今日は朝からシトシト雨。
私が30代のころ、伯母(母の姉)から貰った手紙の冒頭の挨拶に
「菜種梅雨」とあって、この言葉をその時初めて知った。
「春を呼ぶ雨」・・・とも、それに書かれていたような気がする。
情緒のある雨と思いながら眺めると心もしっとりして良いのだろうが
元々、雨はあまり好きではない。(降らなければ困るが・・・)
手持ち無沙汰に本を読んでいたらアル中の人が主人公の小説があった。
それを読んでいたら無性にお酒が飲みたくなった。
今、それをぐっと我慢している。夕飯まで、お預け。
市の図書館を利用することがなかったが、夫に勧められて図書館で
本を借りようと思い立った。
検索したらネット予約ができると分かり、今回の芥川賞受賞作の
「推し、燃ゆ」を予約した。
1冊しかない本を4人待ちの状況だったので、読めるまでに
だいぶ日数がかかるかもしれない。
22歳の時に1年間、共に学んだ同級生から手紙が届いた。懐かしい。
友達に勧められてあの本を読んだとのこと。
その感想を届けてくれた。
「読み終えた後、感動をすぐにと思いながら、住所がわからず・・・」とあった。
今、お互い72歳。72歳ー22歳=50 ・・・50年ぶりの交流・・・
若い日の知的で責任感が強く、ややクールな感じの彼女の姿が思い出される。
「機転の良さ、早い決断力、夢のある暮らしなど、学生時代の〇〇さんが
偲ばれました」と手紙に書いてくれていたが
あの頃、私はどんな若者だったかな?など思い返したりした。
真面目なタイプではなかったことは確か。
明日お礼の手紙を書こう。