湯めぐり~ずブログ

旅好き、温泉好きの仲間たち、湯めぐり~ずです。
さて次の休みはどこに行こうかな?

青森・酸ヶ湯紀行④(最後)

2016-08-03 22:24:36 | 青森

酸ヶ湯温泉には、湯治部と旅館部があります。今回、宿泊したのは、湯治部の3号館(実は、この3号館、先々月にリニューアルしたばかりで、ものすごくきれいになってました)。湯治部の部屋は簡素な造りですが、テレビ、冷蔵庫、浴衣、タオル等は備え付けでありますし、不自由はありません。湯治食は簡素なものですが、自炊場で自分で料理ができますし、日用品も売店にそろっています。何より、湯治部は宿泊者の皆さんが炊事場で会話をしたり、料理を分け合ったりと昔ながらの助け合いの雰囲気が残っていて個人的には、とても居心地のよい場所です。これからの旅の中でも、酸ヶ湯温泉のように、自分にとって居心地がよく、「訪れる」のではなく「帰ってきた」と思える宿がみつかるといいなぁ、と思う今日この頃です。(おしまい)

【湯治あれこれ】

①湯治部への道しるべ

②リニューアルした湯治部3号棟(きれい!WiFiも完備)

③ランドリーや炊事場もあります。

④炊事場で使う鍋、食器類はすべて貸し出してくれます。

⑤湯治食。朝食はバイキングになります。一泊湯治2食付きで9000円なり。自炊や、別注で部屋鍋ができたり、色々と融通が利くのが、酸ヶ湯のいいところ。

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青森・酸ヶ湯紀行③

2016-08-02 22:55:30 | 青森

酸ヶ湯といえば、総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」が有名です。何度訪れても、体育館のような広大な湯小屋に広がる景色に圧倒されます。最近では、なんだかもう、感動すら覚えます。浴場には「熱湯」、「四分六分の湯」などがあり、名前によらず「四分六分の湯」の方が「熱湯」よりも熱いという・・・、最初に訪れた時に思わず湯につかりながら突っ込みを入れた記憶が書きながら蘇ってきました(笑)。

八甲田音頭にも、「母の意見と熱湯(ねつゆ)ばかりゃぬるいようでも粗末にゃならぬヨ、あとでききます、身にしみる」と唄われてくらい、ポカポカ感は、入浴後しばらく続きます。夜入って、朝起きてもまだ持続しているくらいです。当然、寝つきもよく、朝起きた時の体のすっきり感はやみつきに。「雲上の霊泉」と呼ばれるくらい、効能豊かな温泉ですので、ぜひ青森に行った際には、立ち寄ってみてください!

【ヒバ千人風呂】

①酸ヶ湯温泉の玄関口。硫黄のにおいがたまりません。

②大浴場の前。左が男性、右が女性入口です(混浴。女性専用タイム有)

③景色に圧倒(※酸ヶ湯HPより転載)

④男女別に「玉の湯」もあります。玉の湯のこじんまりした雰囲気も好きです。(※酸ヶ湯HPより転載)

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青森・酸ヶ湯紀行②

2016-08-01 22:14:38 | 青森

お腹がいっぱいになったところで、いざ酸ヶ湯へ出発!今回はJR東北のバスで八甲田ロープウェー前まで向かい、そこからロープウェーを使い山頂駅へ。山頂駅(標高1324m)から徒歩で赤倉岳(標高1548m)・井戸岳(標高1550m)へ登り、湿原地帯を経由しながら酸ヶ湯(標高約900m)へ下る、というルートで向かいました。山頂駅から酸ヶ湯までは約3時間半の道のりです。日頃の運動不足の身にはなかなか堪えましたが、気温が15度前後と涼しく、湿原の中は雲の中を歩いているようで、とても清々しい気持ちでした。何より、登山・トレッキングをした後に、温泉に入り、そして湯上りに飲むビールは最高に美味しかったです!

【いざ、酸ヶ湯温泉へ】

①八甲田ロープウェー山頂駅がスタート(雲の中)

②赤倉岳へ(な…なんも見えねぇ)

③続いて井戸岳(やっぱり、なんも見えねぇ・・・)

④湿原地帯へ(木道最高!)

⑤湯上り後のビール(幸せな瞬間!)

 

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青森・酸ヶ湯紀行①

2016-07-31 21:37:16 | 青森

先日、青森県にある酸ヶ湯温泉に行ってきました。酸ヶ湯温泉は豊富な温泉の湧出量、広大な収容施設、清純な環境、交通の便、低廉な料金等が認められ、昭和29年に国から「国民温泉保養地」第1号の指定を受けた温泉地です。今回は友人とぶらり気ままな青森・酸ヶ湯旅を敢行してきましたので、何回かに渡ってレポートしたいと思います。

…とその前にまずは腹ごしらえ。酸ヶ湯に出発する前に、JR青森駅から徒歩5分ほどの場所にある古川市場で「のっけ丼」を堪能してきました。「のっけ丼」はチケットを購入して、そのチケットとご飯・味噌汁・具材を交換し、自分の好きなようにアレンジして食べる海鮮丼です。酸ヶ湯温泉は湯治食で我慢し、行きと帰りに贅沢をする、というのが、なんだか最近の青森旅のパターンになっています(^_^;)

【のっけ丼完成までの流れ】

①のっけ丼のチケットを購入

②市場の中をウロウロ

③チケットと好きな具材を交換(色々おまけしてくれるのがうれしい!)

④そして完成!(いただきます!!)

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