雪が止んで静まった夜。冷えて澄んだ空とくれば、そこに期待するのは星空ですよね。
昨夜、星好きの人で空を眺めた人は多いのでは?
私も勿論、夜空を見上げてみました。
コンデジで撮っているし、三脚も使わずという簡単撮影でこれだけ写ったということは、どんなに綺麗な空だったか・・・想像して頂けるでしょう。冬の大三角とオリオン座が、しっかり並んで賑やかな夜空でした。
お月様ですか?もう半月を過ぎて夜明けの三日月になっているので、寝る前には今は見られません。
諦めて寝ました。
ところが、ここの所やや風邪気味で朝のどが痛くて目が覚めました。
のどを温めようと、保温パッドを取り出して、薬を飲んで、のど飴をなめて・・・私がしたことはというと。
お月様が外にいて呼んでいる気がしたので、お月様に逢いにいきました。
風邪のひきかけでよいわけはないのですが、首にしっかりマフラー、長靴下をしっかり履いて、オーバーを着込んで・・・・。
月の出は2:15だったので、結構もう高いところにいるはず。
葉っぱを落とした銀杏の木のそばに、ハッとさせるこんな美しい姿のお月様がいました。
銀杏の奥様のイヤリング?
ため息がでるような素敵なイヤリング。
うっかりしていましたが、木星と最接近の日だったんです。
<この木星、日増しに太陽から離れて高い位置に見えるようになってくるので、慌てず11月25日まで待つと、夕方とは反対の向きになった朝の三日月が「僕のそばにいるのが、木星なんだよ」って教えてくれます>って、いつも月初に出す惑星ニュースの「2016年11月の惑星」に自分で書いておいて、どうせ寝坊な私はみられないとあきらめていました。
木から離して、しっかり撮ってあげると、地球照まで写し出されました。
いったい、お月様からはどんな地球が見えているんでしょうね。これだけ地球照が見えるのだから、きっと青くきれいな地球がみえているのでしょうね。お月様が細く見えているということは、きっと地球はかなり丸く見えているんでしょうね~。
そんな明るい地球の照り返しで月の暗い部分が見えるんですね。
「?」と思った方は、太陽と月と地球の位置を図に書いて考えてみて下さいね。月が新月となる時、地球は月からみて「満地球」になりますよ。
今日は気持ちのいい青空です。残念ながらうす雲がいてお月様はまだ空にいるのですが、もうみつけることはできません。
14:17に西空に、人に知られることなく静かに沈んでいくお月様です。