「警部捕 矢部謙三」♯4
ぜひ御覧ください!
TRICK祭も佳境!
さていよいよ明日から
舞台「2LDK」の上演である。
今、その現実の舞台を前に書いている。
次々決められていく照明。
10人の個性に合わせて細大漏らさず拾い上げようと網羅されたマイク。
“武闘”に転用される様々な小道具。
そしてお祓い。
実際の芝居の位置に立って感じることは、
赤裸々な「本音実力武闘」のこの舞台、いわば“女優の精神的ヌード”ということか。
ぐるりと客に囲まれて、しかも金網で囲まれた2LDK空間で一枚一枚(虚飾の)外皮を脱がされていく10人の女達の心境やいかに。
それは快感なのか。
はたまた・・・・
という初日前の緊張の時に人の舞台を見ている場合ではないが、
昨日、新宿シアターサンモールで
D-BOYS STAGE 2010 trial-1 「NOW ROADING」を見る。
ラサール石井さんの演出。
ゲーム開発という今様な設定、ハイテックな装置、さぞかしクールなドラマかと思いきや、
これがいきなりの爆笑シーンから客をツカんで、キャラ爆発のまさかのコメディ。
ストーリーに無理なく引き込まれているうちに、“世代”を超える感動が待つ。
いい芝居だった。
そしてメンバーの変貌ぶりに驚愕。
(舞台上の役と、カーテンコールや終演後の面会との落差ったら!)
演技を全身で楽しもうとする「彼ら」の本気っぷりが清々しい。
オススメだ!
(チケットはないでしょうが)
そして青山円形劇場の舞台装置チェックを挟んで
夜は赤坂RED THEATERにて
U-1グランプリcase03『職員室』
映画「2LDK」に出演してくれた野波麻帆さんと、先日キバコを書いてくれた福田雄一氏に呼ばれ、赤坂。
20代を過ごした赤坂、すっかり変貌した路地にいきなり出現する劇場に感動。
いい小屋である。
そして『職員室』。
ベタなワンシチュエーションコント集であるが、
これはヤバい。
一言で言う。
爆笑だ!
やばいっすよ、福田さん、マギーさん。
さすがの爆笑集団、これでもかの攻撃、コント大好きなワタシも防ぎきれず大笑い。
これぞ「ホンモノの生コント」を見せつけていただきました。
おみそれしました!
そしてありがとうございます!
さてこれから「場当たり」
5人のラナ、5人ののぞみが登壇。
平和な青山こどもの城に現れた「暴れる2LDK」、
この異空間に緊張だ。
昨日は5月8日公開、
「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」のキャンペーンで名古屋マスコミをぐるりと一周。
途中、名古屋の東宝の会議室で別件打ち合わせを挟んで、
新聞、テレビ、ラジオほぼ制覇。
最後は満場の試写会場で舞台挨拶までさせていただいて満腹状態。
もちろん昼の弁当はひつまぶし。
うまい。名古屋愛。
名古屋の皆さん、いつもいつもありがとうございます。
試写をご覧の皆様、いかがだったでしょうか?
是非TRICKで盛り上がってください!
GW明け劇場へGO!
で、移動中も別企画台本チェックやら読むべき書籍やら書類やらがデイパック一杯だったが、
結局バク睡。
ダメじゃん。
本日は朝から来年お世話になる赤坂の大きな舞台の下見。
すごい劇場だ。
1階と2階では観え方が全く違う。
どんな装置なのかアイデアが膨らむ。
何か浮かんだらメモせねば。
最近はオフィシャルな場はスーツ・ネクタイでお邪魔するようにしているのだが、
なぜか“冬物”か“上下別物”しかなく公開初日に間に合わせがキビシイ状態、
TRICK10周年の晴れの日にちゃんとすべく、
新調を決意。
たまたま北千住の稽古場が大きなマルイの上の階。
少し早く稽古場に入って、コムサにて春夏対応スーツ、靴、ベルト、靴下、ネクタイ購入。
ワタシは年中ジーンズだからこんなことはほんとにたまにだが、
サラリーマンは大変だね。
というわけで今日も稽古稽古稽古。