湯めぐり~ずブログ

旅好き、温泉好きの仲間たち、湯めぐり~ずです。
さて次の休みはどこに行こうかな?

嵯峨嵐山 常寂光寺

2018-06-24 10:00:00 | 京都

二尊院でまったり過ごしていたら、あっという間に1時間が過ぎていました。京都のお寺は殆どが16時30分までに入場しなければなりません(17時閉門)。今日の最後のお寺、常寂光寺へ急ぎます。常寂光寺は紅葉の美しい小倉山の中腹にある日蓮宗のお寺です。平安時代より嵯峨野の地は、皇族や貴族の離宮、山荘をかまえる景勝地として有名だったんだそうです。 特にこの小倉山、亀岡、嵐山の山麓は、公家や歌人が好んで別荘や菴を構えた地域で、後嵯峨上皇が吉野の桜を嵐山に移植してより、嵐山は桜の名所、小倉山は紅葉と鹿の名所として親しまれてきたのだとか。

閉門しても墨色に塗られた角柱の格子の間から参道が見える開放的な山門です。

茅葺の屋根がめずらしい仁王門。 仁王門像は、身の丈七尺、運慶の作と伝えられます。仁王門像は目と足腰の病にご利益があるとされ、今も近在の檀信徒がわらじを奉納して病気平癒を祈願されています。いやぁ~、ここからかなり登りが続いて、大変でした(笑)。

本堂周辺ももみじに囲まれています。

竹林もあります。日陰ではひんやりとした風が吹いてきました。

頑張って展望台まで登ってきたご褒美に、素晴らしい景色が迎えてくれました。眼下は嵯峨野の町並み、奥には京都市の町並みが広がります。青い空と青いもみじ、大好きな青に囲まれて、展望台までの道のりの辛さも吹き飛びました(苦笑)。お天気に恵まれ、念願の青もみじと苔見物も満喫出来て最高の1日になりました。今日の三つのお寺は再訪決定です!次は、紅葉シーズンにきます!楽しみ!(BLACK★1947-)


嵯峨嵐山 二尊院

2018-06-23 10:00:00 | 京都

これからは、嵐山駅に向かいながら途中のお寺をお詣りします。二尊院は、祇王寺から徒歩で10分程度のところにあります。本尊に釈迦・阿弥陀の二如来をまつり、正しくは二尊教院華台寺という天台宗のお寺です。最初に「総門」が迎えてくれます。総門には文様があり、唐草模様、数珠入り三つ巴紋、桃の巴蓋瓦などが美しいです。(逆光で綺麗な写真が撮れずごめんなさい)

総門を抜けた先に広がる、真っすぐに伸びた参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ紅葉の名所として親しまれています。約百メートルの間にモミジとサクラの木が交互に植えられていて、秋は赤や黄の色鮮やかな紅葉の景色が楽しめるのだそうです。今は、青もみじと桜の青々とした葉に彩られ、しばらく見とれてしまいました。正直、祇王寺しか考えていなかったので、思いがけない素敵なお寺を発見してかなりテンションが上がってしまいました。

紅葉の馬場を抜けて本堂へと向かいます。ここでまた一つ門をくぐります。この門は天皇の意志を伝えるために派遣される使いの「勅使」が出入りする際に使われていた門で、勅使門と呼ばれています。かつては、勅使が訪れた時のみ開門していたため、格式高い特別な門だったようです。今では参拝した誰もが通ることができますが、歴史的背景を知ると何だか厳かな気持ちにさせられますよね。

本堂は、釈迦・阿弥陀の二如来を安置してあるなかなか立派な建物です。京都市指定文化財に指定されています。この本堂の縁側でしばらく寛いでいたのですが、山からひんやりとした風が吹いてきてとても気持ちよく過ごせました。何も考えずに座っているのが気持ちよくて、かなりの時間をここで過ごしました。



梵鐘をつるす堂「鐘楼」は、「しあわせの鐘」と名付けられていて、参拝する誰もが鐘をつくことができます。三回ついてしあわせを願うのだそうで、「自分が生かされているしあわせを祈願」「自分のまわりの生きとし生けるものに感謝」「世界人類のしあわせのために」と、鐘を三回ついてそれぞれに祈願するのがお作法なのだそうです。私はそのお作法を知らなかったため・・・一回だけ鐘をついて帰ってきてしまいました(涙)次回は、必ず三回鐘をつかなくては、そう決心したのでした。

個人的には祇王寺よりも断然好みなお寺でした。小倉山を背景に、春は華やかな桜色に染まり、夏は色濃く重なる緑に覆われ、冬は霜に輝く木々が連なり、四季それぞれの風景を楽しめるのだそうです。ここは四季それぞれの景色を体験してみたい!そう思わせてくれる素敵なお寺でした。(BLACK★1947-)


嵯峨嵐山 祇王寺

2018-06-22 10:00:00 | 京都

四条河原町付近でスイーツ巡りを満喫し、嵯峨野・嵐山方面へ向います。今回は四条大宮から嵐電に乗車しての移動です。車両は1両編成で超満員。乗客の半数以上が外国人でした。少し話は逸れますが、先日のニュースで、とうとう「京都市に泊まる外国人と日本人の比率が逆転、平均客室単価は2万5000円超えに」とのニュースが流れていました。国籍別上位国は、中国・台湾・香港なんですって。京都の外国人旅行者での混雑ぶりは、新宿や渋谷、品川に負けず劣らずカオスですね。カオス!

