きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

岩伏山

2024年02月11日 19時16分53秒 | 四季のハイキング
『 山の全容 』
名称:岩伏(いわぶし)山
標高:982.9m. 登山道一周:3時間30分ほど
特徴:武田信玄軍、三河攻めのおりに作られた狼煙(のろし)台跡が、今でも山頂に記されている事。
   どなたかの私有地である。

2月8日(木)
道の駅『アグリステーションなぐら』にて小休憩後、2合目から登山開始。


↑ 登山道2合目の入り口

小さな流れの川を幾つか渡って本格的な登山道へ出ます。
登山道を少し歩くと、お峰岩が見えて来ます。


↑ お峰岩 9時40分
屈強な男性でも登れない大きな岩です。
明治年間、山の麓に住む生涯独身の老女お峰さんは、この岩のてっぺんに登りキセルをふかしていたそうです。
そんな訳で、お峰岩と名付けられました。

↑ 9時49分

以下3枚は、歩きながらシャッターを切っていますのでブレています。
気持ち悪くなるかもです。その時は飛ばしてください。












標高が高くなってくると霜柱も大きく育ってきています。


↑ 8合目看板 10時13分


↑ 8合目からキツイ傾斜の登山道(私に限りかも)
登りきると、平坦な稜線に出て間もなく山頂へ


↑ 山頂看板 10時27分
木の高さが無ければ360度の眺望です。
狼煙(のろし)をあげるには、持ってこいの山と思われます。

 下山
15分ほどの休憩は、行動食と登頂記念撮影など。


↑ 10時48分





↑ 10時55分

ロープが設置してある急勾配の下山道。
枯れ葉もフカフカに積もっており、踏ん張りながら滑るように歩きます。

時計の針が11時を少し回った頃…。
下山道脇の巨岩に生えている苔の写真を撮りました。
次の撮影者に場所を譲るため、後ずさりして登山道に戻ろうとした時…。
右足だけは登山道に移動できたものの、左足は木の根っこに引っかかり体は半回転。
仰向けのまま、少し滑り落ちて止まりましたが…。
後ろを振り返ると、私の体は崖っぷちギリギリで停止。
滑落しそうになりましたが、ケガは無く筋肉痛だけで済みました。
低山なれど油断禁物を実感。

↑ 11時31分

ほっとしたのも束の間、後ろから岩が落ちてきました。
岩は、私のすぐ横を通り過ぎて、下へゴロゴロと転がり落ちて行きます。
突然の事で、「あー!」としか声が出なかったのですが、、、
私の前を行く女性が「ラー ク!!」と大声で数回叫びました。
幸い、岩はカーブして誰もいない方へ行きました。
目の前で落石を見るのも初めて、「ラーク」と発せられる声も初めて聞きました。

↑ 11時43分
下山道は、一方通行です、こちらから登ってはいけません。


↑12時07分
左側が岩伏山、下山後は長閑な風景の里山の田んぼのあぜ道を歩きます。
257号線の道の駅『アグリステーションなぐら』まで歩きました。
昼食とお買い物に1時間。
自宅に到着は午後4時半、疲れ果ていて道草もできませんでした。

☆登山靴について
最近の軽ハイキングでは、KEENのスニーカー(防水スプレー塗布済み)を履いています。
今回のハイキング資料を読んで、10年物のモンベルのミドルカットのゴアテックス・トレッキングシューズを用意しました。
コメント (2)
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明智の森と大正村

2023年12月15日 18時05分10秒 | 四季のハイキング
『 展望台 』
12月14日(木)
今年最後のハイキングは、生活環境保全林明智の森の中を3時間半歩行。
大正村の在る明智町内の山を整備して出来たのが『明智の森』です。

初めての大正村は、プレオープン招待の抽選に当たり、幼い我が子と一緒に楽しく参加^^。
中央線恵那駅から明智線に乗り換え、終点は明智駅。オープン前の大正村を散策しました。

その後、四季折々に明智町を訪れています。
今回は初めての『明智の森』を歩いて来ました。

初冬の明智の森
初冬と言って良いのか? 
ハイキング中、ほとんど小走りの私は汗をかいています。
重ね着の洋服を2枚脱ぎました。







明智の森の小さな森の名前
野鳥の森・市町村の森・カエデの森・紅葉の森・くすりの森・ナンジャモンジャの森・早春の森が在ります。
でも、なんと!案内図には載っていない小さな森の看板を発見!


