本屋の店先で柴田トヨさんの「くじけないで」が、ふと目に入った。
母がこの本を読んで励みにしてくれたら嬉しいなと思い買った。
テレビなどで話題になり柴田トヨさんとこの詩集について幾分知っていたが読むのは初めて。
ちょっぴりお茶目で少女っぽくて・・・なんとのびのび、なんとほんわかした本だろうか。
私のこころの角が溶かされていくように感じた。
夫にも勧めると普段あまり読書をしない夫が熱心に読み感動した様子だった。
「どの詩が一番印象に残った?」と尋ねると「思い出1かな?」とのこと。
『子どもが
授かったことを
告げた時
あなたは
「ほんとうか 嬉しい
俺はこれから
真面目になって
働くからな」
そう 答えてくれた
肩を並べて
桜並木の下を
帰ったあの日
私の 一番
幸福だった日』
この詩を読んで夫は自分の若かりし頃と重ね合わせたのだろうな。
私は「風呂場にて」という詩・・・
息子の健一さんにお正月、お風呂に入れてもらいながら・・・
(前略)
『 年の始めのためしとてー
背後で 口遊(くちずさ)む歌が聞こえる
それは昔 私が
お前にうたってあげた歌』
92歳から詩を書き始め現在99歳とのこと。
癒され励まされ勇気付けられる本だ。
何事にも関心を示さなくなった母だが、この本を読んでくれるかな?
今度行ったらまず母に読んであげよう。
母がこの本を読んで励みにしてくれたら嬉しいなと思い買った。
テレビなどで話題になり柴田トヨさんとこの詩集について幾分知っていたが読むのは初めて。
ちょっぴりお茶目で少女っぽくて・・・なんとのびのび、なんとほんわかした本だろうか。
私のこころの角が溶かされていくように感じた。
夫にも勧めると普段あまり読書をしない夫が熱心に読み感動した様子だった。
「どの詩が一番印象に残った?」と尋ねると「思い出1かな?」とのこと。
『子どもが
授かったことを
告げた時
あなたは
「ほんとうか 嬉しい
俺はこれから
真面目になって
働くからな」
そう 答えてくれた
肩を並べて
桜並木の下を
帰ったあの日
私の 一番
幸福だった日』
この詩を読んで夫は自分の若かりし頃と重ね合わせたのだろうな。
私は「風呂場にて」という詩・・・
息子の健一さんにお正月、お風呂に入れてもらいながら・・・
(前略)
『 年の始めのためしとてー
背後で 口遊(くちずさ)む歌が聞こえる
それは昔 私が
お前にうたってあげた歌』
92歳から詩を書き始め現在99歳とのこと。
癒され励まされ勇気付けられる本だ。
何事にも関心を示さなくなった母だが、この本を読んでくれるかな?
今度行ったらまず母に読んであげよう。