らくだのＮＹ日記【その２４】イッパイイッパイ

おカツラとも、初対面だったけど、

ＮＹラーメンとも、初対麺。

腹いっぱい食べて、なにも食べれるはずがないのに・・・
頼んでしまった「にぼしラーメン」。

ＮＹで、にぼしラーメン。

これ、究極のダンディズム。

お桂がいった。
「ラーメンくるまでの間、餃子でも持ってきましょうか」

殺す気か・・・。

でも、ビールはいただいた。
散々、ワイン飲んで、酔っ払ってるのに・・・
ＮＹ限定のサッポロビール。
サントリーモルツ愛する私ですが、
今年、２年連続モンドセレクション金賞を獲得した
「プレミアム・モルツ」並に深い味わいの美味しいビールでした。

にぼしラーメン食べて、ビール飲む。
苦しくて、苦しくて、言葉がでない。
おお、まさしく、あのＣＭとおりだ。
「男は黙って、サッポロビール」。
ただ、言葉がでないだけ。

ラーメンを食べ終えて、おカツラがいいました。
「もっともっと話したい。今からチーズケーキをご馳走するわ」

私も、もっともっともっと、話したかったので
ついていきました。
とてもお洒落なキャフェ。
あ、ＮＹでは、カフェのこと、キャフェっていいます。
美味しいティーズケーキでした。
あ、ＮＹでは、チーズのこと、ティーズっていいます。
本当の、ＮＹチーズケーキ。
超濃厚。

腹いっぱい、胸いっぱい。

おカツラよ、ＮＹの思い出ありがとう。

キミはまるで、ＮＹチーズケーキ。
重くて重くて、存在感ありあり。
未だに、おカツラの思い出が胃もたれしています。

らくだのＮＹ日記【その２３】フォーリンラブ

この色紙を渡すために、めんくいてい、にやって来た。

彼女の名は「桂子」。

お桂、お桂、呼んでいた。
おカツラ、おカツラ、ちゃいまっせ。
おＫ、おＫ。

トミさんに、ぜひ、ＮＹにいったら彼女に会ってきて！と
いわれてた、謎のおカツラ。
どんなカツラかとても興味があったけど・・・
わざわざ、ＮＹまできて、麺食いにいくのダリー、と思ってたけど
会いにいってよかった。

おカツラをひとことでいえば、

元気。

ＮＹ中の元気を吸い込んでいる女性。

とにかく、元気。
元気な声で店内を駆け回るおカツラ。
同じ飲食ギョーカイ人として、お、やるな、って感じ。
とても気持ちがいい。

彼女から教わった、挨拶。
「おげんこ？」

ＮＹでは、お元気？をおげんこ？というらしい。
ご無沙汰！をごぶサターン！というらしい。

喋りは、コテコテの関西弁。
せっかくＮＹにきたのに、思い出したくなかった、関西弁。
かなり、浴びせたおされた。
アホや、アホや、いわれた。
アホにアホいわれたないわ、アホ。

初対面なのに、初対面な感じがしなかったのは
きっと、トミさんが裏で上手に橋渡しをしてくれてたと思うのだけど
とにかく、一発で、２人は恋に落ちた。

落ちてねーよ。

らくだのNY日記【その２２】メンメン

いきなり、６月から、ＮＹ話かよ。

・・・の意見、無視。

***********************************************************

前回までのあらすじ。
・・・忘れた。

前回は、２日目のランチで終わってたように思います。
イタリアン「イル・ムリノ」で腹いっぱい食べた・・・
ってとこで終わっています。

牛まるかじりステーキ、サフランライス特盛丼、森サラダ、
にんにく２００％パスタ、

どれも異常なぐらいコミカルな量を食べ終えたあとに私が向かった先は
なんと、、、

ラーメン屋。

え？デザートにラーメン？

いやいや、会いにいったんです。
あるヒトに。

お店の名は「めんくいてい」。

訳すと、I　WANT　TO　EAT　FACE。

それ、面、食い、てー。

人面？

・・・そんなことはどうでもよくて
麺、食いたいわけじゃなかったけど、あるヒトに会いに
腹いっぱいラクダは、めんくいてい、に辿り着いた。