先発から外れた昨日のイチロー。７回に２対４と相手にリードされた裏の攻撃、１死１塁の場面で代打出場。ヒットこそ出なかったが２塁（大リーグ５０１盗塁目となる動画はココから）、３塁へと２盗塁を決めて追いつくチャンスを広げ、次の打者も四球で一挙逆転へ？と思いきやディートリッチが空振り三振（泣）結局さらに相手にリードを赦して試合は負け。そして、今日も先発から外れたが、代打で登場。ヒットと思われるいい当たりを見せたが、ラガーレスの素晴らしいダイビングキャッチに阻まれて（動画は ココから）。これは相手の守備がうますぎる（泣）イチローは、守備にはつかず、試合は負けた。惜しい！
でも、試合終了後にモハメド・アリの訃報が流され、テレビのキャスターがイチローのコメントを伝える場面が、これもＭＬＢのビデオで流されていた。ココから。
この画像は、２０１２年４月４日、アリがマーリンズのオープン戦に登場した場面から始まっているが、キャスターによると「２００４年のＭＬＢのオールスターゲーム、あのボンズやイチローが活躍したゲームにもアリが１球を投げた。今日、イチローはアリについて通訳を通して『彼は私にとって神様のような存在。批判を受けながらも苦境を乗り越えた偉人の見本と思い尊敬し、インパクトをもらった。日本から大リーグにやってきて、日本の成績に意味があるのかと批判や懐疑を受けるだろう自分と照らし合わせて考え、そうした批判を乗り越えるには、大リーグで自分が（結果で）示して行くしかないと思った』とコメントした」と伝えている。
Ｐ・ローズの輝かしい４２５６安打の記録。それにあと１３安打で並ぶイチロー。だが、これに日本での安打１２７８安打が加わっていることで、価値をおかないという見かたもあるかもしれない。しかし、イチローはそれでも３０００本安打を出して、日本の野球が大リーグに劣らぬことを黙々と実績で示して、そうした意見を圧倒していくだろう。アリに続いていくイチローの道をみつめ、応援していきたい！
１９６７年に信仰とベトナム戦争への反対を理由に米軍への入隊を拒否。６４年に勝ち取ったヘビー級王座を剥奪されたが、「私とベトコンの間に争いはない」と言ったというアリ。そのモハメド・アリの偉業を讃え、ここに心から追悼したい。
今朝の新聞をみたら、期せずして「オール沖縄の希いを、オールジャパンの意思と行動に！ 戦争準備のための、新基地はいらない」という意見広告がでていた。
アリに続き、私たちも勇気をもって戦争へと足をすすめようとする動きに「ＮＯ！」の意思表示をしっかりできる人でありたい。
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