『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

らくだのカクテルコンペ【その11】

2006-06-16 | Weblog
あ、これ、ホンモノ。

賞状は、何枚あっても、ウレシイもんですねー。

また、お見せします。

バナラッテもお作りしますよ。

Tシャツは着てませんけどね。

アイ・ラブ・NY。
アイ・ラブ・ウノヤ。

アイ・ラヴ・ラクダ。

その晩、ラクダは朝までオックン店長と
勝利の美酒に飲まれまくったとさ。

終わり。

                         

らくだのカクテルコンペ【その10】

2006-06-16 | Weblog
バナラッテ・バニラッテ in river cafe。

NYに思いをはせ、憧れを抱き、その大地に立ち、
帰ってから、NYを表現する。

おう、まさに、あのベストパフォーマンスSHOWは
NY研修あってこその結果だ。

やっぱり、NYにいってよかった。

カクテルコンペ前日にいった
これぞ、「NYの集大成」。

がんばったね、らくだ。

ウィスキー、バナナ、バニラ、ミルク。

力強い中に、甘い香り漂う、カクテル。

まさに、NYって感じっしょ?

あ、みんな、NYあまり知らないんだったね。
じゃ、また【その26】から続き書いてあげますよ。

仕方ないなー。



らくだのカクテルコンペ【その9】

2006-06-16 | Weblog
いよいよ、発表です。
「それでは、賞を発表をいたします」

おおおおお、緊張の瞬間。

「まずは、ベストパフォーマンス賞からです」

その時点で、会場から、どっと、笑いが起きました。

もう、ボクしかいない。
すでに、私は立ち上がりました。

「バナラッテ・バニラッテ、井之口豊!」

うひょー、やった、やった、やりました。

そして、予め、カバンにいれておいた
ティキティキのサクラッチ店長にもらった「レイ」を
取り出して、表彰台へ。

社長から、表彰状と賞金をいただきました。
「今回も楽しませてもらったよ、ご苦労さん」

ありがとうございます、本当にありがとうございます!

ロングカクテル部門賞は、私の隣のミヤ店長。
あーよかった、これで、彼がダメだったら、相当、恨まれてたし・・・。
ショートカクテル部門賞は、なんとオックン店長。
おめでとうございます!さすがです!

そして、最優秀グランプリは、
3年連続のニッシーくん(写真左のインチキスマイル野朗←超ひがみ)、
本当におめでとう。
キミは3年でも5年でも、グランプリの防衛をし続けようが構わない。

私だって負けない。
お笑いグランプリ部門のベストパフォーマンス賞は
来年も譲らない。再来年も譲らない。
どんなスンバラシイ、カクテルだそうが、ボカー負けない。

ベストパフォーマンス賞は、私が狙い通りの、僕が一番欲しかったもの、だ。

本筋じゃないかもしれないけど、一番目立ったオトコ賞だ。

この結果に、大満足。

これで、らくだ伝説、またひとつ、増えた。
ラッキー。

また、語れる。
この前は浴衣。今回はTシャツ。
次、なにやろっかなーって。

あるヒトがいってくれた。

一番、ラクダらしい賞だねって。

等身大の姿で勝負に挑んでよかった。

自分は自分らしく。
自分は常に自分らしく。

それが一番っす。

らくだのカクテルコンペ【その7】

2006-06-16 | Weblog
終わりました。
やっと、終わりました。

最後の組は、八重洲店の金ちゃん店長です。
頑張っておりました。

演技を終えたあと、私は観客席に戻りました。
たくさんのヒトから、祝福の冷たい視線を浴びながら。

【祝辞一例】
よくやった!と上司が握手をしてくれました。
おまえ、なにしに来てん!と温かい言葉をいただきました。
おまえ、小林幸子か!とおととしの浴衣芸に続く、紅白歌合戦的扱い発言も
いただきました。
もう、来年は呼んでもらえへんな!もありました。
いや、おまえは絶対、毎年でなあかん!もありました。
おまえの、作品全然覚えてへんは!もありました。

