堤幸彦の2018日記

空趣味、日記など
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ダビングは進む

2005-11-29 11:37:42 | 日記
ほぼ17分程度のブロックで進んでいく
今朝は3巻目
かなり広いスタジオ(小さな映画館)で
台詞、音楽、効果音、拡がり(5.1chだからね)などをチェックする
だいたい一巻につき4回ぐらいのリハーサル
何度も見ると不思議と“見えないものが見え、なかった音が聞こえる”状態になる
その状態がしっくりはまっていれば「完成」か・・・
しかしそうなっても常に不安で
全部つながった試写で(0号、初号)
「・・・う~~~・・・も一回いい?」と感じることもある
これを言ってしまうと、大変なことになる
大騒ぎになる
「殿、ご乱心を!(オッケーだしたでしょ!あんた)」
しかし人間は欲深いものだ(一般化するな)
往々にして気が変わったりもっといいことを思いついたりするもんだ
だからもしかしたら・・・

映画「明日の記憶」
映画「サイレン」

スタッフの皆さんよろしくお願いします
あはは






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大泉

2005-11-28 15:40:32 | 日記
毎日毎日大泉の東映撮影所にいる
映画「明日の記憶」のダビングやら
映画「大帝の剣」の脚本やら衣装やらかつらやら殺陣やら美術やらやらやらやら
やら・・という沖縄出身の役者は知っているが関係ない
ここは調布日活や成城東宝に比べると食事の面では恵まれている
OZというでかいショッピングモールや撮影所側のシネコンの中にスパゲティ屋とか焼肉屋とか回転寿司とかラーメン屋とか豊富に食べ物にありつける
特にスパゲティ屋はテラスになっていて、天気のいい日は目の前に光溢れる駐輪場やひっきりなしに走っている路線バスや排気ガスを撒き散らす車やがやがやと通り過ぎる子供達や寒そうに襟を立てて通過するおじさん達を見ながら開放感たっぷりのリゾート気分が味わえる
しかもサラダバー 得だ

しかしそんな素晴らしい環境もすぐ飽きる
だから今日は鍋でもしよう
味噌味の石狩か
撮影所の中は火気使用が厳しいからだめかもしれないが・・・



昨夜は「最もセクシーな男」とうたわれた渡辺謙さんと音付き試写
いいとこ悪いとこ 語り合う
いろんな意味で語り合いながら手探りでここまできた
指名されたのは私だが本当に感謝している
今の自分にできる精一杯のことができたからだ
それも謙さんの創作の熱意に後押しされたからに他ならない
ありがたいことだ
ぜひ多くの方にご覧いただきたい


で、酒かすのいっぱい入った石狩鍋を廊下で
立ったまま食す
バカウマ
ヤバウマ
やばとん(関係ない)

いかんいかんどんどん太っていく



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さきほど

2005-11-25 21:15:11 | 日記
実は先ほど日記を書いたのだが投稿ボタンを押したらすべて消えてしまった
ショック
いろんな意味で急にやる気をなくして、ふて寝

夜になって会社に出て思い直して書き直すことに
(コピーちゃんととらなくちゃだわね)


一昨日
慶応大学三田祭で石田衣良先生と対談
石田さんとは先日藤井フミヤ氏と三人で“下北沢談義”などしていて、実に話しやすい相手である
もともとじっくり創作についての話を聞きたかったのでちょうどいいチャンス
“かなり帰国子女”的な司会の学生さんをちゃかしながら青春談義
「数年棒に振っても、自分を初期化して、“核”みたいなものを見つけなさい」
膨大な読書量、歩まれてきた独特な人生、現代社会への独自のスタンス・・・
いつしかワタシも対談相手というより聞き手、司会者のようになり・・・
多角的に創作できる作家はどこか泰然自若としている
うらやましい
いろんな“問題”を難しく解釈し評論することはできるが
平易な言葉で、的確に自分の態度をいうことは難しい
石田さんはそれを軽々とやってのけるから素敵だ
もっとずっと話していたかったのでした

