疲れがたまる。
皮膚のカンジが変わる。
足が重い。
いつもNYに来て4~5日すると必ずそうなる。
空気や水や地面のせいだ。
そしてやがて慣れていく。
が、今回はそんなに落ち着いてられない。
今日は、車で数時間の郊外へ。
さぞかし寒く、空気も水もすんでいることだろう。
なにしろマンハッタンを出るとすぐに“アメリカの大自然”が広大に広がっている。
そして来週は別の国。
しかも、夏。
温度差、30度。
う~む。
疲れがたまる。
皮膚のカンジが変わる。
足が重い。
いつもNYに来て4~5日すると必ずそうなる。
空気や水や地面のせいだ。
そしてやがて慣れていく。
が、今回はそんなに落ち着いてられない。
今日は、車で数時間の郊外へ。
さぞかし寒く、空気も水もすんでいることだろう。
なにしろマンハッタンを出るとすぐに“アメリカの大自然”が広大に広がっている。
そして来週は別の国。
しかも、夏。
温度差、30度。
う~む。
止んだのか、雪。
セントラルパークがようやっと(←名古屋弁?)見渡せる。
夜明けからこの作品の中盤のクライマックスシーンを撮影。
歩けないほどの大雪の中、大勢の人々が集まり、今まで54年生きてきて“見たことがないイヴェント”シーンを粛々と撮影。
とても午前中に終わらないかと思ったが、予定カットを全てクリアー。
いい仕込みをしてくれたくれたNYチーム、もしかしたら東京よりも早いチームに感謝だ。
その後、大雪のため急遽ロケ場所変更などして、今日の予定を完全クリアー。
(ボストンから駆けつけてくれた「大好きな仲間」の諸君、ありがとう!)
大雪だろうがなんだろうが逆境を逆手に取ってこそ我がチームってか。
東京でもNYでも名古屋でも宮古島でも八丈島でも気仙沼でも高崎でも佐野でも甲府でも京都でもどこでも「同じ質」でがんばりますよ!
昨日の撮影では全身濡れ鼠になりホウホウの体で部屋に戻りエアコンの出口でスノーブーツなど乾燥。
このエアコンが海外にありがちなすごい勢いのモノで、一晩高温にしておくと、服は乾くは、靴も乾くは、人体も干物になり、
まるで高校時代弁当があっという間にちんちん(←名古屋弁)に熱くなったスチーム暖房を思い出す。
(思い出したが二度と戻りたくはない、戻れないけど)
外は零度近いが、中はハワイ。
雪景色に極寒のシベリアを思い、僕はTシャツ一枚でジャックケルアックを読み耽るのだった。
やれやれ・・・
ってそんな優雅なもんじゃない。
すぐ蒸発する湯沸かし器の水を替えたり、濡れタオル置いたり、寝る時はマスク、ニベアを顔に二度塗りし、鼻の穴にメンソレリップを塗りたくり、けっこう大変なのだ。
エアコン切ればいいじゃん。
いやいや、
寒いんだよ、本気で。
最近、盟友原田大三郎氏のブログが面白い。
同年代の戦友として「時代への感情」が手に取るようにわかる。
一緒に奥穂高登頂した仲だし。
ワタシは氏ほど学究肌芸術肌ではない単なる乾燥肌なので、
クリエーターと学者を両立させている氏の姿はまことに憧れる。
また竜巻好き、メカオタクなのも微笑ましい。
そしてきちんと言うことは言う、
見習うべきだ。
そして「何かを成し遂げねば」と強く思う次第。
http://blog.goo.ne.jp/daizaburo_1956/
雪は勢いを増していて、
午後のワンチャンスは微妙だ。
ま、吹雪も風情。(←韻を踏んだ)
撮影しちゃおかなー
って「恋愛社員」・・間違えた、「恋愛寫眞」の時もそうだった。
猛烈な雪の中、歩きのカットを無理して撮った。
エキサイティングないい画だった。
恋愛社員?・・・ちょっと面白そうだ。
恋愛上手と恋愛ベタな部下を持つ優しい部長の悲喜交々、
最後は恋愛ベタの部下の結婚式で泣かされて・・・
いいんだ、そんな妄想は。
雪も恐ろしいが、
先ほどNTTから携帯メール。
「海外なんとかウイングの利用停止額に近づきました。停止前にご精算ください」
えっ?
ってもうちょっとで携帯使えないって事?
海外利用って最近してないしこのNYの3日間だけで限度近くに?
限度額いくらだっけ?たしか5万円だったような・・
メールにある24時間受付の番号に電話。
親切な担当者が丁寧に教えてくれる。
たしかにこの3日間で3万円越え。
写真つき怒涛の更新がひびいているらしい。
添付データが高い!と彼はいう。
(この日記、PC発信は字がでかく、ケータイ発信は字が小さいようにしてある、PCで読む人はその頻度がわかるはずだ、でもそれで3万円?)
今回のロケはまだ2週間以上あるし、
ブログのためのケータイではなく、仕事やら情報収集やら個人の通信やら極めて重要な道具だ。
止まると困る。(←韻を)
結局、限度額を大幅に引き上げ、通信料金を確認し、なんとか長く使えるようにしたが、それにしても
高いなー通信料。
といいますか知らないオレが悪いんじゃ、きっと。
国内並みの使い方では当然の報いか、
通信会社の思う壺か。
地球の裏側だもんね。
TWITTER並みの更新を!なんてがんばってたが早くも挫折か。
57丁目のホテル、35階に泊まっているのだが、
目の前のセントラルパークやらミッドタウンの高層ビルに
大雪が・・・・
来る来ると聞いてはいたが、
まだ2日目なのに、
はや午前中撮影中止。
現在午前8時。
テレビは夜明けから“ウインターストーム”情報を流し続け、
ニュージャージー側の大雪の大気ブロックと、大西洋側の大雨大気ブロックのせめぎ合いを競うように解説し、
時々、雪の町から中継、画面下では「ドコソコガッコウヘイサ」みたいな一行情報が流れ続け、
(「今日の田代小学校運動会はありません」なんていう
中波ラジオ放送を思い出した、昭和の名古屋・・・)
なんだかオオゴトみたいだ。
しかしオカダ・アラキ両名を筆頭とするわが最強NY撮影軍団指揮者はどんなオオゴトだろうが天気予報の裏切り行為を数々体験し、 「大気の合間」が“まさかの奇跡”を呼ぶやも知れぬため、早朝からメインスタッフロビー集合のコールをかけていた。
俳優も早くもメイク完了。
朝食のおにぎりも山のようにデリバリーされている。
が、しかし、BUT!
As soon as集合、目視できない程度だったライトレインは、
大きなボタン状の雪に変わり、あっという間に大雪状態。
さすがのチームもギブアップかと思いきや、
「まだわからないので午後再集合して、チャンスを待ちます」だって・・・
ひえ~
部屋に戻り、ダウンを脱ぎ、朝食のおにぎりをむしゃむしゃ食べながら、怒涛の更新。
つーか宿題やれよ。