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東京のPCR検査能力1日220件の驚愕!(怖いのは、東京の感染者数増加が、数字に出来ないこと)

2020-04-08 01:33:45 | 日記

  今、インターネットで「休診 急患受け入れ中止 ウィルス」と検索すると、どの位の病院がコロナウィルス感染者が出て受診が困難な事態に陥っているか知れる。下だけでも、

   大崎市民病院で職員感染→外来・救急受け入れ中止。北播磨総合医療センターで医師2人の感染→外来診療、新規入院中止。JAとりで総合医療センターで入院患者に感染者・院内感染あり→外来、検査、救急外来停止。

   和歌山の有田病院で病院で感染者がでて、いかに復活が大変だったかで理解できると思う(2月13日感染発覚~3月4日再開)。しかも、慶応大がそうであったように、1つの病院の感染で転院をした患者が次の病院で陽性になって~と玉突き状態で他の医療機関がドミノ倒しのように壊れる事もありうる。

           下に、最初に書いた検索結果を見せてみよう。

 

全国ニュースにならないだけで、たくさん出てきて驚かされることだろう。あなたの地元は大丈夫だろうか。調べておくといいかもしれない。そして、さらに下には、私のなじみのある病院の噂を聞いて調べてみて、こんなに問題が起きているのかと驚かされたので、急患受け入れ停止とかになっている例をあげてみた。

           

 

 ニュースになった慶応大学病院、国立がんセンター以外でも、ちょっと調べるだけで、院内に医師などの感染者がでたために、新患受け入れができない状態の病院が結構あることが見てとれた。

 ところで、日本は検査が少ないとよく指摘されてきたが、どのくらいPCR検査をする能力が日本にあるか、これも厚生労働省の資料で調べてみよう。1月の段階ですでに中国から1月に100万人弱の観光客が入る日本で(ヒトーヒト感染)と思われるバスの運転手とガイドの感染が確認されてもう2ヶ月が経過している。

 7000件くらいには増えているのだろうか? 下の表のように検査の実施能力は全国合計でも、相変わらず5000件以下だ!では、あなたのお住まいの県では、どうだろう。よく見てみよう。

   

TV朝日「羽鳥慎一のモーニングショー」で、岡田晴恵教授と玉川氏がずっと「検査体制をはやく拡大しないと手遅れになる」と訴え続けていたのに、政府のしたことと言ったら、厚生省や官邸、自民党が一丸となって名指しでこの番組に言いがかりをつけてくること位(ココ参照)。検査無用論を唱えたり、首相自らは感染防止のマスクもせずに、医療とは無関係な人たちと会食は続ける、党の懇親会の自粛要請もせずに首相が挨拶までしていた。そして、つい最近でも、防衛大の卒業式を体育館でするのに挨拶に訪れ、憲法の話までして・・・。学校にも行けず、卒業式を諦め、商売も大打撃を受けている国民たちに、寄り添うようなことを口では言っても、自分の行動とはあまりにもチグハグだ。

そして、テレビや小池知事や首相が、感染者数を示しながら「感染数があがり、感染が広がっている」というのも、非常に疑問でオカシイ。

あたかも(感染者数=感染している人の数)であるが如き印象を与えることは間違っている。検査が抑えられていて、数字そのものの信憑性が外国からも疑念を抱かれている。感染者数をどうして反映していないか。驚愕の数字をご覧にいれる。

   *このブログをご覧になって下さっている方には、すでに伝え続けていることなので、繰り返しになることをご容赦下さい。

まるで悪い冗談と思えるが、「東京都の検査能力は1日たったの220件!の事実が厚生労働省の公表している資料からハッキリと読み取れるのだ。ただし、公表には工夫が施され、すぐ見ても分かりづらいように公表されている。

ただし、表題の下に書いてあるように、この数字は地方衛生研究所・保健所の実の数字で、検疫所、大学、医療機関・民間検査会社などの件数は含みません。その数値を公表している数値が見つかりませんので、他の検査を含めた数値はこの2倍位と予想され500件程度ではないかと推測されますが確かではありません。いずれにせよ、4月1日時点での実施検査件数は能力に拘わらず全国で4026件と公表されています。

すぐ下に挙げたのは、最近公表された3日分だが、それ以前の表もこのブログのココで見られるので参照してほしい。

 積算でしか発表されていないので、今日は自分で分かりやすい表を下に作ってお見せすることにした。さらに表にして驚いたことは、1日平均220件の能力と言っても、結局は現在東京都は1日平均では、ここのところ162件の検査実績だったこと!

