薫 風 ~KUNPOO~

初夏に薫る爽やかな風に思いをよせ、YukirinとKaorinが日々の出来事などを綴るページです。

スペイン紀行~Flamenco~

2005-06-07 | 旅  行
■ スペインに来たならば、ぜひ本場のフラメンコを見なければならぬ、というわけでマドリッドにあるタブラオ(Tablao板張りの舞台を備えたシアター・レストラン)へゆきました。

■ スペイン南部のアンダルシア地方が生んだ2大芸能が、闘牛とフラメンコ。フラメンコが現在のスタイルに近づいたのは19世紀中ごろ。セビーリャの酒場の片隅で始まったカフェ・カンタンテ(歌うカフェ)の時代からという。フラメンコが芸術として確立されたのは意外に新しく、1960年代以降なのだそうだ。(二人とも血を見るのが苦手だから、闘牛はパス!)

■ Torres Bermejasは、アルハンブラ宮殿をイメージしたというアラブ風の内装のタブラオ。ショーが始まるのは、午後9時半からと遅め。そうだよなぁ、外はまだ明るいんだから。夕方、いちおう予約だけしておいて、市内をぶらぶらと徘徊し、近くのデパートで時間をつぶす(とにかく暑いよ~)。

■ 再び店を訪れると、ステージ近くの席に案内されました。ドリンクを注文し、やがてショーが始まる。何人かの踊り手がソロで踊ったり、グループで踊ったり、男女のペアで踊ったり。ギターやカンテ(歌)もエキゾチック。

■ 華麗なドレスや指先までの繊細な動きには驚嘆するものの、ステップ中心の踊り(そのステップがすごいんだけど)と、12拍というフラメンコ独特のリズムにはなかなかついていけませんでした。わりと年配の踊り子さん(?)ばかりだったしなぁ…(これがホンネか)。

■ 盛り上がるのは深夜になってからとのことですが、ホテルに帰ることを考えると少し不安。第一部が終了した時点でタクシーを拾い、ホテルへと戻ってきました。

<photo:マヨール広場付近にて>

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