舞台「悼む人」、東京公演無事終了しました。
ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
引き続き、全国で公演いたします。
よろしくお願いします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/86/14f827614067bccee919f49d7e7eded0.jpg)
舞台「悼む人」のPARCO劇場での公演も今日明日 三回を残すのみ。
毎回満員で、終演後あたたかいお言葉を多くの方からいただく。
ありがたいことだ。
もっと続けたいが全国行脚が控えている。
12月の横浜で関東凱旋、そして終演。
終わらない舞台や撮影はないが、なんだか寂しいのも確か。
でもまだあと36公演ある。
カンパニーの皆々様が風邪など引かぬよう願うばかりだ。
昨日は朝、映画「くちづけ」のアフレコをして、
おかんの見舞いで名古屋
往復。
夜は劇場。
渋谷も明日まで。
ABCマートで靴買おっと。
あたらしい靴を買わなくちゃ…ってか。
いろいろあって何日か書けなかった。
公演は順調に回を重ねている。
一日一度は劇場に行き、芝居を観て、細かい細かい直しをする。
お客様の反応や感想、自分の体に「役」が入った役者や、動きを習熟したスタッフの皆さんが、気付いたこと、気になること、やり辛いことを聞き取りして、少し手を入れる。
これが仕事だ。
ほとんどぶらぶらしているおじさんだが。
が、観劇するたびによりこのメンバーでしか出来ない時空間が濃く醸成されていく。
感激する。ヒデキ、感激!
幸い終演後、ありがたいお言葉を頂戴することも多い。
やってよかったと思う反面、
その言葉は役者やキャストにそのまま伝えたい。
一度始まれば、舞台は役者とそれを支えるスタッフのものだからだ。
ワタシから拍手を贈りたいのだ。
東京公演もあと数日。
その後は長い全国公演。
ご覧になれる方、お楽しみに!
昨夜はワタシの芝居ユニット「キバコの会」のメンバー集合。
終演後、一献。
口内炎とドライマウス?でうまく喋れなかったが、
感想や来年の構想で盛り上がる。
来年はとんでもないことに・・・
今日は映画「くちづけ」の音楽確認。
これはこれで繊細さが必要で、難易度が高いが、
何度かデモ音源で行き来させていただいて、
作品と一体化してきている。
音楽は重要。
影の主役。
10年前にはあまり深く考えられなかったことにきちりと向き合う時期が来た。
けっこうきついことであろうとも。
そういう年齢なのだ。
私自身の体調や今後の展望も含めて。
ううむ。
かくいう個人的想いと作品は切り離して考えるべき、それがプロ!なのだが、
今回の「悼む人」や「MY HOUSE」や「くちづけ」や「Kesennuma,voices.」や「タカハマ物語」あたりはそうもいかない。
かなり私自身の事情と重なり合う部分が多い。
実際的にも精神的にも「育てて」いただいた方々にきちんと報いる仕事、そして現実に辛い立場にいらっしゃる方々に対して“出来ること”を自分が出来る範囲で続けていかなくてはいけない。
プロ失格か。
ま、二元論的思考も限界がある。
もっとありのまま、でいいのかな。
愛知県高浜市の市民ムービー「タカハマ物語」の名古屋映画館上映舞台挨拶と実家立ち寄りで午前中で名古屋往復。
仮歯の影響か、舞台「悼む人」のプレッシャー?か、ドライマウスがキツく口内炎が痛い。
あと昨夜、住処の入口で半コケして腰に急激な衝撃を与え、ちょいと自信がない腰まわり。
トシでドジだ。
運動不足、不注意、広尾…間違えた、疲労がギリギリと体を蝕む。
大袈裟な。
が、ちょっとした口内炎のような痛みがやる気を削ぐ。
しかし見渡す限りの快晴。
気にするな、と冠雪した富士山に叱られた。
舞台「悼む人」は3ステージ終了。
その時にしか観れない奇跡の瞬間がいくつもある。
同時に、回を追うごとに進化する生き物のような成長もある。
あと40数本経た最終公演は誰も予測できないオリジナリティを醸し出すだろう。
この舞台を創ることができて本当によかった。
この数ヶ月は
映画「くちづけ」仕上げ
戸田恵子さんのアニバーサリーライヴ演出
舞台「悼む人」演出
市民ムービー「タカハマ物語」キャンペーン
ドラマ「イロドリヒムラ」演出
などに加えて
Canon PowerShot S110のCMに出させていただいたり
いくつかの番組に出演したり、
本当に慌ただしく過ごした。
一通り区切りがついたのでおろそかになっていたたくさんの事に向き合い、年末から来年への準備を始めたい。