ゆうの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

変わってしまった。

2023年02月14日 | 日記

 

午前中、足の向くまま散歩。

いつものたんぼ道を歩いていたが、もう少し歩いてみたい気分になって

以前住んでいた家の方まで行ってみた。

子どもたちが小学校入学から高校を出るまで住んでいた場所。

あの頃、このあたりのどの家も新しく、どの家にも子どもが2~3人いた。

しかしもう今は家も古びて住む人も変わっている家が多い。

私たちが住んでいた家は庭の植木が全部切り倒されていて白い塀だけが

殺風景な感じで残っていた。

あの庭木の剪定は私が担当していたのだが・・・

それを見かけて道向かいの奥さんが「頑張ってますね」とよく声を掛けてくれた。

あの奥さんも数年前亡くなられた。明るくしっかりした感じの奥さんで

高齢のお姑さんの介護をされていた。

そのお姑さんも亡くなって、今はご主人がひとりで暮らしているのだろうか?

まだお元気だろうか?

ここを離れてもう30年近くなる。

隣のお家はおしゃれな造りで私は可愛くてしっかり者の奥さんと仲良くさせて貰っていた。

もうそのお家は知らない人が住んでいる。

奥の線路沿いには夫の同級生のお家がある。

高校の教師をされていて、奥さんは明るい人で子どもさんが3人いた。

その方(夫の同級生)も昨年亡くなられた。

売りに出しているお家もあった。

活気のあったかつての新興住宅地。

今は寂しい気配を漂わせていた。

私はどこにも声を掛けず不審者のように路地を歩き隠れるようにして

その場を立ち去った。

 

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