 (いっぺんに400件近い検査が入ると、しばらく判断がでるまで次の検査を受け入れられない!)現状だったことも、表にしたら読み取れた。厚生労働省も、このような「1日毎の検査人数と発覚陽性者数」を出してくれたら、事実がもっと素直に国民に伝わったはずなのに。勿論、伝えたくないから、隠したということでしょう。「発覚陽性者数」としたのは、あくまでこの上の「陽性者数」は実際の感染者の数ではないからです。

 今でもう既に「ギリギリの状態」なのだと理解できます。都知事や首相が「感染者数が増えている」という言い方が間違っていることが分かります。「感染発覚者数」は数字として出ても、「実際の感染者数が増えても、日本では もはや 知る手立てがない!」それが現実なのです。

 数字が頭打ちになって、これから増えてくることはなくなるでしょう。問題は、それが数字に出ないだけで、実際はすごい数で膨れ上がっていっているかもしれない事の方です。もう検査能力が限界なので、数字が一緒に伸びて行かない状態が怖い(嘆)。この事実をこれから、どう伝えていくのでしょう?

小池知事も、首相も、本来なら「感染者数が増えても、実はもう分からないところまで来ている」「検査能力がもう限界にほぼ達しており、感染者数はこれ以上 伸びようがない数字まで来ていて、実は意味をなさないのです」と白状して、危機を訴える以外、もうどうしようもない事態になっている!!!! 

 上の検査能力の数字がすべてを語る。さあ、数字が伸びて行かないことを皆さんの努力のお陰で、東京都の感染者数が増えないでいると説明するか、どうするか。注目しないといけません。正直に「検査の限界に達しているので数字が上がらないだけなので、本当はもっと危険な状態です」と、都知事は正直に言うかどうか。首相は?

  医療従事者のウィルス感染チェックをしていかないと、医療現場から感染拡大する危険が非常に濃厚だが、検査能力が全国合計でも1日5000件未満では、今からあがいても手遅れだ。まして、今日「陰性」でも、潜伏期中で明日「陽性」にならない保証はない。医療用マスク、防護服、人工呼吸器などの手配や増産が後手後手に回っている問題もあるが、一刻の猶予もない! 必死にすべての製造業者の人が協力して、マスク(ドクター中松のような顔全体を覆うもの)、防護服、人工呼吸器を増産し、医療従事者に集中して配布を続けてほしい。

 そして、国民は可能な限り家にいて外ずに、感染しないようにするしかない。 最初に挙げたように、自分が病気になっても、コロナウィルス以外でも、もはや医療を受けられる保証はこの日本でもなくなってきたことを肝に銘じて行動をしないといけない。

 もともと、37.5以上の熱でも、感染者の濃厚接触者でないと後回しで検査がしてもらえなかったけれど、これからはさらに難しくなるかもしれない。

 医療従事者は、どんなにしてでもマスクだけでなく、顔を覆うドクター中松風のものをあり合わせでもいい、自分で作ってでも防衛し(医師自身のためにも、患者のためにも)診察をするようにしてほしい。

 感染をこれ以上増やさない、この新型コロナウィルスでの犠牲者のみならず、他の病気で十分な医療を受けられずに犠牲になる人を最小にするために。皆さん、できる限り自宅に留まりましょう!

 *私のわずかな希望は、去年12月から入国制限があるまでに約200万人の中国人が日本には入ってきている。その何%かが無症状感染者だったことから考えて、実はすでに日本に多くの感染者がいて無症状か軽症で自然治癒で乗り越えた後ではないかという望みだ。この病気が、抗体ができて2回目の感染を防げる病気であるならば、実はかなり抗体を持つ人がいるかもしれないという望みだ。

  日本は、マスク使用者が他国に比べて異様に多い。インフルエンザの時期だったのでマスクをしている人が多かったので、飛散のウィルスが少なければ、たくさんのウィルスを吸い込まず、重症化率は抑えられていたかも知れない。大量に浴びるとやはり肺に入り重症化するリスクは増大したのではないか?とこれは素人の推測だが希望推測をしてみた。

  そうなれば、軽症者、無症状の医療事業者が防護服で頑張って戦ってくれれば、そんなに長期戦にならなくても、この戦いを乗り越えられるかもしれない。

  後は、お月様に祈りながら、自分が感染しないように皆が最善策をとることしかない。

 

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