『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

貴船で夕涼み

2005-07-29 | Weblog
京都の夏の楽しみ方をひとつご紹介。

京都に「貴船」って場所があるらしい。
京阪出町柳駅から叡山電鉄に乗り換えていくらしい。
気がつけば、終点、1個手前。
そこはもうすでに、京のジャングルと呼ぶに相応しいほど険しいらしい。
「貴船駅」を降りると、お店の方が車でお出迎え。
そうそう、険しいから、歩いて、そのお店にいくのはやっぱり大変らしい。

細い路地を、でっかい車が交差して、やっとお店に辿りついた。

京都には、川床と呼ばれる、夏の風物詩があるらしい。
川の上に、木を組んで、その上に畳をのっけて、その上で食事する、
なんとも昔の宮廷人が好む贅沢なお遊びだ。

「貴船」にいく目的は、その川床を楽しみにいくらしい。
納涼床とも呼ばれているらしい。
その言葉通り、川床の上はとても涼しいらしい。
高い木々の枝で、強い日差しが遮られ、まるで、京都の中の軽井沢。

BGMはもちろん外なのでない。
清流の音が、心地よい癒しの音楽らしいのだ。

ところによって、川の段差があるらしい。
だから、そこには小さな滝ができているらしい。
京都の中のナイアガラ。
それは言いすぎだ。
でも、観光案内のパンフレットには、図々しくもそう書いてあるらしい。
言ったモン勝ちか、貴船さん。

食事は、まさに京料理といえる、ちっちゃな前菜の集まりから始まり、
川だけに、川魚中心、最後にあったかいご飯とお味噌汁。
素朴な料理内容だが、お値段は素朴じゃないらしい。
取ったモン勝ちか、貴船さん。

でもでも、やっぱり、夏に貴船を訪れる人が後をたたないのは
貴船に素晴らしいものがあるから。
                  
マイナスイオンがいっぱいの貴船。
自然クーラーが完備の貴船。
癒して癒して癒しまくってくれる貴船。

春には桜、秋には紅葉、夏は貴船の川床。
あとは京都の冬をどう楽しもうか。
そういえば、聖護院に美味しい鍋屋さんがあったっけ。
そういえば、お寺で湯豆富食べるのもいいかもね。
                        

京都には四季がある。

だから、京都は素晴らしい。

暑い夏、いってみたいな、貴船。