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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2024年3月の惑星

2024-03-01 08:40:32 | 惑星・天体ニュース

  暖かい日も多くなってきて、ツグミをよくみるようになって、庭のクリスマスローズがグッと首をもたげ・・・春がやってきました。

  孫娘の高校合格のLINEも届き、こちらも元気をださないと~と思えました。そして、3月の惑星です。

  まずは、前回の月の巡りから。1月中旬から2月初旬の様子です。

  

   新月直後の月と、後半の下弦の月を過ぎたところからが欠けていますが、21日みられているので、まずまずお月見がよくできたように思えます。因みに、W お月見という1日の間に、沈む前の月と、新たに出てきた月をみる「Wお月見」もけっこう楽しめました。

   あとは、金星が朝に、夜には木星を楽しめました。

   それでは、さっそく、今月の惑星のご紹介から。

   水星:さあ、水星は朝から夕方に移動してきました。とはいえ、太陽に近い場所で回っている惑星で、しかも小さい惑星。見つけるのは、そう簡単ではありません。

      といいつつ、今月の国立天文台の天文情報に、こんな図を掲載してくれていました。

水星が東方最大離角 2024年3月16日から3月31日 日の入り30分後 東京の星空

       ということは、どうやら、下旬にチャンスあるかもしれません。細い月でも、水星のそばに来てくれるタイミングで近づいてくれれば、月の助けでみつけられることもあったのですが、今回は月はそばに寄ってくれないので、明るい木星を頼りに、下旬に西の夕空をみる機会がありましたら、水星のことを思い出して下さい。双眼鏡があるといいかもしれません。でも、太陽はくれぐれも見ないようにご注意下さい。

   金星:ずっと楽しませてくれていた朝の金星も、とうとう火星よりも低い位置にきて、明け方の空でも低い場所にいます。南東から東の低空が開けた場所でさがすなら探してみて下さい。明るさは肉眼でみられる明るさです。

   火星:今は、あまり明るくないのでみつけづらいと思います。太陽もどんどん早く昇ってくるし、難しそうです。

   木星:何だか、みんな見づらい3月ですが、木星は明るく肉眼で見られる上に、夕方から下のようにいい場所で明るく見えています。

    月が木星、すばるに接近 2024年3月13日から15日19時頃 東京の星空

     13日~15日は、細い月が寄り添って木星がいるところを、あなたに教えてくれるでしょう。ちょっと目を南に向けると、冬の星座もきれいに見られるかも知れません・冬は肉眼で見られる明るい星がいっぱいです。楽しんでみてください。

   土星:みかけ上、太陽のそばにいるので、みられません。

   ちょっと、寂しいですが、今月は無理をせず、夕方の木星を楽しみましょう。そして、下旬には、その木星から地平線に目を落として、水星がいないかを確かめてみて下さい。但し、西の地平線近くまでが開けた場所で、日の入り後に暗くなったら、早めに見に行きましょう。7時半には水星は沈んでみえなくなります。

   3月25日に半影月食が見られるようですが、皆既月食や部分月食よりみづらいので、ニュースにもならないかもしれませんね。

 

 

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