早春スケッチ旅行

　　　　　　　　　　　　　　ホテル窓辺からの眺め「白樺」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　F３号　ペン・透明水彩

４月１日から信州へ１泊のスケッチ旅行、１月末のスキーから二月ぶりの信州だ。
朝、７時半出発。２時間半走り池田町に到着。
二日間とも悪天候なのでスケジュールは何も決めていない。
豊科インターを降りるとお昼時、昼食場所を探さないといけない。
持参した信州ガイドブックをパラパラ・・　ページをめくる。
池田町立美術館横の「翁」と云う蕎麦屋、店内からの眺望が良いと書いてある。



↑蕎麦工房「翁」


↑蕎麦工房「翁」店内からの眺望
厚い雨雲が広がり、期待していた白いアルプスの山々は見えない。凄くザンネンだ～～～


↑池田町立美術館の庭　
絵描きさんの間は有名なスケッチ場所らしい。
春になれば緑の芝生に座りこみスケッチしたら、さぞかし気持ち良いだろうなぁ。

地元の画家さんたちの信州の絵が展示してある。
決して素人とは思えない力作揃いだ。
こんなふうに描けたら素敵だなぁって思う作品にしばし見入る。
ルオーを彷彿させる絵もあった。とても印象的だった。

観賞後、白馬村へ走る、、、一月以来の松川を傘をさして歩く。
大木が倒れていて道を塞いでいる。。。
でも、ちっこい私は障害物競走の如く、大木をくぐりぬけた。
懐かしい松川


１月に凍てついてた川面は、この大雨で水かさが増し　ゴー！っと、音をたてて流れている。
雨雲が下までおりて白馬三山は見ることができない。
仲間が二人雨を避け橋の下で１時間のスケッチを始めるという。。。
私は寝不足で体温が下がっている。
動いていれば熱くなるが、じーとしていると寒さにブルブル震えてくる。
スケッチを諦め、林の中をフキノトウ探しに歩き出した。
なんとか天婦羅にできるぐらいのフキノトウが採れた。
でも、ここでカメラの電池切れ・・・シクシク
これから先は携帯カメラに頼るしかない。。。





追加写真：ふきのとう天婦羅＆ゴボウのかき揚げ


１時間が過ぎ　大町のホテルへ
夕食はバイキング、ビールとワインも少々いただいた。
部屋に戻ると・・バタンキュ～〓■●〓　　バタッ!

４月２日（金）良く眠れた、、、朝食もバイキング・・・　食べ過ぎた～～！
腹ごなしに部屋の窓から早描きスケッチを一枚　ほぼ完成。

お昼まで雨はあがらない。
戸外スケッチは無理。。。　どこへ行こうか・・・
とりあえず、木崎湖へ１時間のスケッチ予定でホテルを９時半チェックアウト。
でも、木崎湖に着くと強風がふきあれる。
集合時間まで春の山菜観察に林の中にはいる。
タラの芽の木が凄い数・・・　うむぅ。芽は出ていない。。
しおれながら坂道を集合場所へ歩き始める。
でも、スケッチおばさんは転んでもただでは起きない。
なんと！ツチグリを発見！！　写真では見たけど・・
生まれて初めて見るツチグリ。
傘の先きでチョンチョンして茶色いけむり（胞子）も確認した。
うむぅ。。。下も向いて歩こう～♪


集合時間を待たずに大粒の雨が落ちてきた。
さて、次ぎはどこへ行こうか？候補にあがったのが大町山岳博物館。
ここも小高い丘の上にありアルプスを観るには絶好のビューポイント。
山岳資料展示・山の動物・鳥・蝶の剥製の展示をざーと見る。
山の資料がたくさん展示してあり、とても面白い博物館だ。
今度、ゆっくり訪れたい。
そして、残った１時間強で三階の展望室から一枚スケッチ。　記・4月4日


大町山岳美術館にて　Ｆ６号　ペン・透明水彩