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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン133

2019-03-30 21:43:27 | ピアノ

    なんか、最近は次々いろいろな気持ちが苦しくなるような不条理なことが周囲に起こり、気分が凹む日々が続いています。

    先週大変な思いをして乗り越えたと思ったら、また2つ続けざまに凹むことがあって・・・その一つはツバメの巣のことなのですが。それについては、詳細を「写真ブログ」の方に書いたので、ここでは省略。もう一つについては、グッと耐えて今は心の中にしまっておきます。そんなつらい思いがあった時の私の薬は、ピアノを弾くこと。弾いていると、心が落ち着いてきて、心の琴線に触れるような部分を何回か弾いている内に気持ちが納まってくるのです。渡辺先生の曲には本当にいつも支えられています。先生に出会っていなかったら、私はもっと簡単に潰れていただろうなぁ~と思います。

    さあ、今日も癒しを求めてレッスンへ。

    まず最初は、指の練習替わりの「弾ける! JAZZ STANDARD 30」より。"Fly me to the Moon”の2回目をやるつもりでしたが、新曲を1つ弾いてみようと探している内に、そちらの方が面白くなってしまって、"In the Mood"から。先生が「おやまた古いのをやってきましたね」といういかにも~の古典ジャズという感じの曲ですが、何とも懐かしく愛嬌があって、弾くのが面白かったです。「Aの左手は、弾まずに滑らかに押さえる感じで弾くんですよねえ」と先生に確認してからスタート。結構楽しく弾けました。間違いもなくどうにか進んでいって、途中、Eの付点の後に2連符が来た時は3カウントをその連符のところでタータと3カウント*にするのでいいのかも確認。OKを頂き、繰り返しで戻り最後までいったところで、先生に、Codaの後の雰囲気がガラッと変わる所に「No Bounce」 と書いてありますよ。と指摘され、最後はもっと雰囲気を変えて、弾まずにタッタタタッタッ・・・・とスタッカートで行くことが分かり、数回弾き直し。無事終了。

    ついでに、新しい曲をどれにするか迷った際に次に弾こうと思った”Lullaby Of Bird land" no 8分休符+♪、4分音符と来る時のカウント方について、8分休符+連符が来た上の*とは違い、全てのカウントを1拍3つでタータのリズムで感じて行くことを確認。実際に1ページ分だけ弾いてみてOKを頂きました。2週間間違えて練習すると間違った癖がついてしまうので、これで安心して練習できます。

    そして、次は前回得意になって完璧かと思って弾いたら、いいサビの部分が飛んだリズム違いで弾いていた、先生のオリジナル曲、私の大好きな'Arcadia' 。間違いは多分直せたと自信がありました。今回は、同じ繰り返しが多いこともあり、コードを左手に書き起こさないでもどうにか弾けそうだったので、左手を書き込まずに右手の和音や挿入音のみ書き入れて挑戦。そのせいで、ボンヤリするとコードの行を読み間違えたりのミスは最初あったものの、結構頑張れました。

    先生が「間違っていたところも直っていたし、よくなりましたね~」と言ってくださいました。頑張った甲斐がありました。スッキリ! ただ、アドリブのところが今いちうまくいかず、先生に「アドリブのコードがCmになるところが、ソラと弾いた後にCmが来るとハマルのですが、弾き忘れるとメロディーのつながりが難しいんです」と弁解をすると、「そこは、自然な流れではマイナー音にならないから、そういう時はメジャーでもいいですよ。アドリブだから」とのこと。安堵。アドリブはいいんじゃないですか・・・ということで、合格?

    そして、これは宿題ではなく、自由課題で勝手思い出して練習してきた昔習った先生のオリジナル曲”Semi forgotten Dream"をとり出して弾かせて頂きました。最初はうまく乗れなかったのですが、繰り返しになるあたりから調子が出てきて、どうにかいい感じに弾けました。先生も懐かしいなぁ~と喜んで下さって。「これは、実は音の運びがジャズなんですよね。ジャズにするとこんな風になるんです」といって、オリジナルの語りかける雰囲気からガラリと違うジャズヴァージョンへの弾き分け模範演奏を聞かせて頂いちゃいました。面白かったぁ~。「以前弾いた時より、余裕が出て、楽しく味わいながら弾けました」と言うと、先生も「そうだね。譜を弾くの一生懸命だった最初とは違うよね。弾きなおしていくのもいいかもしれないですね」

    でも、「そうは言っても新しい曲もほしいです」アピールをしてみると、”Before You Go"はまだでしたよね。ちょっと難しい部分があるけれども、やってみますか?というので、勿論チャレンジ!!!!

    譜の中の音符が窮屈に立ち並んで真っ黒に見える恐ろしげな部分が2か所ある楽譜の登場(苦笑)ここが難しい。僕でも正確に弾くのは大変。といいながら、先生の模範演奏。「最初は自由にちょっとEmでルバートで遊んでおいて、イントロに入ります。ここもまだルバートで。この後、テーマに入ってからは、曲の調子が変わって跳ねて弾きますよ」。と言って、始まる先生らしい自由なイントロ。うっとり。

    黒い音符が乱立した部分も、気持ちよく・・・ライブ演奏を独り占めの贅沢な時間。慌てずに、リズムがすごくカッコいい系で難しそうなので、ゆっくりまずはテーマの最初辺りまで、練習してみることにしました。楽しみだなぁ~。何だか、レッスンが終わるころにはかなり元気になって来ました。

    あ~、やっぱり音楽がある生活は最高だなぁ。

 

 

 

 

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