felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

超極細・月齢1.6の月の写真で~す!

2016-11-01 18:23:22 | 惑星・天体ニュース

  私の細い月を撮った記録は最高月齢いくつだったのでしょう。覚えていませんが、今日撮れた月は超極細でしたよ。
  月齢1.6。

  実は、今日はシルエット富士を撮りたくて、富士山が車窓から撮れる電車にのって2往復。
  でも、夕方天気が良かったはずだったのですが、地平線そばは意外に空気が澄んでいないのか、結果的には失敗。

  今朝は雨が降っていたので、最寄駅までバスに乗ってきたので、帰りのバスがなかなか発車しないので気がきじゃありませんでした。
  なぜって、暗くなりだして今日の月は入りが6時ちょっと前。もう5時半近くになっていたのです。

  やっとバスがいつもの駐車場そばまで来たところで飛び降りると、小走りでお月様のいる西空が見えるところを目指して走りました。

  あれ~、見えないか(嘆)もう、木の後ろに隠れちゃったのかなぁ~。
  スマホのアプリ「星座表」で確認。いそうなのになぁ~。

  いそうなあたりにカメラを構えてズームすると、暗い画面に自動調節機能が働いて、画像がちょっと明るくなり・・・あっ!
 「お月様がいた!!!」 そ~っと、見失わないようにズームして行ってパシャリッ。

       

 「撮れた!」

 拡大してみると、ぶれていましたが、まずまずには撮れました。
 そして、もっとしっかり撮ろうとしたら、

 「お月様が、いない」
 (存在を感じるのに、私の目には見えないんです)
 
  今から家に帰って、よく見える車用のメガネに替えてなんてやっていたら、お月様は沈んでしまうでしょう。
  お月様の写真をみて、それに似た木のあたりにカメラを構えてみましたが、見つかりませんでした。

  諦めて最後に撮った広いアングルの写真を家に帰宅してみてびっくり。

  

  私が少し場所を移動していたらしく、こんなところに見えていたんです。
こんな所って、スカイツリーが小さく光っている左横の赤いボンヤリしたところが月だったんです。
  拡大すると、どうやら月だったと判明したのですが・・・見えませんか? 

  カメラは月をこうやって捉えていたんですが、私の目には入ってこなかったんです。

  不思議ですが、でも確かにお月様と声を掛け合えた気がしました。

  「お月様、またこの巡りも、しっかり毎日逢いたいと思っているよ~~~~」
  「わかっているよ~」

   という訳で、幸先よく私はお月様の1日目に逢えました。
   明日は、土星のそばにいるはずのお月様、金星も輝いているはず。
  
   あれっ?今日は金星は上にいたはずなのに・・・・見つけ忘れた。いたのかしら? 
   月とだけの、不思議な出会いでした。



コメント (3)
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2016年11月の惑星

2016-11-01 08:00:03 | 惑星・天体ニュース

10月は星や惑星たちに逢えるほどの天気には恵まれませんでした。でも、お月様には結構逢えました。
  さあ、今月はどうでしょう。惑星たちには逢えるでしょうか?

  早速、今月の惑星のご紹介をしていきましょう。
 
  水星:今は見られません。でも、11月下旬から12月中旬くらいまで、水星にしては頑張って地平線に近い低い位置ですが夕方に姿を現してくれます。その頃には、天気で空気も澄む冬らしい日に、肉眼ではやや難しいながらも、金星を写真で撮ったら金星の下に写り込んでいたりするかもしれません。

  金星:どんどん目立ってきています。今夕方の西空に明るい星を見つけたら、その1番星は「宵の明星=金星」です。これから太陽から離れて、だんだん夕方の西空高くに明るさを増して輝やくようになります。私が最近見た金星の写真は、10月18日のこのブログに掲載しています。こんなに明るく見えるのですから、あなたにもすぐわかると思いますよ。
     それに、11月3日にはお月様が金星のすぐそばにきて、メルヘンチックな景色を作り出してくれます。土星もいるんですが、地平線に近いので西空が地平線までよく見える場所を探しておいて下さいね。「三日月に金星、土星」寄り集まっているのが見られるといいなぁ~。

  火星:だいぶ見づらくなってきましたが、金星とお月様を見れたらその時、目を左上にやると火星も一緒に見つけられるかもしれません。それに11月6日には、「太っちょの三日月」になったお月様が、「僕のそばにいるのが、火星なんだよ」ってあなたに教えてくれます。

  木星:他の惑星が夕方に多いのに対して、ひとり早起きの方のために朝に輝いてくれているのが木星です。早起きの方は、東空から太陽の先導役のように上り始めた木星を探してみて下さい。日の出が今6時位になったので、5時半前なら東空の地平線がよく見える場所なら、木星が輝いているはずです。これも金星のように明るいので、よくわかると思います。
     この木星、日増しに太陽から離れて高い位置に見えるようになってくるので、慌てず11月25日まで待つと、夕方とは反対の向きになった朝の三日月が「僕のそばにいるのが、木星なんだよ」って教えてくれます。

  土星:季節が進み、だんだん沈む時間が早くなった土星。夕方沈む前に土星を捉えるのはなかなか難しいです。でも、金星の写真を撮った時に写り込んだり、地平線のコンディションが空気が澄んできれいだと、見つけられるかもしれません。11月2日、3日。細いお月様のそばで金星より暗い星を見つけたら、まず土星と思って間違いありません。

  という訳で、今月の惑星は早起きさん向けの木星と、下旬まで見えない水星を除くと、土星、金星、火星とみな夕方の西空にいます。夕方に西空の開けた場所へ行ったら、お月様が2日~6日頃、土星、金星、火星の順に近づいていくので、お月様のいるあたりでよ~く探してみて下さいね。夜遅くにはもう惑星はみんな沈んでいなくなっているので、秋の四辺形や、東から上ってくる冬の星座のオリオンや、冬の大三角を楽しむことにしましょう。

  ちょっと星空観察も寒さが気になる季節です。暖かくして風邪をひかないようにして下さいね。

  
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