幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

やっぱり信州蕎麦・6

2021-09-02 | グルメ

そば好きにとっては、各地のそばを食べ歩くのはとても楽しい。

そのうち、ああだ、こうだとウンチクを傾けるようになり、それがまた楽しい。

 

我々が日頃食べている「そば」は、蕎麦の実を挽いて粉にし、煉って、のして、ほそく切って、ゆでる。

「そば切り」と言われる、この形になったのはいつ、どこでなのだろうか。

その起源についてのむずかしい話は、その道の専門家にお任せするしかない。

ただ、私にも、歴史を訪ね食べ歩くことはできる。

 

信州には、「そば切り」はここが発祥と名乗りを上げている場所があった。

中山道本山宿(長野県塩尻市)にある「本山 そばの里」は、以前、偶然通りかかって入ったお店だった。

建物も比較的新しく、看板を見なければ、お蕎麦屋さんとは思えない外観である。

 

ここが、「そば切り発祥の里」であることが掲示されていた。

お店では、地元のお母さんたちが「そば切り発祥の里」を盛り上げようと、頑張っておられるのが見えた。

こんなご時世で、どんな様子であろうか。