(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

ハロウィーンの由来

2005-10-28 | アート
オレンジのパンプキン(かぼちゃ)を使ったキャンドルのランタンである。

10月31日はハロウィーン。みなさんはハロウィーンの由来をご存知だろうか?紀元前2000年頃から5世紀頃まで、ヨーロッパにはケルト民族達が多く居住していた。
そのケルト民族の新年の前夜祭だったとされている。

ケルト民族にとって、11月1日は夏の終わり、秋の収穫そして、冬の始まりを表す大切な日にあたり、11月の1日が『新年』とされていた。(その影響もあるのだろうか、毎年アメリカでもこのハロウィーンの頃から夏時間が終わり冬時間を使用する。1時間時計の針を遅らせるのである)

その前夜、10月31日は『死』の世界と現世が交差し、魔女や悪霊が現れて人間に悪戯をすると信じられていた。人間達はその悪戯から逃れる為に、放浪する悪霊や、魔女に成りすます為に仮装したり、焚き火をしたり、お菓子などを供えたりしていたと言われている。

こうしたケルト民族の儀式が、時を越え今、カボチャのランタンなどを飾ったり、子供達が『トリック・オア・トリート』(お菓子くれなきゃ悪戯するぞ)と言いながら、家々を廻るお祭りになっているのである。

いつもこのハロウィーンの時期になると、私が約6年半ほど過ごしたニューヨークでは、黒いひつぎからドラキュラが出ているショップの奇抜なディスプレイやら、黒猫、魔女のデコレーションで飾られているレストランなど、フュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)の参考?になりそうな装飾がマンハッタンのあらゆる所で見られたものだ。
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