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何とも奇妙な日本人の苗字(その一)

2020年01月24日 | うんちく小ネタ

現役のころは、スポーツ少年団に関わり、

リタイヤしてからは、ボランティアをやったりで、

で地域に気の合う友人が、結構出来ました。

古い友人たちとも、年一程度親睦会をやっています。

 

先日も、ある関係、団体のOB会をやり、飲んで食べて、

だべくりました。

その中の話題の一つに、日本人の名前が難しく、

取り分け外国人には、「覚えた漢字の読み方に無い、

読み方がある」「{辞書にない読み方がある」

等の不満があるという話がありました。

 

 

昔、客先の偉い方の苗字が、特別な読み方をしていて、

間違えると機嫌が悪くなる、と聞かされていて、

会議中随分緊張した経験があります。

全く迷惑な話です。

 

迷惑な話もありますが、「意味解んねえよ」

と言いたく成る苗字は、沢山ありますね。

以下はこの話題で、座が盛り上がった私の話です。

 

日本は農耕民族で、資金力は石高で表しているように、

田圃は高い関心事だったですね。

その証拠に、日本人の苗字には、田が付くものが多い。

思いつくものを拾ってみると、

山田・谷田・高田・岡田・坂田・川田・野田・林田・森田・木田

岩田・石田・砂田・土田・肥田浅田・等々。

この三つのグループは、田んぼにはぜったいかかせない、

水利が念頭に有って、苦労されたと思います。

は周りの環境を、意識されたのでしょうか。

は田んぼの特徴、俗にいう、いい田んぼか苦労が多いが、

その割に収量が少ないとか…

 

このサングルーブでは、不合理な苗字があります。

一つは、坂田さん

坂では、水を張ろうとしても、上の方は水が溜まらず、

下の方は、根に日光が当たらず、田んぼになりませんね。

坂に田んぼを作った場合、これは棚田と言いますね。

これは苗字の不思議な一つです。

 

二つ目は、浅田さん

浅いということは、土の層が薄いということで、

作柄が良くないと言うことです。

何故負の減少をとらえて苗字にしたのでしょうか。

三つめは、平田さん

田んぼは平らでなくては駄目なのは、坂田さんの

話で分かりますね。

何故当然の苗字をつけたか、これは稲田さんでも同じ、

稲を植えてお米を作る以外、目的はないのですよね。

 

奇妙な苗字の続きは、まだ続きました。