湯めぐり~ずブログ

旅好き、温泉好きの仲間たち、湯めぐり~ずです。
さて次の休みはどこに行こうかな?

湯治の成果はいかに?

2016-07-08 16:57:32 | 湯治
今回の目的は「湯治」ということもあって、よくお風呂に入りました。一日5回は入っていたので、結構頑張ったんじゃないかな。
(温泉慣れしていない人は一日2〜3回程度に留めておいてくださいね。無理せず、長湯せずが鉄則です。)

この5日間の湯治の成果ですが、劇的に良くなったとは言えないものの、痒みが引いたという点では本当に楽になりました。痒くなければ掻かないですからね。

今一番湿疹が出ているのは首とデコルテ付近なのですが、場所が微妙なので、右手の甲を毎日写真に撮りました。左上から右下に向かって、初日から今日までの記録です。

ちょっとわかりにくいですかね。2日目にちょっと良くなり、3日目に傷口にかさぶたができ、その後それが剥がれてキレイな皮膚が出来てくるイメージでしょうかね。

途中で湿疹が少し出てきたのですが、痒みをほとんど感じませんでした。ムズムズきたら温泉に浸かるというサイクルだったからかも知れませんが。

今回お世話になった松坂屋旅館さんですが、温泉の泉質がとても良かったです。湯畑源泉で檜風呂だったので、強酸性泉でもマイルドなお湯です。男女別の小さな内風呂が一つずつあるだけですが、24時間いつでも入ってOK、なおかつ貸し切りに出来るので、ひとりで気兼ねなく入ることができます。

湯畑も歩いて5分程度、コンビニも近いので食べるところには困りません。素泊まりでも十分です。何と言っても女将さんが気さくな方で、気遣ってくれつつも適度に放っておいてくれるので、外湯に行ったり、散歩に行ったり、昼寝したりと自由気ままに過ごすことが出来ました。

さすがに週末は予約がいっぱいのようですが、平日なら長期滞在出来そうですよ。癒やしを求める方には向かないかもですが、気ままに&ガッツリ湯治をしたい方にはおススメです。
(まるるん)

湯もみ&温泉らくご

2016-07-07 21:11:29 | 湯治

湯治4日目です。今日も草津は蒸し暑かったですが、東京も猛暑だったようですね。草津は蒸し暑いといっても30度を超えることはなく、朝夕は一気に気温が下がって涼しくなるので快適。週末に東京に戻るのが怖いです・・・。

さて、湯畑に「熱乃湯」という場所があるのですが、ここで草津温泉名物の「湯もみ」が行われます。「草津良いと~こ~、一度~はおいで~♪」という歌に合わせて、複数の女性たちが大きな板を使ってお湯をかき混ぜるアレです。ベタだなぁと思いつつ、20年前に来たときには見た記憶がなかったので、とりあえず行ってみることにしました。

言わずと知れたエンターテインメントのせいか、平日にも関わらずたくさんの観光客が見に来ていました。湯もみの衣装を来た複数のお姉さま方が、歌に合わせて軽快に板をひっくり返し、湯もみを披露してくれました。途中でお客さんの湯もみ体験時間も設けられているのですが、この板をひっくり返すという動作は、簡単そうに見えて結構難しいようです。リズム感のない人は全然歌に合わせて板をひっくり返せていませんでした。それと湯もみは板を上下に動かしてシャバシャバ豪快にお湯をかき混ぜるバージョンもあるのですね。(湯船の周りがびっしょびしょになってましたが…。)初草津訪問の方は、一度行ってみても良いかもしれません。

この「熱乃湯」は、夜になると今度は「温泉らくご」が開催されます。私は先ほど夜の散歩を兼ねて行って来ました。ちなみに生で落語を見るのはこれが初めてです。365日開催されており、「二ツ目」と呼ばれる噺家さんたちが全国からやってくるそうで、今夜は2,400回目の寄席だとのことでした。

