堤幸彦の2018日記

空趣味、日記など
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渋谷

2017-05-30 07:53:01 | 日記




変貌する、
なんてもんじゃないドラスティックな“作り変え”の渋谷。
ロケハンなどの出発点。
来る度にその変化にへええとなる。

山手線の駅のある場所としては、
かなり土地の“高度”が低いのは変わらず。
山手線も高架だし。

なにしろ表参道までは地下だった銀座線が、
渋谷ではビルの三階か四階を貫く。
今は暗渠の渋谷川?宇田川?がけずった土地か。
100年前は渋谷が文字通り『谷』としてすっきりみえていたのだろう。
「春の小川はさらさら~」の小川はここだったのか、
もっと上流か。


ワタシが東京に初めて来たとき上馬に住んでいたが、
まだ田園都市線はなく、
渋谷からバスでうんこら坂を池尻大橋方向に上がって行ったものだ。
駅で生卵を入れた立ち食い蕎麦を必ず食べた。
いつもお腹が空いていたから。
醤油味と雨の日は特にキツイ混んだバスの匂いは生涯鼻に残っている。



さて、
都バスはロケバスに変わったが、
60過ぎても渋谷からバスに乗るのは変わらない。

今日もベストなロケ場所を求めて、
走り回る。


暑そう、、

東京一円

2017-05-23 11:15:13 | 日記





ロケハンの日々。
ほとんどというかほぼ、
夏。



週末、
映画「メッセージ」に感動。
邦題のポスター題字の“セ”の字だけ明朝体。
謎だ。

宇宙人云々よりも(もちろんそれはそれで信じられない映像美だが)、
映画の構造の美しさに驚愕。
この数日、
その意味をずっと考えている。




神徳監督の映画「ピーチガール」も拝見。
役者の魅力半端ないが、
キス寸前シーンの蛍光灯のヒモに爆笑。

若返る映画だが、
夜中で男(おっさん)の客がワタシだけ。
変態っぽい自らの挙動不審に爆笑。



さて、
我が作品もがんばる。




品川

2017-05-18 07:58:03 | 日記







今日も関東一円を走り回る。
映像を想像しながら、
パズルのためのピースを収集するのだ。

すべてはこの地道な作業からはじまり、
何年経っても何歳になっても近道はない。

雨が降らなければよいが、
ちと怪しい空気。






バーミヤンで昼食食べてたら少し降ってきた。
やっぱりね。

雷も。
やっぱりね。



雨の品川ステーション

2017-05-13 12:10:50 | 日記




つい歌いたくなる雨の土曜日。


昨日は
「僕とカミンスキーの旅」
「カフェソサエティ」
「追憶」
と三本映画を梯子し
(いずれも感動、重ならない想いで感動、おじーちゃんになっても撮るぞ!と決意)

夜、
俳優座で、
最近最もリスペクトしている劇作家・山田佳奈さんの演出の舞台
「それから」
を観る。

夏目漱石の文学的題材を、
古典的でもあり「自由でも」ある演出で自在にリミックスし、
圧倒的色彩のラストに叩き込む。

そして装置と照明、音楽がすばらしい。
俳優座公演が羨ましくなる。


ロ字ックの世代感爆発の舞台や我が「ビキニーズ」にいただいたキャラクター造形、映画「夜、逃げる」で魅せた都市感と女子感の切り取り、
それだけではない堂々たる演出の才能に舌をまく。

恐るべし、
山田。
まだ30代初頭、、