車内の国際色豊かな乗客の姿を眺めると目的地の混雑が少し心配になりましたが、今回は嵐山でも少し奥に入った嵯峨野が目的地なので、まぁ大丈夫かな!と気持ちを切り替えました。嵐電・嵐山駅は、嵐山のメインストリートの一角にあり、渡月橋に近い駅なので案の定の混雑ぶりでした。人波をかき分け祇王寺へ向かいます。当初は時間を最大限有効に使うため、まず一番奥の祇王寺にタクシーで移動し、嵐山に戻ってくるコースを計画していたのですが、なんと、駅周辺にはタクシー乗り場がありません・・・通りに出てはみたものの見つけるタクシーは全てチャーターされていて、流しのタクシーなんて掴まる状況にはありませんでした(涙)アクセス紹介によると、駅から祇王寺までは徒歩20分とのこと。「スイーツで吸収したカロリーを消費しなさいってことよね~」なんて独り言をつぶやきながら、祇王寺へと歩き始めました。アップダウンはありませんが、かなり気温が高く暑かったので、水分補給をしながらの移動となりました。これからの季節の観光には、ペットボトルの飲料は必須ですね。自分のペースでゆっくり歩いたのもありますが、およそ25分で祇王寺に到着しました。

祇王寺は竹林と楓に囲まれた小さな草庵で、『平家物語』にも登場します。平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として紹介されています。もともとは往生院というお寺の境内にありましたが、往生院は後年荒廃し、小さな草庵はささやかな尼寺として残り、後に祇王寺と呼ばれるようになったのだそうです。

青もみじや紅葉のシーズンになると、必ず紹介される場所なので、以前からずっと気になっていました。今回は念願の訪問です。前日の雨でもう少しお庭の苔がしっとりと濡れているのを期待したのですが、やや乾燥気味のお庭ではあったものの、その緑の美しさは大変見ごたえがありました。

小さなお庭に小さな草庵ですので、草庵に上がって寛いでも30分くらいあれば十分に観光できるところでした。今回は人も少なくゆっくりと過ごせましたが、紅葉の時期は混雑するんだろうな・・・と思いつつ、緑の苔の上に落ちる赤いもみじの葉が見たい!!次回は11月に訪問することを決意したのでした。(BLACK★1947-)


京都のキラキラスイーツ

2018-06-21 10:00:00 | 京都

今年の旅の目標の一つに設定したのは、『京都を旅する』。そう宣言したものの…桜の時期を見事に逃がしてしまい、京都に行きたい!行きたい!と思いつつ、6月に入ってしまいましたが、ようやく念願の京都を旅するチャンスがやってきました。今回の旅の目的は、青もみじ、あじさい、インスタ映えするスイーツ(インスタやってないのに…)の三つ。普段の旅行は、友人が完璧に旅のコーディネートをしてくれるので、時刻表や地図を片手になんてことはまずありません。今回は久しぶりの一人旅、そしてかなり久しぶりの京都ということで、張り切ってガイドブックを購入し、ネットで下調べをして出発しました。旅の行程はかなり盛りだくさん。2日目は定期観光バスで朝から夕方まで観光予定なので、1日目にどれだけ巡れるかが勝負です。まずは、お店の営業時間があるので、スイーツ巡りからスタートすることにしました。

『FUKUNAGA294』のさくらんぼやま

初めてビジュアルを見た時に、どうしてもこれを食べたいと思ったのが『ルビーやま』。ブラックチェリーがたっぶり盛り付けられたビジュアルにとても魅かれました。当初は『ルビーやま』を食べる気満々でしたが、いざメニューを開くと、なんと国産さくらんぼがたっぷりのっかった『さくらんぼやま』が登場しているではありませんか!散々悩んだあげくに、『さくらんぼやま』を注文しました。こんな時一人旅は悩ましい・・・複数いたら別々のものを注文してシェアできるけど、一人で2つのパフェは食べきれません。まっ、そこは一人旅、割り切らないといけないですよね(笑)『さくらんぼやま』は、甘酸っぱいピンクのさくらんぼ、サッパリ系のバニラアイスにカスタードクリームやスポンジケーキ、コンフィチュールなどで盛り付けられ、とても美しいパフェでした。

