薫 風 ~KUNPOO~

初夏に薫る爽やかな風に思いをよせ、YukirinとKaorinが日々の出来事などを綴るページです。

ローマの休日

2006-08-25 | 映  画
■ わが家の姫様が早くお休みになったため、久しぶりの映画鑑賞。例によって本屋さんで買った500円のDVD。この価格で日本語字幕と英語字幕の両方がついているというのは、やっぱりお買い得!!

■ 本日は英語字幕で挑戦。でもやっぱり台詞が早くて追いつけない。しかも我が家のテレビは14型と小さいために、字幕もよく見えない。おまけに白黒ときている・・・。

■ トレビの泉、スペイン広場、コロッセオ、真実の口・・・モノクロ映画とはいえ、3年前に訪れたローマの町並みは何回見てもすばらしい。もう何度も見てストーリも知り尽くしているのに、ちっとも退屈しないし、同じ場面ではやっぱり笑ってしまう。なかでも可笑しいのは船上パーティーのシーン。王女捜索のためにやってきた黒服の男の一人が、何気にリズムに合わせ小躍りしてしまう場面がたまらなく可笑しい。挙句の果て、王女に2回もギターで殴られる羽目になるのは、やっぱり彼だろうか。

■ クライマックスはコリント宮殿での王女の記者会見場面。それまでのドタバタ劇とは打って変わり、王女としての気品と風格を兼ね備えたヘプバーンがひときわ美しい。シーンと静まり返った会場の中で、グレゴリー・ペックと目だけで演技する場面など、不覚にも感極まって涙がこぼれてしまう。ヘプバーンなくしてこの映画は成立しえず、彼女を発掘してきた人は天才だと思う。

■ コリント宮殿も実際に(カラーで)見ると、大理石の柱と床が美しい宮殿だった(階段の一部の石が少し欠けてはいたが・・・)。ちょうど広間にソファーが置いてあったので二人で座ってゆっくりと見物しながら休憩していたら、いかにも品のよさそうな係りの人に「そこに座ってはいけません」と優しく注意されてしまった。

■ まぁ、ソファーも休憩場所じゃなくて、展示品だったのね。ずいぶんと座り心地がよかったはずだ・・・。

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