唐突だが南米、特にペルーに行きたい
強い理由はないが(いや、見たいものはたくさんある)
なんだか行きたい
最近偶然テレビなどでペルーのことを見聞きしたからか
しばらく忙しくてどこかに逃げたいからか
リゾートでぽか~んとしたい気もするが
どうせなら生きてるうちに「見れるものは見ておこう」な気持ちだ
アイスランドやネパールに無理して行って“そこで得たもの”が強烈だったし・・・
一生かかってもカネタカカオルではないからほんのちょっとしか見ることが出来ないから
出来るだけたくさん見たいのだ
そして空の写真を撮りたい
ま、いまんとこスケジュール的に無理ですが・・・
ナムジュンパイクの死を悼む
テレビのソフト作りや、テレビそのものを装置とする仕事の私、
いや私たちの世代の、「表現」の先駆者であった
その足跡は完全無欠で
NYやケルンで呆然とその“光”を見つめて立ち尽くし
浮ついた自分を「初期化」したものだった
パイク展をもう一度「視た」い
そして“神”の前でひざまずきたい
一昨日
大泉の撮影スタジオ
朝から食べ過ぎたので夕食を抜き
休憩一時間でウォーキングを決意
撮影所の門を抜けて住宅街に入りどんなコースで行こうかと歩き始める
すると狭い路地を私に向かってものすごいスピードで巨大な消防車が車幅いっぱいに突進してくる
ふと右を見るとある民家の駐車場がものすごい勢いで燃えている
駐車してある自家用車が燃えまくって
平和な住宅街の対極ともいえる光景
げっ
道が狭くて消防車が入れない
消防隊員が大声で走りながらホースを引っ張る
そして消火!
その間僅か1~2分
あまりにもあっという間の出来事で
(耳にしていたipod、ロッドスチュアートのスタンダード一曲分にもならない、てかそんな時に何でそんなもん聞いてるんだ、つーか忘れていた、しばらくして音楽を聴いていたことを思い出した)
本当の単なる「野次馬」に自分がなっていた
こわいこわい
火の元には気をつけて!
撮影がスタジオなので
カットとカットの合間の待ち時間に本を読む
騒然とした雰囲気なのだが
妙に落ち着いて読めるのだった
(スタッフや俳優には申し訳ない、ので静かにこそっとね)
撮影が終盤に入りつつあって少し「余裕」が生まれてきたからか
まず2月に入る「巷説百物語~飛縁魔」の脚本
演出プランを考えながら・・・
宮沢章夫さんの「『資本論』も読む」
感動した
いろんな意味で・・・
わからないことをわからないとして読み続けるという記録の書
資本、商品、リンネル、貨幣、金、労働、剰余価値、GWG・・・
わかったようなフリをして実は何一つ理解していなかった「あの頃の自分」が重なる
結局「批判精神」のみいただいて
「~宣言」や「ゴータ~」の一節や「賃~資」(比較的読みやすい)やレーニンに逃げ込む
「行動あってのイズムだ!」と思考放棄したあの日がリアルによみがえる・・・
祭りのあとの日々
宮沢さん独特の語り口にニヤニヤ感心
いやマルクスの価値はそれでも失われていないと堂々「批判する精神」を浮き彫りにするすぐれた“思想書”であると感じる
いまや知の巨人たる宮沢さんを「読むことが出来る幸福感」にひたった
そして松尾スズキさんの「クワイエットルームにようこそ」
あっという間に松尾世界
あっという間に別世界
あっという間に笑って泣いて
気持ちがわしづかみにされている
すげーなー
なんだかすげーなー
妙に喋るトーンが高くなる
「佐倉明日香」化する
まいりました
撮影は“それでも”こつこつと前進
なんとか先は見えてきたか
膨大な後処理に身震いがする(いや正確に言うと身震いがして真っ白になっている記録オクダイラ、キムラD、CGマスモト各氏を見ている私)
とんでもないことになりそうだ
「大帝の剣」
映画「サイレン」
公開も近い
