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阪神大震災から15年

2010年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

阪神淡路大震災十五年

今日は、阪神淡路大震災から、丁度15年になります。

被災地区では、15周年追悼式典とか、

ひょうご安全の日推進県民会議など、

震災の教訓を生かそうと、色々なイベントが行われました。

震災の教訓を、今後に生かそうとする事は大事です。

しかし一方、被災者が未だに、仮住宅に住まい、

今年も、60人以上の孤独死が、有ったそうです。

震災直後から、インフラ整備も街並みも、

猛スピードで復興しました。

しかし、被災者への心のケアは、行き届いていたでしょうか?

それと、行政や市民運動は、イベントは計画するけれど、

震災から、本当に何かを学んだでしょうか?

民主党政権は、学校や病院などの、耐震化予算を削って、

高校の、授業料無償化に、振り向けました。

「コンクリートから人へ」は、コマーシャルポイントとしては、

立派ですが、人で最も大事なのは【命】だと、理解すべきです。

ハイチの大地震

死者が、二十万人に達するだろうと、報じています。

建物が殆ど倒壊し、その下敷きになって、

死んだ人々が沢山います。

生きていたも、救助が間に合わず、

生存率が急激に下がる、黄金の72時間過ぎて、

命尽きた人々も、数知れないでしょう。

その上、ライフラインはズタズタで、救援物資も、

被災者の手元に届かず、暴動や略奪が、

起こっている様です。

地震は、余地予防の難しい災害ですが、

今回の震災で、許せないのは、不良設計図や工事を、

賄賂を送って役人を抱き込んだ建設会社と、

その賄賂を貰って、承認した役人共です。

中国の四川省大地震も、同様の不正のため、

多くの人命を失いました。

しかし、工事関係者や当該役人が、

厳罰に処されたと言うニュースは聞きません。

何処へ行っても、何時の時代も、悪い奴と、

犠牲になる人は、相場が決まっていますね。