ゆうの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

『幸せスイカ』

2011年08月03日 | 日記

夕方、宅急便が届いた。「西瓜・特大」のマーク入り。
私のスイカ好きを知って、中学校の同級生が送って下さったもの。
宅急便の品名の欄には『幸せスイカ』と書かれてあった。
配達に来た女性が「スイカですね。『幸せスイカ』っていうんですか。いいですね」と言ってにっこり笑って帰って行った。

早速箱を開けてみると手紙が添えられていた。

「残暑お見舞い申し上げます。今年の日本列島は天災や人災でことのほか暑く感じられます。一口含んだだけで笑みが浮かぶ美味しさの『幸せスイカ』が手に入りました。熱中症対策を兼ねてご試食ください。夕涼みのお供や、ご家族皆様の笑顔作りに、少しでもお役に立てれば幸いです」(原文のまま)

同級生Kさんの思いやりに感激。

そしてついに『幸せスイカ』と対面。
大きい!立派なスイカだ!
体重計にスイカを抱えてのって量ってみたらなんと8・8キロもあった。
冷蔵庫で冷やして食べようか?夫にこのスイカの立派さを見せてから切ろうか?スイカをいつ食べようか考えた挙句、すぐ食べる事に決定!
「猫にまたたび・私にスイカ」。
『幸せスイカ』を目の前にしてとても待つ事なんてできない。
まな板の上でスパッと真っ二つ!と言いたいところだがスイカの大きさと私の不器用さがコラボ(?)して一苦労。
格闘の末、見るからに美味しそうな真っ赤な実、出現!
かくなる上は、小さくカットしたりなど、そんな上品な食べ方は出来ない!
8分の1サイズ(1・1キロか?)のスイカをほおばる。
「ウウー!、ウウウウ!」思わず目を丸くして叫んだ。「ウウー、ウウウウ」を訳すと「わあー!おいしい!」となる。口を開けて「おいしい」と言えば、この甘さが外に逃げると本能的に感じたのか言葉にならない言葉で叫ぶ。
頭のてっぺんを飛び抜けていくような甘さ!完全に一味違うおいしさ。まさに究極の逸品だ!何度も「ウウー!、ウウウウ!(わあー、おいしい)」と言いながら完食。
幸せのきわみ。

外出から帰ってきた夫に味見してもらうと「これはうまい!」と言う。「おいしいやろ!」と私が言うと「これは特上品や。俺が言うから間違いない」と夫。(常々自分の作ったスイカをおいしいと自負している夫なのだが、完全に脱帽状態。)冷蔵庫を開けてまた食べようとする。「ダメよ!夕飯前なんだからそんなに食べては!」と私。「それはいつも俺がお前に言っているセリフだ」と言いながらまた食べる。「どうすればこんな美味しいスイカができるのだろう?」と考察していたのか(?)

それにしてもなんと心のこもった贈物だろう。
今夜、我が家、家中を幸せの風が駆け巡っている。

ありがとう!Kさん!まさに『幸せスイカ』そのものでした。


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