おまえしか、でけへんな、あれ。

いやー、最高の罵声に感動しました。
いくらでも、こういうことは言われて気持ちいいものです。

オックン店長にもやっぱりいわれました。
「おまえ、ズルイなー」

はい、鼻から、グランプリなど狙っておりませぬ、
どうせなら、記憶に残る、ステージにしたかったのです。

所詮、お祭りごとっす、
楽しんでなんぼ、楽しんでいただいてなんぼっす。

全員が全員、あんなことしてしまうと
大変なことになってしまいますが

私だけに許された特権。

ありがとうございます。
ありがとうございます。

そして、お隣のミヤ店長、ゴメンなさい。
相当、やりにくかったと思います・・・。

らくだのカクテルコンペ【その6】

2006-06-16 | Weblog
8組目、いよいよだ。

コンペのお手伝いに来てた、ウッキー店長が私のお酒や器具を
準備をしてくれた。

ボクは最後に、彼に聞いた。
「これ、やっていい雰囲気ですかね?」

ウッキー店長は答えた。
「店長なら、大丈夫っすよ」

その一言で決めた。

やろう!
(っていうか、脱ごう!)

私の隣は、サントリーのカクテルコンペに2度も出場経験のある
アリーズバーのミヤ店長。
超本気モード全開だ。かなりマジ。本気すぎる空気が伝わってきた。
だから、彼には一切、私のネタ、いってない。
いったら、絶対、嫌がられるし。(終わってからも嫌がられたけど)

カウンター前に立つ。
準備が終わる。
会場をゆっくり見回す。

なぜか、みんな、ニヤニヤしてる。
審査員の社長、専務、常務、その前で
なにをやらかすんだこいつ、の視線。

後ろの観客席も、みんなニヤニヤしてる。

「創作を開始してください」

始まった。

普通、この合図とともに
お酒をシェーカーに入れ始めます。
きっと、お隣はそうしてた。

が、私はいきなり、ネクタイをとりだしました。
クスクス。
・・・会場から笑いが聞こえる。
やった!いける。

ザザザ、とネクタイをはずし、
黒のジャケットを脱ぎ、白のシャツを脱ぎました。
(シャツは脱ぎ易いように、手首のボタンははずしておきました)

基本的に、貧弱軟弱虚弱体質な私は、ひとまえでTシャツ姿になるのを
嫌います。
夏でも長袖シャツ大好きタイプなのです。
しかし、特別に、この日は披露しました、

アイ・ラブ・NY・Tシャツ・らくだ。

クスクス、、、クスクス、、、クスクス。
ありがとうございます。

そして、黒のジャケットを着なおして
(これ、吉本興業風)
着るんかい!っていう、突っ込みが聞こえてきました。
Tシャツ1枚でするほど、勇気ねーよ。

そこからは、普通です。
普通に演技しました。

途中、途中、アイ・ラブ・NYのマグカップをとりだしたり
アイ・アブ・NYのデコレーションを飾ったりと
小ネタは披露しましたけど。

そして、シェイクも無事終わり、グラスにもぴったり注ぎ終わり
クライマックスは、アイ・ラブ・NYのコースターで決まり!

普通、カクテルコンペでコースターを使うヒトなんていませんが
私は、アイ・ラブ・ニューヨーカーなんで、会場のヒトたちに
見えるように、コースターを天にかざし、グラスに添えました。

