薫 風 ~KUNPOO~

初夏に薫る爽やかな風に思いをよせ、YukirinとKaorinが日々の出来事などを綴るページです。

大学の謝恩会へ

2009-12-12 | 生活雑記
■ 大学時代のゼミの謝恩会があり、何年かぶりでお江戸まで出かけてみた。昨年は連絡メールが来なかったし、一昨年は何かの行事と重なっていたので、3年ぶりくらいか...

■ まず第1部は、相模原市で児童施設の職員をしているという先輩が「子どもの貧困から日本の未来を考える」と題してレポート報告。相変わらずの熱意には敬服するものの、児童虐待や生活保護申請の増加など、なんでもかんでも小泉改革のせいにするのはいかがなものか。財源確保についても、「大企業優遇税制廃止」「軍事費削減」などと言われると、まるでどこかの政党のマニュフェストかと思えてしまう。

■ 20年前ならともかく、現在の自分としてはとうてい賛同できる内容ではない。「今回は何も発言しないでおこう」と密かに心に決めていたのだが、おおかたの出席者は私と同意見のようで、少々安心した次第。私としては、まさに命の危険が生じているような「緊急性」と税負担・保険料負担などの「公平性」という視点から、問題を切り取ってみたら面白いと感じたのだが。

■ 第2部は近所の中華料理屋さんで謝恩会。今年米寿を迎えられたという先生も、まだまだご健在の様子で元気いっぱい。来年5月ころには新刊を出版されるということで、その学問追求のエネルギーには恐れ入るばかり。

■ 第3部は、近くの居酒屋でゼミの同期だけが集まる「同窓会」。事前に声をかけておいたので久しぶりに7人が集まった。みんな容姿は変われども、「話し方なんかは昔と一緒だ」ということで意見が一致。

■ ウコンの力を飲むなど気をつけてはいたのだが、やっぱり翌日は頭が重かった。来年は、どこかの温泉宿でゆっくりと語り合えるとよいね。