お店は11時からの開店で、季節のフルーツパフェは昼間の営業時間でしか提供されていません。私は10時30分頃に並んだのですが、私の前には既に20人くらい並んでいました。『いちごやま』のように(5月で終了)1日50食限定という制限があることもありますから、ここは開店時間を目指していくことをお勧めします。

『nikiniki à la gare』カレ・ド・カネール

以前、カンブリア宮殿で、創業320年以上の「聖護院八ッ橋総本店」が、今までにない八ッ橋の楽しみ方を提案する新ブランドを立ち上げたと紹介されていて、とても気になっていました。自分好みの八ッ橋をカスタマイズできるとは面白い!パフェで満腹でしたが、2つ目のスイーツにチャレンジしました。お店はとても小さく、店頭で注文して立ったまま食べることになります。『カレ・ド・カネール』の皮(八ッ橋)は、ニッキ味(白・ピンク・水色)、抹茶、黒ごまの5種類、餡は季節によって変わるようですが、こし餡、抹茶餡、酒粕餡、カスタード、アプリコット餡、リンゴやブルーベリー、トマトのジャムやキャラメルなどから選べます。甘いパフェを食べた後だったので、サッパリしたものが食べたくて、水色の皮にアプリコット餡、ピンクの皮にトマトジャムの組み合わせにしました。どちらも美味しかったのですが、特に甘すぎず酸味がきいたトマトジャムが美味しく私の好みでした。因みに人気は、アプリコット餡とキャラメルなんだそうです。欲を言えば、紙おしぼりのサービスはあるのですが、小さな紙コップにお茶のサービスとかあると、2つ3つと注文する人も増えるのではないかな・・・と思いました。飲み物なしで2つはちょっときつかったかも。

『喫茶ソワレ』ゼリーポンチ

キラキラスイーツの極めつけは、ソワレの看板メニュー『ゼリーポンチ』。初めてこれの写真を見た時は、なんてキレイなんだろ~!もうこの一言に尽きます。パフェに八ッ橋に・・・もう満腹を超えた感じでしたが、営業時間が13時~19時半と短いため、これを逃しては『ゼリーポンチ』にはありつけない。頑張って開店前に並びました!。人生初!行列の先頭、一番乗りです。ソワレの後は嵯峨野・嵐山の観光を予定していたので、その予習でガイドブックに夢中だったのですが、気が付いたら私の後ろは50人以上の行列となっていました。さぁ開店です。一番乗りでお店に入るのはかなりの優越感!何だかクセになりそうです(笑)続々と入店していくのですが、みな注文するのはほぼ同じ。ここでコーヒーを注文する人なんて殆どいないのではないでしょうか。注文を見越して事前準備がされているのか、注文してからゼリーポンチがやってくるまでほとんど待ち時間はありませんでした。念願のゼリーポンチ!赤・青・黄・緑・紫のゼリーがキラキラしています。ソーダは甘味少ない炭酸きつめ、ゼリーはほんのり甘味がついている感じで、サッパリした味わいでした。

怒涛のキラキラスイーツ巡りで一つ学んだことは、見た目が美しい=美味である・・・とは限らないということ(苦笑)。今後は、欲張らず程々にスイーツやグルメな食べ物を探していこうと思います!(BLACK★1947-)


パンの殿堂 ZOPF(ツォップ)体験談

2018-06-20 12:46:15 | グルメ
バン好きの聖地として、都内からも人が続々と集まるというバン屋さんが実は実家の近くにあるという話を思い出し、予定のない平日に出かけて見ることにした。場所は松戸市北小金。国道に面しているのだけど、住宅街の大通りという感じで、お店も景色に溶け込んでいるので車で走ると見落としそう。路線バスの停留所は近くにあって、「根木内小入口」。
実は朝10:00までには到着できたのだけど、
駐車場はあと1、2台のスペースのみ。到着する車からは次々に主婦らしき女性客が降りてくる。7:00オープンの2Fに併殺のカフェを覗くと既にマダムたちで満席。予約がないと入れない状況で、次の予約は15:00過ぎと。あまり広くないので、ウェイティングシートもなく、予約か空席がない限り、入れないと悟り、ショップのパンを買って大人しく帰ることに。パン屋の中も、トレーに多数のパンを並べたマダムで混み混み。でもさすがに朝だけあって品揃えは豊富!食パン類、スイーツ系デニッシュ、ハード系、クロワッサン、和風アンバン各種、お惣菜系とアレコレ目移り。嬉しいのは一口サイズのミニパンも多数あるのでお試しにはちょうどいい。お持たせにもオススメというアップルパイ、メンチカツのようなカレーパン、クロワッサン、ミニアンバン等々、2日くらい食べられそうな量を買いこんで家路に着きましたが、帰りはますます混んできて、駐車場はもう満杯でした。人は目的があれば、どんな時間でも、どんな場所でも集まるものですねー。東京ならばこういう光景は珍しくないけど、地元だけにビックリ&関心した体験でした。

お味はもちろん美味しかったですよ。(Blue Storm)