『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

運命の1分

2006-06-03 | Weblog
「延命」とは、私のお友達の名。毎日のようにロマネコンティ代を
請求してきます。
借金5万じゃなくて、2万でよかったです。ありがとう。
利子はお願いだから、つけないでください。

・・・じゃなくて
「運命」。

あんまり、そういうの興味なかったし
深くも考えたこともなかったけど
運命ってあるんかなーと、少し感じた一瞬の話。

本日、とある仲間が、グループを去ります。
去る去る猿とは聞いておりましたが
具体的に「本日去る」って実は、昨日知りました。

知ったのは、彼のブログで。
営業中でしたが、ちょっと一息、落ち着き始めましたので
久々に彼のブログを読んでいました。
(最近、バタバタしてたので、ここ数日、見れてなかった)

「人生最高の送別会」とかかんとか、書いてある。
あ、そっかそっか、送別会も終わったんだ。

「そんな私は、6月3日、去ります」。って書いてあった。

え?明日じゃん。

ちょっと、一瞬、ボケーっとなる。(寂しくなる・・・)

そっかそっか、と彼の写真を眺めてる。

・・・と、「すいません」と入口から声がかかった。

は、はい!

・・・と振り返ると・・・

そこには、彼が立っていた。

今、まさに、画面上で、ニコニコしていた彼が
目の前に立っていたのでした。

2次元の世界から3次元の世界に、呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン状態。

あ、あ、どうも!
今、これ、見てたんです、とパソコンを指差す。

彼もパソコンを覗きこみ、あ、あ、あ、------。

って、二人に笑いが起きました。

明日で最後だからと、ご挨拶に来てくれたのです。

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あの時間にたまたま、彼のブログを読んでいて
あの時間にたまたま、彼がお店にやってきた。

あの時間って、ほんのほんの、数分ですよ、数分。
きっと時間にして1分ぐらいです。

その1分に、だれがなぜ、そうさせたのか。

神様が、22時15分に、彼のブログを読みなさいと私の心に囁き
神様が、22時15分に、私の店に訪れないさいと彼の心に囁いたかのように

二人はその時間、でくわした。
(ま、当然、昨日はでくわしてたわけなんですけど
 そのタイミングが、本当にびっくりタイミング)

これ、運命、でしょうか。

彼は、去りますが、心からは去らない。
いつもいつもそうですが、ただ単に、ちょっと畑が変わるだけで
別になにも変わらない。
ただ、違う畑で、もっと美味しい野菜を作るだけ。
ただ、それだけのこと。

これまた、いつもいいますが、これが、一生の別れじゃない。
また、きっと、彼とはどこかで会えるのです。

運命のいたづらで、たまたま参加した、昨年の24時間マラソンで出会った仲間が
今の自分を支え、今の自分に元気を与えてくれている。
そのマラソンを紹介してくれたドヤさんとも運命を感じるし、そのドヤさんを
紹介してくれたトドさんとも運命を感じるし、もし、東京に私がやって来なかったら
トドさんと一緒に働くこともなかっただろうし、
トド→ドヤ→リーダー→トミ→探検隊→NYおカツラ、この図式が成り立たなかっただろう。
東京にでてくるの、本当に本当に不安だったけど、すべて、うまくいくようになっている。
【『人生、らくだ』の法則】。

え?
すべては、トドが始まり?

トドさんが運命のヒト?

そっかそっか、トドさんは運命のヒトだったんだ。
トドに感謝。
やっぱり、プロフィール写真は、運命のヒトのまんまにしとこう。

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ぽこさんへ、今まで、ちょっくらお世話になりました。
畑が変わっても、やること、みな同じ。
私は私の野菜を作り、あなたはあなたの野菜を作るだけ。

すべてすべて、美味しいと笑顔でいっていただけるお客様のために。

ぼこさんなら大丈夫。
でっかくて、うんめぇ、世界一の野菜、作ってください。
ぽこさんなら、きっとできます。

自分も負けませんけど。

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たまたまは、たまたま、なんかじゃない。
魂と魂が呼び合っている。
(って誰かのウケウリ)

運命、信じてみよっかな。