賢く楽しく逞しく

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綴って行きたいと思っております。

三つ巴の気遣い

2010年02月04日 | 日記・エッセイ・コラム

孫娘が、今年中学受験のため、三年近く塾通いを

している事は、以前書きましたが、受ける学校は二校で、

年明け間も無く、滑り止めが合格したと、孫から直々、

メールで連絡が有りました。

本命は、最近発表が有ったはずですが、本人からも、

娘からも、結果の報告が有りませんでした。

これは、落ちたため連絡をしずらいのだろうと、

こちらも妻と相談して、暫く触れないでおく事にしました。

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試験には、娘が付き添いましたが、試験場に入って行く所で、、

孫が「三年も頑張ったのに、もし落ちたら死んでやるから」

と母親に言ったというのです。

「言い方が明るかったから、本気ではないとは思っている」

と言いながら、吃驚した様子でした。

試験場から出て来た孫は、「相当出来た」と明るい顔だったと、

試験当日の夕方、母親から電話が有りました。

それっきり、何の連絡も無いので、私たちとしては、

自分では「出来た」と思っていたのに、落ちたらショックが、

大きいだろうから、そっとしておいて上げようと、思ったわけです。

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昨日、娘から電話が有り「合格のメール、孫から届いていないか」

と言うのです。

昨夜、どうしてこんな大事な事が、連絡漏れになったのか、

孫娘と娘と三者で確かめました。

孫娘曰く、母親が何時になく喜んでいたので、

私たちへの連絡は、母親にさせて上げようと思ったらしい。

娘は娘で、滑り止めに合格した時も、自分でメールしたので、

当然、今回も喜んで、自分でするだろうと、思ったようです。

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こんな行き違いが有って、喜びあう日が、数日遅れた次第です。

その後、孫息子と話しました。

冗談交じりに「〇〇ちゃんは、合格を知っていたのに、

どうして教えてくれなかったの?」

「だってお爺ちゃん、僕は弟だよ」

そうか、弟としては、出し抜いた事は、出来ないよね・・・

そんな訳で、一つ荷が降りました。