NHK Eテレ「らららクラシック」、昨夜は映画「禁じられた遊び」の主題曲であった。
この曲は、名曲中の名曲。
もちろん今も、YOUTUBEででも聴くことはできるが、Eテレのそれは、懐かしい映画のシーンも挟んであって、私は思い出深く聴いてしまった。
遥か、60数年前の、本当に懐かしい映画のシーンが蘇った。
私が中学生の頃だった。
映画好きのお友達と二人で、こっそりと映画館へ行って、観た。
当時は、中学生が保護者なしで映画館に行くことを、学校で禁じていたが・・・・、こっそりと行ったのである。
あどけない、可愛い、都会の少女(4才くらいか)と、ちょっと年上の田舎の男の子の、短い間を共に過ごした、そして、気持ちを通い合わせた、そんな物語だけど、その中にしっかりと反戦を謳い上げていた。
戦時中のフランスのどこか、都会のどこかからかやって来た少女一家は、その時空襲警報が鳴り、逃げる途中で少女の両親は弾に当たって即死、その時抱いていた子犬も死んで、少女は一人、その子犬を抱いてさまよっているところを、農家の主人に保護される。
そこで少女は、係りの人が少女を連れにくるまでの間を過ごすことになる。
突然やって来た少女を、可愛がり、面倒を見る男の子。
やがて・・・・、少女は迎えの人に連れていかれ・・・・。
そして、どこかに向かう駅のプラットフォームで、しばらくの間を待たされている時に、ふと、人混みの中に母親に似た人を見つけ、その人を追って走り出し・・・・、人混みの中にもまれて、消えて・・・・。
映画はここで終わる。
あの少女は、あれからどうなった? と思わせる、切ない終わり方であった。
泣いてしまう、そんなラストシーンであった。
この映画の全編に流れていたのが、このギター曲「禁じられた遊び」である。
スペインのギタリストが弾いていたそうだが、この、物悲しい、ギターの音(ね)が、物語の中の悲しみをかきたてる。
切なさが、湧き上がってくる。
戦争の悲惨さを、訴える。
題名の「禁じられた遊び」は、子供たちが遊びに興じていたお墓遊びと思っていたが、これは、戦争という「禁じられた遊び」を意味するものであったのだろうと、今、私は思うのである。
この曲は、名曲中の名曲。
もちろん今も、YOUTUBEででも聴くことはできるが、Eテレのそれは、懐かしい映画のシーンも挟んであって、私は思い出深く聴いてしまった。
遥か、60数年前の、本当に懐かしい映画のシーンが蘇った。
私が中学生の頃だった。
映画好きのお友達と二人で、こっそりと映画館へ行って、観た。
当時は、中学生が保護者なしで映画館に行くことを、学校で禁じていたが・・・・、こっそりと行ったのである。
あどけない、可愛い、都会の少女(4才くらいか)と、ちょっと年上の田舎の男の子の、短い間を共に過ごした、そして、気持ちを通い合わせた、そんな物語だけど、その中にしっかりと反戦を謳い上げていた。
戦時中のフランスのどこか、都会のどこかからかやって来た少女一家は、その時空襲警報が鳴り、逃げる途中で少女の両親は弾に当たって即死、その時抱いていた子犬も死んで、少女は一人、その子犬を抱いてさまよっているところを、農家の主人に保護される。
そこで少女は、係りの人が少女を連れにくるまでの間を過ごすことになる。
突然やって来た少女を、可愛がり、面倒を見る男の子。
やがて・・・・、少女は迎えの人に連れていかれ・・・・。
そして、どこかに向かう駅のプラットフォームで、しばらくの間を待たされている時に、ふと、人混みの中に母親に似た人を見つけ、その人を追って走り出し・・・・、人混みの中にもまれて、消えて・・・・。
映画はここで終わる。
あの少女は、あれからどうなった? と思わせる、切ない終わり方であった。
泣いてしまう、そんなラストシーンであった。
この映画の全編に流れていたのが、このギター曲「禁じられた遊び」である。
スペインのギタリストが弾いていたそうだが、この、物悲しい、ギターの音(ね)が、物語の中の悲しみをかきたてる。
切なさが、湧き上がってくる。
戦争の悲惨さを、訴える。
題名の「禁じられた遊び」は、子供たちが遊びに興じていたお墓遊びと思っていたが、これは、戦争という「禁じられた遊び」を意味するものであったのだろうと、今、私は思うのである。