本日の噺家さんは「桂竹千代」さん。お師匠さんは桂竹丸さんだそうです。(後で調べてみよう。)今日のお題目は…題名を忘れてしまいましたが、なかなか面白い小話でした。ここに来る観客は落語を聞くのが初めてという方が多く、最初に落語の楽しみ方、みたいな話もしてくれるので初心者でも気軽に行けますよ。本日の観客は私を含め13名。噺家さんからすると少なくてちょっとやりづらかったかもしれませんね。ちなみにプロフィールによると、桂竹千代さんの趣味は温泉めぐりで「温泉ソムリエ」の資格をお持ちだそうです。「温泉らくご」にはうってつけですね☆

(まるるん)

 


源泉いろいろ

2016-07-06 16:00:57 | 湯治

湯治3日目です。今日の草津は昨日とはうって変わって暑いです。昨夜は寒くてパジャマの下にスパッツを履いて、おまけにフリースまで着ていたのに、今日は蒸し暑いです。草津でこれだから東京はもっとすごいでしょうね・・・。

さて、今日は泊まっているお宿の反対側、西の河原地区まで散歩に行ってきました。ご存知の方も多いかと思いますが、この地区には「西の河原露天風呂」という開放感満点の広い共同浴場があります。ずっと行ってみたいなぁと思っていたので、ようやく念願かないました。

湯畑から西の河原通りをまっすぐ進み、片岡鶴太郎美術館(こんな美術館があったんですね)を越えると、西の河原公園に出ます。遊歩道が整備されていて、軽い森林浴を楽しむことが出来ます。小川も流れているので癒されますね。

この遊歩道を登り切ったところに西の河原露天風呂があります。1年ほど前にリノベーションされたようで館内はとってもきれいです。(館内は写真撮影禁止だったので中をお見せできないのが残念ですが。)露天風呂の撮影もできなかったので、公式サイトから借りてきた写真でスケール感をご確認ください。

露天風呂というよりは「大きな池」といった印象でしょうか。やはり今日も平日とあって入浴客はまばら、ほぼ貸し切り状態でした。週末はすごく混むんでしょうねぇ。正直なところ、すごく大きい露天風呂をイメージしていたのですが、現物は思ったよりも小さかったです。大きさで行くと、玉造温泉の長楽園や由布院温泉の夢想園の露天風呂の方が広いかもしれません。でも、周りが木々の緑に囲まれていて癒されます。

さて、この西の河原露天風呂なのですが、私にとって少し困ったことがありました。それは「泉質」です。同じ強酸性泉でも草津には複数の源泉があります。西の河原露天風呂は「万代鉱源泉」といって、草津温泉の中でも比較的新しい源泉でPh2.0を切る超酸性泉なのでした。お湯の熱さはそれほどでもないのですが、とにかく傷に沁みて痛い!そしてなぜか痒い!これでは長く湯船に浸かっていられないので、早々に引き上げて出てきてしまったのでした・・・(泣)。20年前に草津に来た時、たぶんこの泉質に入ったからビリビリきたんじゃないかな。

ちなみに、草津には湯畑、白旗、西の河原、万代鉱、地蔵、煮川、その他の7つの源泉に分けられているそうです。私が泊まっているお宿の源泉である湯畑、そして昨日行った地蔵の湯は比較的マイルドでアトピーや敏感肌の人に向いていると思います。肌が強くて刺激的なお湯が好きな方は、是非万代鉱源泉のピリッとした感触を楽しんでみてください。

(まるるん)

どうやっても熱い草津の湯

2016-07-05 21:03:14 | 湯治
湯治2日目です。今日の草津はあいにくの雨模様。霧も出て肌寒い一日になりました。

さて、本日はお宿のお風呂以外に、共同浴場に出かけてみました。草津温泉には10数カ所の共同浴場(外湯)があるそうです。その中で観光客が入れる共同浴場は3、4ヶ所なのですが、そのうちの2つ、「白旗の湯」と「地蔵の湯」に行ってみました。ちなみに両方共無料で入れます。太っ腹ですね~☆

午前中は白旗の湯ヘ。入ってすぐに脱衣所と湯船があります。私が行った時は、地元の人と観光客とが混在していました。それにしても草津のお湯はあっつい!!かけ湯してるのに、とにかく熱くて湯船に入れない!足しか入れられない私を見て、地元のおばちゃん達が入り方を教えてくれました。

