今年6月に高浜の3号機が再稼働されたことによって、現在日本では5基(九州電力の川内原発1・2号機、四国電力の伊方原発3号機、高浜原発3・4号機)の原発が動いている。いずれも新規制基準に基づく安全審査に合格した原発とはいえ、新規制基準そのものが十分な安全性をもっているのかという問題が置き去りにされての再稼働だ。
原子力規制委員会の田中俊一委員長が「安全審査ではなく、基準の適合性を審査した。安全だということは、わたしは申しあげません」と2014年3月26日の定例記者会見で言っている。
「!」 基準を審査してOKと言ったから、稼働していいのか???
しかも、福島の原発事故の時、吉田所長を始め70人の侍が残った免震棟。あれがなければ・・・と思わせる免震棟が川内原発にはない!!!
NHKの解説のココを読んでも、九州電力が約束を反故にして免震棟を作らないことに関して、今はどうなっているのかと怖くなる。
完成までは耐震の代替対策所(同約170平方メートル)を暫定的に使うといいつつ再稼働し誤魔化している九電に、規制委も不快感を示して、「主張は根拠に欠ける」として九電に申請の再提出を求めているというが・・・・免震棟はいっこうに建設されていない(ココから概要を引用)。
本当に、このまま再稼働がどんどん進められていいはずがない!
そんな折に、「日本と原発」「日本と原発4年後」「日本と再生」と次々に原発で何が起こっているのか裁判を闘いながら裁判の資料として映画を作り始め、活動を続けている河合弁護士が「日本と原発4年後」を短縮版だがyoutubeで無料公開したのを知った。
まだ、900ヒットほど。 30分強の動画だけれど、多くの人に見てほしい。ココからクリックして見に行って下さい。
福島の原発事故がわれわれに与えた教訓を皆で共有して、安全な生活の道しるべとしたい。
拡散お願いいたします!!!
映画でしっかり見たい方は、全国でやっている上映会を「日本と原発」のサイト <http://www.nihontogenpatsu.com/news>から確認してみてください。今は、再生エネルギーを中心にした「日本と再生」の上映が多いです。「日本と原発」「日本と原発4年後」はDVDも売られています。
是非、しっかり現実から目をそらさないように、学んでいきましょう。
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