ゆったりと、ぼちぼちですが････

菅総理の就任の際の、「自助、共助、公助」の発言が物議をかもしているようである。

枝野代表など、「政治家が自助と言ったら責任放棄」と言う。
国民の中でも、「自助、共助が出来る社会を実現して欲しい。国民の実質賃金が下がり続けている状態で、自助は難しい。共助も、暮らしにゆとりがなくては出来ない」と言う声もある。

しかしながら、「自助、共助、公助」という、基本理念は大切。
公助が先というのは、社会主義国家ではないので････。

「自助」の本来の意味は「自立」
これが国家の軸である。
共助、公助はあくまでも脇役であって、これが自助に先んじれば、本人の生きる意志、意味を奪ってしまいかねない。
もちろん、今のコロナ禍にあっては、公助が先にあるべきとは思うけれど。

ところで････、
イタリア人はディベートが好きという。
そしてそれが、とても上手い。
話さなければ、それは相手に通じないではないか、と思うらしい。

日本人はどうか。
自分のことや考えを、あまり口にしないように心がける。
がしかし、最近は、ネットに於いて、どの人も、よく言いたいことを言っている。
ツイッター上の言い争いや、炎上も多い。
文字での戦いが、日本人には向いているのかも。

というわけでもないが、私も、普段から人と論争したこともなく（夫ともです）、ひとり考えを巡らせていて、つい、その思いをブログに書いていることが多くなりました。
日常のことの、書くことがなくなり、そのかわり、何か心に止め置かずにいられなくなった事柄に対して、ブログに書いてしまっています。

そんな訳でありまして････、
今後はそういった気持ちの赴くままに････、
これからは、ゆったりと、ぼちぼちと、ブログに関わっていこうと考えています。

「命の優先順位」

シルバーウイークが明けました。
行楽地は、どこもGOTOキャンペーンもあってか賑わっていました。

若い人が楽しんでいるのを見るのも嬉しく、息子たちの所もどこかへ出かけているのかと思っていたら、夕方、次男夫婦がちょっと立ち寄ってくれました。
ちょとした用もあり、そして、お菓子の差し入れをー。

玄関先での立ち話の短い時間ではありましたが、まさに、なぎ状態だった我が家の生活の中に、少しだけ、さざ波の立ったような感じ････。
顔を見るだけで、嬉しくなっている有様です。

ところで、このコロナ生活の中でのことを、作家の曽野綾子さんが、＜高齢者がコロナで亡くなることは、或る意味覚悟しているので、そのために、若い人の行動や人生を制限するのは、高齢者の立場として申し訳ない、どうか、そんなに高齢者に気を使わないで、いい。高齢者への過剰な配慮は不要＞と書いておられた。

曽野綾子さんは、「命の優先順位」をおっしゃっておられる。
老いも若きも命は平等であると考えるのはおかしい、高齢者は、コロナに感染しないでも残りの人生に限りがあるからー、と。

そう言われる意味はよく分るし、異論のある人もいるだろう。
私は、曽野綾子さんのように、クリスチャンではないので、死は怖いし、出来るだけ、生きていたいと願う。

それだから、私は、私自身の身は過剰な限りでも守りたいと、そう願い、そう行動する。
自分自身の自粛生活は、甘んじて受け入れます。

又、桜、をやるつもり････？

ジャパンライフの悪徳商法、政治家や著名人が、勝手に広告塔に仕立て上げられていたようである。
名前や写真を勝手に使われていた人もいるが、朝日新聞の元政治部長のように、多額の顧問料を受け取り、長期にわたり、はっきりと商法に加担していた人もいる。

信用して、多額のお金を出資して、騙されたと怒る人、でも、欲を出して騙されるのは、自己責任である。

ところでこの件で、又野党は、”桜を見る会”を追求するようだが（そんなことをやっている場合ではないと思うが）、やればやる程、自分達の評価の下がることに気づかないのだろうか。

ところで、またまたマスコミが、このことの政府の責任はないのか、再調査するのかと、通り過ぎる菅総理に投げかけていたが、総理は、無視して無言で通り過ぎていた。

これ、安倍さんだったら、通り過ぎようとして、でも一応立ち止まり、そして何か一言ぐらいは、気持ち、笑みを込めながらやんわりと言うだろう。（但し、当たり障りなく）

これがもし河野太郎さんだったら････、と思った。
河野太郎さんなら（のちに総理になるとして）どうか。
立ち止まって、そして、おもむろに、毅然と、簡潔に言うと思う。「致しません」と。

これって、3人3様の対応の仕方の、その人それぞれの性格の表れだろう。
誰が良いとか、一概には言えないが････。

菅内閣発足

立憲の議員の、菅総理の「出自を明らかにせよ」との発言をめぐり、ツイッターで謝罪を行ったとある。
菅総理が秋田の農家の出身であるとかが、それがどうした。

朝日新聞”天声人語”
菅さんは、雪深い秋田の出身で、地方のことを大事にする政治家のイメージだが、異論を差し挟むのを許さない、冷徹なリアリストの政治家か、とあった。

ここで、秋田出身だからなどど勝手にイメージして、出自がどうのこうの。
おかしなことを言う。

菅内閣発足、「継承」「守り」である。
安倍さんの実弟の、岸　信夫氏（防衛大臣）
加藤　勝信氏（官房長官）
河野　太郎氏（行革大臣）
いずれも実力者である。

菅さんが河野さんを育てようとしているのが分る。

女性の大臣が少ないと、NHKのアナウンサーが言っていたが、私は、女性とか男性とか、言うのがおかしいと思う。
実力者に男性が多いということである。（残念ではあるが）

相変わらず野党は（枝野代表）、亜流内閣などと悪口。
仮にも党首であるなら、恨みつらみの透けてみえるような言葉を吐くべきではない。

安倍政権とは政策論争ができなかったので、安倍個人を、ほとんど捏造で非難していた野党。
批判や悪口が野党の仕事だと思っているのかと言いたい。

自民党新総裁

自民党の新総裁に、菅義偉氏が決まりました。
私は、その総裁選の行われた両院議員総会の様子を、テレビで見ていました。
自民党らしく、粛々と行われていました。

この日は安倍さんの退陣式でもありました。
ちょっと、じんとする気持ちもあり、そして、新しい総裁の誕生を期待する気持ちもありでした。

菅さんは、安倍さんに比べるとやや地味な感じを持たれるやもしれませんが、官房長官として7年8ケ月を務めてこられた方です。
とても能力のおありの方と伺っています。
安倍政権を継承するには、一番相応しい方と思えます。

菅さんは、トツトツと、でも、キッパリと物事を言われる。
安倍さんは、人が良すぎて、言葉に、突っ込まれたり揚げ足を取られたりしていたが、菅さんはある意味、それらのことをよく学んでこられたろうと思います。

こうして、時代は移り変わっていくのです。
そして、次の人々の関心は、人事、解散総選挙に移っていくのでしょうか。

誰が総理になっても難しい世の中。
しっかりとした、かじ取りをして頂きたいと思います。