幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

東北の旅ー秋田「ねぶり流し館」

2023-06-12 | 旅行

秋田のまつりと言えば「竿燈まつり」が思い浮かぶ。

ぜひその祭を見たいのだが、まだ実現はしていない。

今回の旅行で、せめて雰囲気だけでも味わおうと「秋田市民族芸能伝承館(ねぶりながし館)」を訪ねた。

一階のホールでは、竿燈の展示がみられるほか、観光客などが実際に手にしてみることができる。

 

見上げる高さの、最大級の竿燈。

 

小さくて軽いものから、大きくて重いものまで展示されている。

説明して下さった方のお孫さんも、子供用の竿燈で練習をしているとのことだった。

 

備えてある法被をお借りして、格好をつけてチャレンジしてみる。

提灯がたくさんついた竹竿は重量があり、なおかつ、竿は真っすぐではなく曲っている。

まず、竿燈を立てるのがむずかしい。

「手を動かして重心を取ろうとせず、倒れそうになる方向に身体を移動しなさい」と教わった。

何回かトライしたが、とうとううまく出来なかった。

 

大きなものは、その長さは10mを超え、かなりの熟練を要するであろうことはよくわかった。

手、ひたい、肩、腰などに載せて均衡を保つワザをぜひ見て見たいものである。

お囃子の響く中、灯の灯ったたくさんの竿燈が、一斉に立ち上がった様子はさぞや壮観であろう。



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