ゆうの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

脳神経外科を受診

2023年10月05日 | 日記

脳には兼々自信が無かった。

脳の検査をするのがとても恐かった。

最近は手の震え(特に右手)が激しく、時々、閃輝暗点(せんきあんてん)

・・・※視界の端にキラキラ、ギザギザした模様が見えてしまう。

閃輝暗点はその直後、偏頭痛を起こすことが多いが、頭痛が伴わないときは

要注意(検査を受けた方が良い)

最近足の指も攣ったりする。顔も目の下あたりがピクピクけいれんしたりすることがある。

気になってはいたが、病名を診断されるのが恐く、病院へ行く気になれなかった。

でも今日、昼前、突然、病院へ行く気になった。

まずは近くの脳神経外科へ。思い立ったが吉日。普段着のまま化粧もせず・・・。

車を運転しながら、「車の運転はしない方が良いです」と医師に言われたら・・・

など気にしながら5分もかからず病院へ。

身長・体重・握力・血圧・腱反射・聴力・視力(視界)・歩行状態など検査

それからいきなり「今日は何年何月何日ですか?」と質問。

前々から病院へ行こうと計画していたのではなく今日突然思い立って来たので

一体今日は何日なのか?定かでは無い。

「2023年10月・・・」何気なく横を向いたら、そこにカレンダーがあった。

「カレンダーは見ないで下さい」と医師が言った時にはすでに私はそれを見ていた。

今日はプラゴミの日、木曜日、10月5日だ。その質問を無事通過。

「次に引き算をして下さい。100から7を引くと・・・」

「93」と答えて、心の中でその続きの引き算をさせないでと祈った。

ところが無情にも「93から7を引くと・・・」と医師は言った。

もうお手上げだ。

「先生、私は子どもの頃から計算ができないんです。今に始まったことでは無いんです」

と訴えた。

医師はそれ以上聞くのを諦めたみたいだったが、認知症に加点されると困ると思い

「時間がかかっても良ければできると思います」と言って「86」と

答えた。

医師は「それからまた7を引いたら・・・」と言った。「79」と答えて

合っているか心配になった。

なにしろ自慢じゃ無いが子どもの頃は手足の指を数えて計算していた私なのだ。

(今でも無意識に指を使って計算している)

かつて義母の認知症の検査に付き添って、義母がこの計算をスラスラ答えるのに驚いた。

私より認知症の義母の方が計算が素早くできた。

そして今日、とうとう私が同じ検査を受ける番・・・

あの時義母が受けたCT検査を今日私もした。

あまり待たずに診察室に呼ばれた。

画像を見ながら「脳の状態は年齢相応です。気になるところは見当たりません。

手の震えは本態性振戦だと思います」と診断された。

その瞬間、目の前がパッと明るくなった。

そして「ああ、良かった。嬉しいです。私はどこかに紹介状を貰うか

手術することになるかと心配していました」と口走り

ハッと医師に失礼なことを言ったと内心思った。

治療の必要も無く、4910円の支払いで、すっきりした気分で脳外科を

後にした。

「脳の状態は年齢相応」と言われたので、ある程度老化現象はでているということだろう。

この手の震え、本態性なら心配要らない。

子どもの頃から習字や裁縫、お茶を注いだり飲んだりするときに振るえていた。

しかし昨年秋くらいに指が時々攣るようになり、その後、震えが激しくなったので

病院へも行く勇気が無く、ひそかに心配していた。

家に帰るや手を合わせて「ご先祖様、ありがとうございます」とお礼を言った。

特に何の宗教も持っていないが私がこれまで苦境に立たずに来れたのは

先祖のお陰と内心思っている。

その割にはお墓参りも久しくしていないが・・・。

 

大分のゴルフ友達に電話をかけたら

「今、空港にいるの。息子が仕事でハワイに行くというので私も一緒に

行くことにした」という。

晴れやかな声を聞いて私も晴れ晴れした気分になった。

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