幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

珍客現る

2024-01-13 | 野鳥

公園の池には、昨日、珍しい鳥が舞い降りた。

小さなこの池ではめったに見ることのない、「コサギ」ではないだろうか。

真っ白な姿がなかなか美しく、舞い降りた瞬間池の周りの人たちも驚いた様子であった。

「お気に入り」の場所にはならなかったのか、ほんのわずかな時間滞在しただけで飛び去って行った。

 


年明けうどん

2024-01-12 | グルメ

言い出しっぺはどの辺りなのか分からないが、ときどき「年越しそば」に対して「年明けうどん」という言い方を目や耳にする。

もとより蕎麦もうどんも好きなので、大いに結構なことである。

遅まきながら、きょうのお昼は「よしふじ」(東京・小平)さんで年明けうどんとした。

 

うどんつゆには、豚の細切れとネギが煮込んであり、この熱い汁に冷たいうどんをつけていただく。

薬味は、きざみネギとすりおろしたショウガが付き、ゆでた小松菜が添えられている。

この量で「普通」の盛りであり、注文すれば「大もり」も「特もり」もあるが、私には普通で十分なボリュームである。

 

箸でつまんで腕一杯に持ち上げても、まだざるから離れないほど長く打たれている。

真白ではない素朴な色合いも、うどんに残る地粉(小麦)の香りも醤油のつゆによく合いおいしかった。

うどんにあやかり、太~く長~い人生を願おう。

 

 

 


野鳥たちにも春の到来

2024-01-09 | 野鳥

春は野鳥たちにとっても恋の季節。

パートナー探しや巣作りの場所探しの活動が活発になってきたようである。

公園の池にも、昨年11月から一組のカルガモのカップルが飛来するようになっているが、時々別のカップルもやってくる。

さして大きくはない池では、そんな時、二組の間で激しいバトルが生じることがある。

巣作りの場所確保、あるいはメスの横取りが狙いなのであろうか、激しくやりあう。

 

池に侵入した相手を、威嚇して追いかける。

追われた方は一目散に逃げる。

 

たまらず池の外に逃げだしたカップル。

相手から受けた冷たいしうちが恨めしそうである。

 

追われたカップルは、近くを流れる用水路に移動する。

今度は、この公園を縄張りにしているのであろうか、カラスが木から舞い降りてきた。

「邪魔者は他所に行け」とばかりガーガーと大声をあげ続ける。

 

年が明けて、野鳥の動きが活発になってきた。

その種類も数も増えてきて、観察する方にとっては春から夏が一番おもしろい季節であろう。

カルガモの繁殖期は4月から7月と言われているので、彼らにとってはこれから忙しい時期である。

 


千両・万両で景気よく

2024-01-02 | 花木

「千両」、「万両」とは、景気の良い名前が付いている植物である。

毎年お正月に飾る正月飾りには、松や菊のなかに「千両」の真っ赤な実が目立つ。

正月飾りには欠かせない縁起物である。

 

こちらは千両より一桁多い「万両」である。

遊歩道の脇、もみじの木の根元に数株生えているが、この赤い実が付いていないと気が付かないで通り過ぎてしまう。

千両と葉っぱがよく似ていて、真っ赤な実も似ている。

 

万両は、その実を食べた野鳥によってタネが運ばれ、新たな場所に芽を出して成長することがあると聞いた。

家の前にもそっくりな葉の木が、雑草の中で2~30cmに育っている。

葉の形がそっくりだが、確かに「万両」なのかどうかは分からない。

実がなる迄にあと何年もかかかるであろうが、お正月を迎えるつど思いだして見守っていきたい。

 


明けましておめでとうございます

2024-01-01 | 日記

明けましておめでとうございます。

今年も拙い文章に写真を添えてBlogを書いてまいりますので、お付き合いいただけましたら幸いです。

 

元旦は朝寝坊して、お屠蘇、お節料理で新年をお祝いしました。

三段のお重は、暮れに注文しておいたものを並べただけです。

伝統的なおせちに、洋風のものも少し入っていて時代の変化を感じさせてくれます。

お屠蘇の後は日本酒に替えたが、朝からのんびり呑めるのもお正月ならではのことです。

 

お雑煮はごくシンプルなもので、鶏や、ニンジン、大根、小松菜などが入ります。

汁はカツオ節と昆布でだしを取った醤油味、関東ですので、お餅はもちろん「角」です。