なんだかドキドキする
強い理由はないが(いや、見たいものはたくさんある)
なんだか行きたい
最近偶然テレビなどでペルーのことを見聞きしたからか
しばらく忙しくてどこかに逃げたいからか
リゾートでぽか~んとしたい気もするが
どうせなら生きてるうちに「見れるものは見ておこう」な気持ちだ
アイスランドやネパールに無理して行って“そこで得たもの”が強烈だったし・・・
一生かかってもカネタカカオルではないからほんのちょっとしか見ることが出来ないから
出来るだけたくさん見たいのだ
そして空の写真を撮りたい
ま、いまんとこスケジュール的に無理ですが・・・
ナムジュンパイクの死を悼む
テレビのソフト作りや、テレビそのものを装置とする仕事の私、
いや私たちの世代の、「表現」の先駆者であった
その足跡は完全無欠で
NYやケルンで呆然とその“光”を見つめて立ち尽くし
浮ついた自分を「初期化」したものだった
パイク展をもう一度「視た」い
そして“神”の前でひざまずきたい
一昨日
大泉の撮影スタジオ
朝から食べ過ぎたので夕食を抜き
休憩一時間でウォーキングを決意
撮影所の門を抜けて住宅街に入りどんなコースで行こうかと歩き始める
すると狭い路地を私に向かってものすごいスピードで巨大な消防車が車幅いっぱいに突進してくる
ふと右を見るとある民家の駐車場がものすごい勢いで燃えている
駐車してある自家用車が燃えまくって
平和な住宅街の対極ともいえる光景
げっ
道が狭くて消防車が入れない
消防隊員が大声で走りながらホースを引っ張る
そして消火!
その間僅か1~2分
あまりにもあっという間の出来事で
(耳にしていたipod、ロッドスチュアートのスタンダード一曲分にもならない、てかそんな時に何でそんなもん聞いてるんだ、つーか忘れていた、しばらくして音楽を聴いていたことを思い出した)
本当の単なる「野次馬」に自分がなっていた
こわいこわい
火の元には気をつけて!
撮影がスタジオなので
カットとカットの合間の待ち時間に本を読む
騒然とした雰囲気なのだが
妙に落ち着いて読めるのだった
(スタッフや俳優には申し訳ない、ので静かにこそっとね)
撮影が終盤に入りつつあって少し「余裕」が生まれてきたからか
まず2月に入る「巷説百物語~飛縁魔」の脚本
演出プランを考えながら・・・
宮沢章夫さんの「『資本論』も読む」
感動した
いろんな意味で・・・
わからないことをわからないとして読み続けるという記録の書
資本、商品、リンネル、貨幣、金、労働、剰余価値、GWG・・・
わかったようなフリをして実は何一つ理解していなかった「あの頃の自分」が重なる
結局「批判精神」のみいただいて
「~宣言」や「ゴータ~」の一節や「賃~資」(比較的読みやすい)やレーニンに逃げ込む
「行動あってのイズムだ!」と思考放棄したあの日がリアルによみがえる・・・
祭りのあとの日々
宮沢さん独特の語り口にニヤニヤ感心
いやマルクスの価値はそれでも失われていないと堂々「批判する精神」を浮き彫りにするすぐれた“思想書”であると感じる
いまや知の巨人たる宮沢さんを「読むことが出来る幸福感」にひたった
そして松尾スズキさんの「クワイエットルームにようこそ」
あっという間に松尾世界
あっという間に別世界
あっという間に笑って泣いて
気持ちがわしづかみにされている
すげーなー
なんだかすげーなー
妙に喋るトーンが高くなる
「佐倉明日香」化する
まいりました
撮影は“それでも”こつこつと前進
なんとか先は見えてきたか
膨大な後処理に身震いがする(いや正確に言うと身震いがして真っ白になっている記録オクダイラ、キムラD、CGマスモト各氏を見ている私)
とんでもないことになりそうだ
「大帝の剣」
映画「サイレン」
公開も近い
なんだかドキドキする