再び、森友問題を考える

私達高齢者のことを、情報弱者と言われている。
一般的に、高齢者は、新聞、テレビしか見ないので、偏った情報しか得ない、ということらしいがー。

必ずしも、そうではない。
私など、むしろ新聞は（購読しているのは朝日だが）頭から信用していないし、テレビも、ニュース、情報番組は見るが、ワイドショー的なものは、見ない。

自分で正しく判断し、知ろうとして調べなければ、世の中の一方的な方向へ、流されやすい。
真実を見誤り、それがとんでもなく、大きな問題となったりするのを、目の当たりにしている。
私は今回のことを(森友問題）、以前からずっとそう思っていた。

事柄を原点に戻して、考えたい。
分かりやすく言うと、ひとりの詐欺師のために、大きく振り回されてきた、と、言わざるを得ない。

彼は、詐欺師である。
彼が今、拘置所にいるのは、補助金詐欺をはたらいたからである。
彼がどれだけ、自分の都合のいいことを、言ってきたかー。
それに振り回され、国会でやり合って、国民も惑わされている。
そのことを、私はずっと、もどかしい思いで見守っていた。

そして今、真実は、少し分かり始めてきた。
それを感じる人も、私を含め、少なくないと思う。

この問題の本質が、ややそこにあった、と見えたのである。
やがて、すべては明らかになるだろうか、いや、まだまだ疑惑は続くのだろうか。

以上、私なりの、現時点での拙い見解を記してみた。
物事は、流動的で、明日何かが起きて、何か間違っていた、と、思えるかもしれないけれどー。