やはり今までのように
事前に打診するやり方にして欲しいです」と言った。
誰も何も意見を言わなかった。
しかし今の区長の計らいもあり、今までのようなやり方（事前に打診する）で行くが
年齢順で自分の番が来たら、なるべく引き受けて欲しいということに話は落ち着いた。
先ほど提案した方が私にむかって
「女性はパソコンができなくても、誰か男性がしてくれますから」とまた言った。
そこで頷いて、大人しくしていれば良いのに
「パソコンが、できる、できないは男性、女性に関係ないと思います。
私は（女性ですけど）パソコンができます」
と、つい余計なことと内心思いながらも言ってしまった。
しかも「パソコンができます」と言うほど出来もしないのに・・・。(^_^;)
帰りに「要らぬことを言ったかしら？」と近所の女性に尋ねたら
「いいえ、区長は誰でもできるものではありません。能力がなければできません」と言った。
やはり人間、得手不得手がある。
人前で話すのがとても苦手な人もいる（私もこの部類）
そういう人には会計など他のことで、それを免除するなどの道を残して欲しい。
個別にできない理由を聞く場を残して欲しいと強く思った。
見かけぬ顔の「ばあさん」が来て、言いたい放題なことを言って帰ったと思っている人もいるかも？
今日頂いて帰った弁当
