■ 森絵都『カラフル』文春文庫。東京へと向かうあずさの中、2時間ほどで読了。
■ 抽選に当たった「魂」が、中学生の身体に一時的ながらホームステイし、もういちど現世に戻ることができるチャンスを得るというストーリー。一見平和に見える家族でも、各々に問題を抱えているのだ。
■ 友人たちとのつながりも含めて、あえて「他者」の視線で見ることによって、今まで気がつかなかった他人の「欠点」や「美点」といった事柄も見えてくるようになる。
■ たしか読売新聞の読書週間特集ページで森絵都が大きく取り上げられていて、一度読んでみたいと思っていた。そのときのオススメは「DIVE!!」だったが、なるほど確かに描写力は軽快で、読者に一気に読ませる力がある。読後感も素晴らしく、久しぶりに面白い小説に巡り会えた気分だ。
■ 抽選に当たった「魂」が、中学生の身体に一時的ながらホームステイし、もういちど現世に戻ることができるチャンスを得るというストーリー。一見平和に見える家族でも、各々に問題を抱えているのだ。
■ 友人たちとのつながりも含めて、あえて「他者」の視線で見ることによって、今まで気がつかなかった他人の「欠点」や「美点」といった事柄も見えてくるようになる。
■ たしか読売新聞の読書週間特集ページで森絵都が大きく取り上げられていて、一度読んでみたいと思っていた。そのときのオススメは「DIVE!!」だったが、なるほど確かに描写力は軽快で、読者に一気に読ませる力がある。読後感も素晴らしく、久しぶりに面白い小説に巡り会えた気分だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)