GWの後半は、地元に帰省しました。博多どんたく見物や食い倒れツアーを決行したり、佐賀女子結成となる唐津を旅したり、今回の帰省はとても充実してました。そんな帰省の〆として、東京に戻る前日、直方市(のおがたし)の谷尾美術館に行ってきました。ここでは、鋤田正義写真展『ただいま。』が、5月20日まで開催されています。デヴィッド・ボウイをはじめ、世界的アーティストの代表的なポートレートやアルバムジャケットを数多く手掛けてきた日本人写真家が、鋤田正義先生です。この5月で80歳。半世紀以上も第一線で活躍してきた人が、満を持して地元直方で写真展を開催しているのです。デヴィッド・ボウイファンとしては、絶対に見逃せません!ということで、大雨の中直方に行ってきました。
大雨のせいか?駅周辺は、人がまばらでした。
直方市出身の有名人といえば、鋤田正義先生と魁皇関(笑)駅前には、立派な魁皇関の銅像があります。現役の頃は、大好きだったんですよね~。
谷尾美術館までは、駅から徒歩10分程度。駅近のアーケード抜けて行くのですが、途中シャッターに写真展のポスターが貼ってありました。無造作にガムテープで貼ってあるところがかなり斬新(笑)。思わず写真を撮ってしまいました。
昭和初期に建てられた洋館造りの医院を外観はそのままに内部を改装して、美術館として公開しています。
写真展はアーティスト写真だけでなく、風景写真など鋤田先生のこれまでのキャリアの集大成って感じで、新たな一面も知ることができ、とても見応えがありました。
写真展記念カタログ お馴染みのデヴィッド・ボウイ/Heroesのジャケット写真。
T-REX/マーク・ボラン 私はこの写真に衝撃を受け、ROCK(洋楽)を聴くようになりました。この写真に出逢ったからこそ、デヴィッド・ボウイとも巡り逢えた!!!
Heroesのジャケット写真シリーズ。これ大好きです。左側の写真、なんとも言えない表情。吸いかけのタバコの火が、ジュッと音を立るのが今にも聞こえてきそう。
同時期に東京・目黒のブリッツ・ギャラリーでも写真展が開催されていて、もちろん観に行ってきましたよ。こちらも、5月20日まで開催。
ボウイが亡くなってからもこうやって写真展で彼に逢える。とても幸せなことです。
5月19日からは鋤田先生の映画『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』が公開となります。良かったら観に行ってみてください。(BLACK★1947‐)