ゆうの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

切手の価値

2011年01月07日 | 日記
新聞の折込チラシに「記念切手現金買い取ります」というのがあった。
我が家にも夫が若かりし頃集めた切手が幾分ある。
「この切手を売っても良い?」と尋ねるとあっさり「いいぞ」という返事。
「買った値段と同額程度なら売ってしまおう」と思い、まずネットで調べてみる。
「エッ!エーーッ!」60パーセントやら70パーセントやらの数字。
これって表示価格に対してのパーセントなの?
・・・ということは買った値段よりこんなに安いって事?!
幾分値上がりしているのかと思っていたのに、ショック!
よし!とにかくチラシに書いてあるところに行ってみようと思い、内心ちょっとビビリながら行く。
恐そうな人がいるかも?・・・部屋に入ってみると誠実そうな男性が2名。
「手紙を出す人が減ってきているし、切手を収集する人も減っているので切手の価値は下がる一方です。自分達は買い取った切手を郵便物の多い会社などに買ってもらっている。しかし50円より安い切手は枚数をたくさん貼ったりしなくてはならないので人気が無い。それで買い取り価格も30パーセントくらいしか出せません。50円以上の切手なら50パーセントくらいで買い取れますが・・・」とのことだった。
おー、なんという現実だろう。
「パソコンや携帯電話が普及して手紙を書く人が減っているので、テレホンカード同様、価値がどんどん下がっていくと思います。売るのなら早い方が良いですよ」と言う。
「家に帰って夫と相談してみます」と言ってその場を後に・・・。
世の中はこういう流れになっていたのか。いずれ値上がりするだろうとあの当時言われていた切手なのに・・・。
はてさてこれらの切手、どうしようかなー?経済観念に疎い我が夫婦。やっと今頃こういう現実を知った。

※追記
 娘が仕事から帰ってきたので早速この事を話し、切手シートを見せると、「こういうのをお金に換えるなんてもったいない。素敵なのがいっぱいなのに・・・。私だったらこれを手放したりしない」と言う。
価値の分かる娘にこれはあげることにした。夫も文句は無いだろう。
コメント (2)