きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

早春の里山ハイキング ’23

2023年03月10日 23時05分02秒 | 四季のハイキング
『 里山に咲く星の瞳 』

3月9日(木)
月1のハイキング会、今回は『奥矢作の東海自然歩道』を歩いて来ました。
愛知県側から新閑羅瀬橋(シンシズラセバシ)を渡り、山越えをして『お軽の滝』迄の行程です。


↑ 新閑羅瀬橋(シンシズラセバシ)
橋を渡ると岐阜県になります。


↑ 新閑羅瀬橋

流れる川は一級河川の矢作川(ヤハギガワ)。
上流に矢作ダム、下流に矢作第二ダムがありますので静かな川面です。



新閑羅瀬(シンシズラセ)橋の真ん中辺りで、矢作川の上流方向を望むと、右岸に旧閑羅瀬橋の橋桁のような物が見えますが、、
旧い橋は吊り橋だったのでしょうか??
とても、気になりましたが、今回は深追いできません。

橋を渡りきって岐阜県に入り、突き当りを左へ折れて道なりに進みます。
しばらく歩くと梅畑。
誰もが、開花の梅にニコニコ顔で眼差しを送ります。


↑ 梅 畑



↑ 道 標
目指す第1目的地の三本松休憩所の名前があります。



↑ 正面の山、
名前の分からない山なのですが、この山中の東海自然歩道を歩きます。
この山を越えて麓に下りると『柿畑』という里山集落。


登山道

↑ 登山口




登り口は小石のデコボコ道なのですが、
本格的な山中に入ると、登山道は枯れ葉の絨毯です。
秋でもないのにカサコソガサコソと足音をたてて歩き続けます。



けっこう厳しい坂道が続き、汗が出始めるので上着を一枚脱ぎました。
ペースが落ちてきた私を見て、登山の先輩が杉の枯れ枝を拾って手渡してくれました。
「1本でも、杖がわりに使えば楽だからね」。大感激の私であります^^

その後、2本めは自分で広葉樹の枯れ枝を拾い、ノルディックウォーキングを真似て歩きました。
枯れ枝の杖でも、スイスイ~と、山道を歩けるんですよ~^^


↑ お世話になった2本の枯れ枝
使用後は山へ戻しました。

広葉樹の落ち葉の登山道が終わると、針葉樹の落ち葉の登山道になります。





↑ 針葉樹林の向こうの登山道

ポツンと小さな人影は同行の仲間です。
「ヤッホーー! 写真撮るからこっち向いて~」
すると、「ヤッホーーー」と返事が返ってきました。

このハイキングの会には3回目の参加です。
少しづつ受け入れてもらえてるような雰囲気に嬉しくなりました。



↑ 案内看板
この看板の奥が三本松休憩所。
先きに着いたメンバーたちは行動食と飲み物を口にしています。
お裾分けをいただいたのですが、立派な馬酔木(アセビ)の木を見つけてしまいました。


↑ 3本松休憩所の馬酔木。

馬酔木の可愛さに負けて、休憩時間のほとんどが激写タイムでした。









実は、ナイショですが飲料水を忘れているのを悟られないように馬酔木を激写していたのです。

下山
休憩が終わり、次に目指すのは麓の『柿畑集落』。
柿畑までは20分ほどで到着、下山の所要時間はビックリするほどの短さ。








↑ 満作の花
麓の柿畑では早春の花々を見ました。
メインのオオイヌノフグリ(別名:星の瞳)、満作・山茱萸(サンシュユ)の蕾・梅・クロッカス等です。
柿畑を通り過ぎて、自動車が走る道路をひたすら歩いて『お軽るの滝』を目指します。

お軽の滝と幸子の滝

↑ お軽の滝 落差15m
『お軽』とは、天保(1831~1845)の頃、水不足で困っている村人を助けるために滝不動に願いをかけました。
命と引き換えに、願いが叶い大雨を降らせ村を救った女性の名前です。

お軽の滝と駐車場までの道には、たくさんの黒文字の木が春の芽吹きを見せていました。
茶席で使われる黒文字(クロモジ)の材木です。
でも、ほとんどが若い木でしたので、無事に大きく育って欲しいと思いました。



↑ 幸子の滝 落差8m
平成23年8月、滝の名前を全国公募して命名したそうです。

黄梅院(オウバイイン)の見学
立派な山門を見学させていただきました。




最後にくしはら温泉『ささゆりの湯』にて昼食と温泉入浴。
昼食は海老天ぷら蕎麦を注文しました。
覚え:いつものように、出発時間:午前7時 帰宅時間:午後5時。

※一部に写真と文章の追加修正を行いました。 記:3/11

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