司会の方も物怖じせず好感持てましたよ
人生がんばってください


昨日
一日大泉の撮影所で作品Dの衣装やら諸々打ち合わせと
映画「明日の記憶」のダビング準備
行ったり来たり
夜、「トリック劇場版」の編集やらCGやらチェック
一日泣いたり笑ったり・・・
そろそろ“締め切り”近くヤバいカンジになってきている


今日
昼間のわずかな時間を利用して「横浜トリエンナーレ」
もう行くチャンスがなくなるのでばたばたと見物
眼がうれしいうれしい!
「幸福な時間」がここにあるってカンジだった



夕方からクレッシェンドでナガサカ代表とかと打ち合わせ
世の中は厳しい・・・と原則的確認



そういえば「作品D」は情報解禁!
なんと夢枕獏先生原作の「大帝の剣」というSF時代劇です!
主演者は結構びっくりなキャスティングで
また追々公表しますが
12月1月寒い中、怒濤の撮影行脚
かなり“ヤバい”作品になるのでお楽しみに!
詳しくは週刊ファミ通をご覧あれ!




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帝国ホテル

2005-11-23 12:08:18 | 日記
昨日は朝からなぜか戸越の住区センター(稽古場のない劇団におなじみ)で作品Dの重要打ち合わせ5時間
もう来月早々から始まるのだがまだ未決事項多し
自分の想像力のなさにあきれる


夕方から帝国ホテルで小説「明日の記憶」を出版された光文社さんの大きなパーティー
映画のお披露目(といってもまだ完成してないので予告編だけ)をまずここで
原作者の荻原浩先生とお会いして挨拶させていただく
原作には年齢設定が同じということもあってページをめくるや、恐怖、共感、感動であった
言葉だけでそんな感情を紡ぐ仕事にひたすら敬服!
そしてお会いして恐縮!(いつもこのような瞬間は緊張しまくる)
ワタシ「お、お、お世話になりました・・」
先生「ブログ見てますよ」
ワタシ「ひえ~」


その後、渡辺謙さんとともにこの作品の中心だった樋口可南子さん登場
樋口さん「壇上、上がって挨拶してねっ(いつも思うけどかわいいっ!)」
ワタシ「いやです、苦手です、勘弁してください(帝国ホテルのでっかい会場一杯のスーツを着た方々に圧倒されていた)」
樋口さん「広島行ってたでしょ(かわいいっ!)」
ワタシ「えっ?なんで知ってるんですか」
樋口さん「ブログに書いてあった」
ワタシ「ひえ~」

満員の会場、謙さんの最もセクシーなビデオメッセージが流れ
結局、樋口さんと先生に壇上から呼ばれ、あれだけ嫌がってた挨拶をすることに
ひえ~
うまく喋れない・・・
荻原先生、樋口さん、東映や光文社の皆さん、失礼致しました
そしてありがとうございました
本編もうすぐ出来上がります!
お待ちください!
(な~んて出来上がらなかったりして・・・いやっ、なんでもないです)



その後一階のレストランでクラブハウスサンドイッチ
さらにばたばたと仕事し
深夜、ヒルズのTSUTAYAでバカ買い


今日は三田日吉大学、いや慶応大学で講演会です










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広島

2005-11-22 02:35:56 | 日記
日曜月曜と広島県東部を車でうろうろ
行き帰りはもちろん飛行機だが・・・
富士山くっきりで○

なんだか瀬戸内海は落ち着く
内海ということもあるのだろうか
昼間は水蒸気で四国は見えず外洋に見えたが
なんだか暖かいカンジだ
みかんとか蛸とかままかりとか
自然の海岸線も多いが、
巨大なコンビナートとか造船所とかが湾ごとに違う雰囲気を醸し出し
“正しい日本の海岸”だった
内陸部も低い山と田畑の入り組み方が複雑で興味深い
ある地域は瓦にみなシャチホコがついていて
名古屋出身のワタシもびっくり


すばやく大量のポイントを見物したので
おいしいものには出会わず
(あっ、マツナガという町の焼肉屋はおいしかったよ、マツナガ!)

ばたばたと東京に帰り
作品Dの打ち合わせやら
映画「サイレン」の映像直しやら
なかなか完成しない
やばいかなそろそろ
ねじ、巻きます!






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