北上川一ノ関あたりの氾濫時対策の遊水地。
新幹線では珍しい長い陸橋。
一直線だ。
以前、大学の地理学現地研究で訪れた。
久々に見学。
そのまま気仙沼で、
「Kesennuma,Voices.7」の下調べと打合せ。
いよいよ“積極的”な企画をはじめてみるつもり。
今年から来年にかけて、
規模はそんなに大きくないが様々な“表現”に取り組む。
還暦過ぎて悔いなく全うしたいので。
30年以上の付き合いだった音楽プロデューサー・サウンドデザイナーの志田博英氏が闘病の末、
亡くなった。
フジテレビのバラエティー番組からはじまり、
「金田一少年の事件簿」「ぼくらの勇気 未満都市」
「ケイゾク」「池袋ウェストゲートパーク」
「トリック」
「ピカ☆ンチ」など、
ワタシの作品歴のほとんどの音楽や効果音、音楽的心理音は彼の手による。
耳をついて離れないテーマ性のある音楽、
(「トリック」などはいまだによくニュース特番などで使ってもらっている)
いわゆる「ドーン!」とか「バババーン!」みたいなちょいアニメ的心理音の源流は彼にある。
時はアナログからデジタルへ音の仕上げのシステムが大きく“音をたてて”変化していった時代。
柔軟で自由なアイデアの宝庫たる志田さんはまさに”最前線の戦友”であった。
最近はドラマなどのクレジットで彼の名を見ない週はなかった。
本当に惜しい人をなくした。
ありがとう。
お世話になりました。
あなたの卓抜したセンスを追って生きていきます。
ゆっくり休んでください。
さようなら。
東京へ。