かけ湯を30杯くらいすれば身体が熱さに慣れて湯船に入れるようになるとのこと。湯船に入ったら胸より少し上までお湯に浸かり、1分程度で出る。少し休んでまた1分程度浸かる。これを何度も繰り返すのがコツだそうです。
(私は1回でギブアップ。ひたすらかけ湯と足湯を繰り返しました。)

お湯の温度は45℃、そりゃ入れないはずですよね…。上がった後もしばらく身体がポカポカでした。

午後は地蔵の湯ヘ。こちらは私のアトピー友達が絶賛していたお湯です。こちらは夕方に行ったせいか人がまばらで、私を含めて3人でした。

白旗の湯に比べるとお湯が柔らかくマイルドに感じました。でもやはりお湯はあっつい!先に入っていたお二人は果敢にも湯船に浸かっていました。お話してみたところ、午前中に白旗の湯にも行かれたそうです。あっちは熱すぎて入れなかったけど、地蔵の湯はまだ大丈夫とのこと。私はまたもや1回でギブアップ、かけ湯と足湯を繰り返してきました…。(地蔵の湯は42℃くらいでした。)

でも、お湯から上がった後は気分爽快!痒みも心持ち引いた感じがしました。


今日はお宿のお風呂も合わせると5回入りました。頑張ったなぁ。そうそう、草津のお湯は成分が濃く、パワーのあるお湯なので、長湯しないように気をつけて下さいね。湯当たりしますので。

昼寝をした後は、湯めぐり〜ず仲間が教えてくれた「ゆきうさぎ」という紅茶とスイーツの美味しいカフェに行ってきました。平日だったのでお客は私を含めて二人だけ。読書をしながらまったりとしたひとときを過ごしました。(女子力満載のカフェでしたが、オススメしてくれたのは男性メンバーです。)

(まるるん)

草津温泉で湯治

2016-07-04 21:20:41 | 湯治
こんにちは。今日から5泊6日の予定で草津温泉に湯治にやって来ました。温泉に入って病を治す、あの「湯治」ですよ。

私は子供の頃からアトピー性皮膚炎という皮膚疾患を持っていまして、温泉で改善できないかと研究中です。今回は私のアトピー友達が定期的に通っているという湯治宿を紹介してもらってやって来ました。

草津温泉といえば、ph2.0の強酸性泉で有名ですね。以前来たのは20年近く前のこと。その時もアトピーが結構酷かったのですが、お湯に入った瞬間に身体に電気が走ったかと思うくらいビリビリきたのを覚えています。あまりに痛かったので、「草津はヤバイ!」という先入観がインプットされてしまいました。

それ以来なんとなく避けていたのですが、やはり「草津の湯はアトピーには効果覿面」との口コミが多く、今回まとまった時間ができたのでチャレンジしに来たという訳です。

湯治の話は明日以降するとして、草津温泉の観光といえば、まずは「湯畑」でしょう。宿で軽く昼寝をした後、食料調達も兼ねて散歩してきました。

湯畑に出ると独特な硫黄の匂いが立ち込めていました。温泉好きにはたまらない匂いですね~。大量の源泉が勢い良く吹き出していて、草津の温泉パワーを感じることの出来る場所です。

足湯にも入ってみましたが、お湯があっつい!!なかなか長い時間お湯に浸かることが出来ず、浸しては出し、浸しては出しを繰り返すことに。足湯しかしていないのに汗びっしょりです。

今日は平日ということもあって比較的人は少な目でしたが、修学旅行の学生の姿が多く見られました。修学旅行で温泉なんて羨ましいですね〜。

湯畑の周りには素敵なカフェも色々あるようですので、こちらも明日以降にご紹介したいと思います。

ちなみに、今日のランチは草津温泉バスターミナル近くの「ラッキーベーグル」さん。私好みのしっかりモチモチした胡麻ベーグルのBLTサンド。付け合せのポテチとミネストローネも美味でした☆

さて、これから宿でお風呂をいただいて、眠りにつきたいと思います。

(まるるん)