え?『蔀』?・・・読めません、恥かしながら初めて見た漢字です。
この驚きは、熊に出会ってしまったような感覚…。
近くに居合わせた数人、どなたも読めず…。

web検索してみると『蔀:しとみ』と出ましたが、意味が分からず、またまた悩むのです。。。
だって、草かんむりですよ。見た瞬間に植物の名前じゃないかと考えましたから…。

展望台と眺望
↑ 高原の月 展望台
眺望の素晴らしさに目を見張るハイキングのメンバー
眺望は、近景に明智の町と大正村。
遠景には、上矢作の風力発電と恵那山・南アルプスの冠雪の山も見え、素晴らしい眺めです。


↑ 眺望
近景に野鳥の森、中景に明智の町並み、遠景の山並み。
山並みの左端の薄い青色は恵那山。
恵那山の隣りには南アルプスの冠雪の山も見えました。(画像無し)


↑ 青緑色の屋根の大正ロマン館もクッキリ。


↑ 数基の上矢作の風力発電機
帰宅後のweb検索後、岐阜県初の上矢作風力発電所は13基と知りました。


↑『高原の月』展望台全体像
テーブルとベンチも設えてあり、桜の咲く頃にお弁当持って訪れてみたいな。

野鳥の森
スタート地点の大正池に戻り、10分ほどの休憩後、後半戦の野鳥の森へ向かいます。








明智の森内にも、あちこちでいろいろな苔を見つけました。。
そのどれもが美しく、何枚も撮りましたのでコラージュしました。

☆コラージュ苔の森

☆おまけのコラージュ

明智の森を少し外れて町へ出てしまいました。
ひょんな事から、久しぶりの明智駅です。



常々、きのことじねんじょ列車には乗りたいと思っていました。
これ等を見れたという事は、願いに近づいた?と言うことかなぁと喜んでおります。
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不思議な笠置山

2023年12月13日 23時46分08秒 | 四季のハイキング
『 山頂からの眺望 』
眼下に見えるは、右側方面は坂折棚田などの棚田群。
右側下方には中野方ダムが見えます。

10月12日(木)
岐阜県恵那市笠置町にある標高1128mの笠置山に登ってきました。
何が不思議か?と言うと、大量発生の苔と『ペトログラフ(古代岩刻文字)』です。
海の無い県の1つの岐阜県に在りながら、この笠置山には屋久島の苔の世界を彷彿させる風景が有るのです。
『ペトログラフ』は、近くを通ったのですが、今回のハイキングの目的でなくスルーしていました。
来春の個人的なハイキングで『ペトログラフ』を見てきたいと思っています。

☆ハイキング開始
標高は不明ですが、山の中腹あたりの休憩所から登り始めました。

休憩所を広げる工作をしているようです。



先頭は先生、その後のハイキング仲間のきれいな行列。
いつものように、私はしんがりを歩きます。


↑ ペトログラフ(古代岩刻文字)の看板

ただただ辛い階段を登り終えると、山頂近くの歩きやすい登山道へ。


もうすぐ山頂への平坦な登山道。

足にキツイ階段から解放され、足を止めなくても一息つけます。
まもなく笠置神社奥社の在る山頂に到着。

↑山頂看板

☆巨石群と光苔(ヒカリゴケ)
山頂にて、おやつがてらの少しの休憩。
笠置神社奥社の後ろに回り巨石群を目指して、登山道を降りて行きます。



急勾配の登山道、しかも濡れていて、気を抜くと危険なのです。
うつむいて、下ばかり見て歩いていました。
しばらくすると、隊列の行進が止まりました。
ん?どうしたのかな?
見上げると、ビックリするほどの巨岩が目に飛び込こんできました。


