城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

上野南本城(長野県飯田市)

2014年04月05日 | 長野県飯田市の城址
現状:山林
遺構:郭、土塁、空堀等
状態:よく残っています
表示等:あり
駐車場:麻績神社駐車場利用

麻績神社の北側の山中に遺構がよく残っています。
遊歩道が整備されており見学も容易です。
並木沢をはさんで東側には上野北本城跡もあります。
築城時期、城主については諸説あるようです。

遺構は主郭を中心に尾根上に複数の曲輪と土塁、空堀が複雑に配されていて
非常に見応えがあります。
天竜川沿いに南北に続く段丘上には多くの城跡が残りますが、行政府を兼ねたであろうそれらの城と比べると明らかに違っていて、戦の為の城であることが感じられます。

今回は、麻績神社-古賀比神社-古賀比神社跡-主郭北側堀底ー主郭、と遊歩道を辿る軽い散策コースです。

軽トラの後ろの古賀比神社参道を登ります。
左側は麻績神社の拝殿に続く階段。

右側に登るとすぐに古賀比神社。
曲輪跡のように思われます。

古賀比神社右側から山腹を進むと階段が。

登り切ると古賀比神社跡に出ました。
こちらも曲輪跡のようです。

神社跡の背後の堀底道を登ると北の郭との分岐が見えてきました。

分岐から見た北の郭方向。
正面の左の道を進むと馬出しを経て城跡解説板の立つ広域農道の側に出ます。

北の郭にも土塁がみられます。
北の郭も単郭ではなく複数の曲輪がありますが今回は割愛。

分岐を左側に進むと主郭西側下の帯曲輪へ。
二段になっています。

上段から見上げた主郭虎口。

虎口から見る土塁と主郭内部。

主郭内部から虎口方向。

時間が無く今回はこのまま麻績神社へ戻りました。
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