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1980年代からこのPARCOから見る渋谷の風景が好きだ。
今日はいっそう格別だが。
初めて東京に来て、公園通りをうろついてから38年…
目まぐるしく時間は過ぎ、多くの事を経験したが、都市を羨望する気分はずっと同じだ。
裏返しにここにワタシは似合わない、とも。
作品の上演は緊張するが、仕事上の必然性でここに存在できることは単純に嬉しい。
さてリハーサルは全て終了。
幕開きを待つばかり。
ご覧になる方、
劇場でお会いしましょう!
「イロドリヒムラ」第一話、
さわやか~なドラマいかがだったでしょうか。
北川さんの世界の表現は難しくも楽しくていい経験になりました。
自分の至らぬところが炙り出される脚本でした。
(もっと勉強します!)
ご覧になった皆様ありがとうございました!
脚本・監督が変わっていく面白い試みの番組なので引き続きご愛顧のほどを!
キャストの皆様、スタッフお疲れ様でした!
そして昨夜、
舞台「悼む人」いよいよパルコ劇場にセットが建ちました。
デザインの松井さんと何度も打ち合わせしたのですが、
実際見るとぞくっとする存在感。
今日から照明映像などと組み合わせて背景を構築します。
そして役者が入るとどうなるか・・・
静かな話なので慎重に慎重に。
しかし興奮しています。
渋谷通いの今週来週。
正念場です。
映画「くちづけ」の劇中音楽やエンディング音楽のデモが次々到着。
いづれも映画オリジナルの世界観を醸し出すにふさわしい音源。
こちらも興奮してきました。
とひとり昂じている中、
昨夜は大昔に消失した前歯5本のブリッジが限界になり、
(もう5回付け替えている)
新たなる前歯を入れるべく、ぐらついたブリッジ歯を剥ぎ取り、根っこを削り、
ものすごくマヌケ顔になり、一週間対応の「仮歯」を入れるという、2時間の大手術。
痛みは麻酔でほとんど感じず、先生の話術の巧みさもあいまって手術はうまくいったのだが、
なぜか手術中、隣家であろうか、カレーを煮る匂いが強力に漂い、
それどころじゃない先生に「カレー、ですかね?隣」ガアアアー「あっ、和風出汁にしましたね」ギギギギ「そろそろできあがりですか」グィイインンと歯を爆砕されながらも匂いの段階を語ってしまう始末。
麻酔による嗅覚の部分的幻覚だったのか、本当に匂ったのか判然とせず、
手術よりもどんなカレーだったかが気になってしょうがない。
そういえば最近嗅覚が異常に働いてある特定の匂い(焼いた魚とかゴミとか)が気になりだすと止まらない。
これ何かの症状?加齢によるカレー臭への異常反応?
気がつけば手術は終り、カレーのことはすっかり忘れていた。
そして仕事に戻り、数時間後、麻酔が切れ、なんだかじわんどわんとと痛い。
カレーを食って誤魔化そうかと思ったが、麻酔で唇が動かず断念。
今日はたぶんココイチで大盛り野菜カレーウインナのせを食っているだろう。
渋谷にココイチあったっけ。
昨夜は池袋、サンシャイン劇場で東京セレソンDXの解散公演「笑う巨塔」を見る。
宅間孝行氏全速力の、カンパニーのパワー全開の 、抱腹絶倒空間。
昨日は朝から映画「くちづけ」の仕上げをしていたので、一日セレソンデイ。
あまりにも力入り、夜のブクロをさ迷い、軽い飲み会にも呼んで頂き、
宅間氏と仲間の皆様と交歓。
最終公演?の悲壮感を微塵も感じさせず、ひたすら明るく舞台エンターテイナーに徹する姿に感動。
映画「くちづけ」もやっとカタチになってきたし、ひたすら元気をいただく。
いま手掛けている舞台「悼む人」はたいへん静かな舞台だが《表現の熱》みたいなものが重要で、
たいへん参考になった。
来年やるワタシの演劇ユニット「キバコの会」もしかり。
限定された舞台空間で作り出された感情が客席全体に普遍化するか、追い込みどころだ。