↑ 百畳岩
この岩にしがみ付いて生きている樹木の根の凄まじさは怖いほどです。



ヒカリゴケを探して右往左往しましたが、、、
やっと見つかりました。
ヒカリゴケ迄は狭くて細い道。たどり着くまでに順番待ちが結構発生します。


↑ ヒカリゴケ

神秘的なヒカリゴケ、やっと出逢えました。
でも、写真に撮ると、、、なんと!!ペンキのイタズラ書きです。
写真では、こんなんですが、実際は、ほんとに、黄金のようにキラキラの光りです。
ずーと観ていたいし、写真も撮りたい。
でも、後続に渋滞が発生していますから、後ろ髪を引かれる思いで離れました。

下山





☆物見岩からの眺望
山頂からしばらく急勾配を下ると、眺望の素晴らしい物見岩に到着。


↑ 右端に中野方ダム


↑ 棚田群

時間が追っていますので、眺望を楽しむのは、ほんの少しの時間です。
バスが待っているパーキングに向って下山していると、苔の森が現れました。







巨石にいろいろな苔が発生しています。




↑ コケシノブの仲間 追記:2024.1.4
 (ホソバコケシノブ? コウヤコケシノブ?)

苔群を見ていると、屋久島を想い出しました。
美しい苔に触りたいのですが、、、時間が許してくれません。
歩きながらシャッターを切るだけです。

☆下山後のランチタイム
恵那峡カントークラブのレストランにて


左から2枚目の窓枠の中の恵那山を眺めながら美味しく完食^^。

後記
中央道を走る度に、幾度となく見ていた笠置山。
特に岩村城跡や苗木城跡から見える笠置山は別格です。
長い間、気になっていた笠置山に登頂を果たせて嬉しい限り。
また登りたい山になりました。
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ライトアップの永源寺

2023年11月30日 07時28分08秒 | 四季のハイキング
『 総 門 』

永源寺が建つ山裾を愛知(えち)川が流れています。



お寺と駐車場は愛知川をはさんでいます。
赤い欄干の旦渡橋を渡りきり、右に折れて150120段の階段を登ると総門。
午後3時を少し回った頃ですが提灯には火が灯っていました。














☆総門




錦秋の中の荘厳な総門を前にすると、誰もが足止めをくらい釘付けに。
ライトアップされた総門は、木造のはずなのに黄金のように見えるんです。
私も、興奮気味に何度もシャッターをきっていました。







後記
山門から奥に入ると周りは暗くなり、カメラ設定を覚えきれておらず全滅です。
素晴らしい光景の中の大きな山門も標準レンズを使えず写しきれませんでした。
でも、4つのお寺の素晴らしい光景は目に焼き付けて来ました。

11月24日(金)
西明寺・金剛輪寺・百済寺、滞在時間は60分間。 
最後の永源寺滞在時間は70分。

朝の出発は6時半、夕食は外食になり帰宅は午後9時をまわりました。
クラブツーリズムの企画ツアー、養老Sで積み込まれたお弁当は車内でいただきます。
近江のお店のお弁当でしたが、一品々が丁寧に作られており、友達と美味しいねぇ♪ 連発でした^^。
長年、一度は行ってみたいと思っていた湖東の紅葉狩り、夢が叶い嬉しい限りです。
追記:お弁当名は(湖北のおはなし)製造者は米原市の井筒屋さん。

おまけのお土産写真
境内の郵便局臨時売店にて、永源寺切手シートとかわいいクマちゃんの切手シートを購入。
おまけに永源寺の絵葉書が付いてきました^^
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湖東三山 秋の金剛輪寺と百済寺

2023年11月28日 15時05分35秒 | 四季のハイキング
『 三重塔の屋根と紅葉 』
☆11月24日(金)
2つめの金剛輪寺、なんと言っても本堂と三重塔周りのもみじの色づきが圧巻です。

三重塔待龍塔
建立:寛元四年(1246)
昭和五十三年秋  復元修理工事完工











☆ 本 堂 
建立:弘安十一年(1288)

もみじの木が大きく育ち、建物が隠れています。
本堂に近づくと、大きすぎて私のカメラでは全体像を撮れませんでした。


本堂前の灯篭に可愛い松ぽっくりを見つけました。
でも、葉っぱを見ると松ではないように思いますが…。

☆ 釈迦山 百済寺
鯉が泳ぐ池、回遊式のお庭です。












急に曇天になり紅葉も冴えません。
やはり、紅葉狩りには太陽が欲しいものです。

※後記
写真が多くありませんので2ケ寺をまとめました。
コメント (2)
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