完璧。









らくだのカクテルコンペ【その5】

2006-06-16 | Weblog
8組目、らくだ。

いよいよです。

その前に、いっておきます。

本当は、ネクタイはずす予定じゃなかったんです。
本当は、上着脱ぐ予定じゃなかったんです。
本当は、シャツ脱ぐ予定じゃなかったんです。

本当は、中に、アイ・ラブ・NYのTシャツなんか着てる予定じゃ
なかったんです。

でもね、でもね、そうさせたのはみなさんなんですよ。

その日、朝から会うヒト、会うヒトに
「お、今日はなにするんだ?」
「お、仕込みはバッチリか?」
「お、ウサギの着ぐるみはどこに隠してるんだ?」
「おまえだけ、カウンターの上に立って作るの許してやるぞ」
「音楽とミラーボールはもってきたか?」
「中に何、着込んでるんだ?」

これ、全部、バラバラのヒトから、いただいたご挨拶ですよ。

オレ・・・、普通じゃダメなのか・・・。

なんなんだ、このプレッシャー。
あたかも、普通にやったら、逆にシラケル空気満載。

本当に、なにもする予定じゃなかったんだけど・・・、
一応、やるかやらないかわからないけど、
中にTシャツぐらい、着込んでおこう。

そう思ったのは、開始の13時前です。
応援にかけつけてくれるのを知っていたので
丸助に電話した。
「あの、うちの店に寄って、Tシャツ、もってきてくんない?」
(お土産であげ忘れた、Tシャツが幸い残ってた)

13時40分、丸助、到着。
「店長、どうぞ!」

らくだ、外へ電話するふりして、飛び出す。

近くのビルの中に入って、ゴソゴソ着替えだす。
上着脱いで、シャツ脱いで、オレ、コンペ中、、、、なにやってんだ・・・。

そして、普通にコンペ会場に戻りました。

それでも、まだやるか、やらないか、迷ってました。
だって、だって、みんな真剣にやってるんですよ。
超緊張感張り詰めた空気が流れてるんですよ。

そういってるうちに、前の組のティキティキのヨッシーが終わった。
ヨッシーは、カクテル未経験で、先週末にうちのお店で
深夜特訓しに来てた。
教えてください、教えてください、
超低姿勢な彼に惚れ、一緒に練習に付き合ってあげた。
お見事!
よく頑張ったね。

がっちり、競技あと、彼と握手した。

よし、オレも一発かましてくるぞ、とココロの中で、そう叫んだ。

らくだのカクテルコンペ【その4】

2006-06-16 | Weblog
池袋2号店のリョーヘー店長。

みんな、「シェイク」カクテルの中、
「ステア」という、「混ぜる」だけのどちらかというと
(シェイクは動に対し、ステアは静な)
小難しいカクテルに挑戦。

紫苑という、カクテル。
花の名前だそうな。
日本酒を使った、とても美味しいカクテル。

前日、彼んちに泊めてもらって、シャワー浴びて、ベッドで愛し合って
朝は、コーヒー屋さんで、お茶をしばきあった仲。

応援せずにはいられない。

がんばれ、リョーヘー。

らくだのカクテルコンペ【その3】

2006-06-16 | Weblog
全応募作品89品。
出場選手17名。

決勝作品18品のうち、なんと、我がウサギさんチームは
6名も選出。

なかなか、スギョイね、ウサギさん。

西新宿の三輪ちゃん、頑張っておりました。
店長の鼻谷くんは選んでおらえず、スネておりました。
来年は、鼻水でもいれたまえ。

らくだのカクテルコンペ【その2】

2006-06-16 | Weblog
朝10時30分、集合でした。
関西組も、11時頃、やってきました。

懐かしい顔ぶれ。

なんか、この瞬間、とてもホットしてしまうのはなぜでしょう。
やっぱり、温かいヒトたちだな、関西人は。

私の師匠である、大御所、オックン店長も来ました。
オックン店長が東京にやってきたら、必ずどこかに遊びにいきます。
今宵も楽しみだ、うっしっし。
手前の黒いヒト、オックン。
相変わらず、黒すぎ。

私、ロングカクテル部門だったので、後ろで大人しく立っていました。
このときはね、まだ大人しかったのです。

いや、ずっと、大人しくするはずだったのです、ホント。